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エコキュートを使用している方や購入を検討中のみなさんは、実際にエコキュートにかかる電気代がどのくらいかご存じでしょうか?
こちらの記事では、エコキュートの電気代の解説をはじめ、よりお得にエコキュートを活用するための節約方法など、エコキュートと電気代にまつわる必見情報をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
エコキュートの電気代は使用している機器や加入している電気料金プランによって異なりますが、一般的には年間で約18,000~30,000円程度である場合が多いようです。
つまり毎月約2,000~3,000円程度の電気代がかかっている計算になります。
また、北海道や東北などの寒冷地では年間で約25,000~35,000円程度と、一般地に比べ2〜4割程度高くなるようです。
もしもこれらの相場よりも電気代が高い場合には、一度エコキュートの使用状況を見直してみてください。
次に世帯別の月間平均を見ていきましょう。
・1人暮らし:約11,222円
・2人暮らし:約14,049円
・3人暮らし:約15,588円
・4人暮らし以上:約17,416円〜
これらの金額だけ一見すると、「エコキュートを導入してもこんなにかかるの?実際に節約できているの?」と感じる人もいるかもしれません。
しかしながら、都市ガス用給湯器とエコキュートの光熱費を比較すると、およそ6、7割程度ランニングコストを抑えることができているんです。詳しくは後ほど解説します。
エコキュートの電気代が相場よりも高い場合や、より電気代を節約したいと考えている人も多いはず。まずは、エコキュートの電気代が高くなる理由を知っておきましょう。
高い電気代の大きな理由として、「昼間に湧き増しをたくさんしていること」が挙げられます。
例えば夜間の電気代が安いプランに加入しているにも関わらず、昼間にお風呂の湧き増しなどをしてしまうことで、電気代が高くなる傾向があります。
昼の湧き増しを行うと、夜に湧き増しするよりも単純計算で約2~3倍の電気代がかかってしまいます!
また、エコキュートのピークシフトプランに加入している場合は、夜に比べて最大約5倍もの電気代が発生してしまいます。
そのため、電気代を抑えるには……
・ご家庭のエコキュートのプランを再確認
・割高になる時間の湧き増しを避ける
・割安の時間帯に湧き増しをする心掛けをする
これだけでもエコキュートの電気代を下げられる可能性が大いにあります。まずはプランを確認してみましょう!
エコキュートの導入をしたからといっても、使い方次第では導入前よりもランニングコストが高くなることもあります。
使い方をあまり気にしていなかった方は、これから紹介するエコキュートの節約方法を今すぐ実践してみてください!
エコキュートの電気代は、以下の3つの方法で節約することができます。
・電気代が安い時間帯を中心とした生活を心掛ける
・湯切れを起こさないように注意する
・冬や寒い日などは追い炊きではなく”足し湯”を使う
それでは、一つずつ解説していきます。
先ほども少しご説明しましたが、エコキュートは契約しているプランによって電気代が安い時間と高い時間があります。
例えば、関西電力が提供している「はぴeタイムR」は夜間時間の料金単価は安く、逆に昼間の時間の料金単価は高くなるプランです。
このようなエコキュートのプランを最大限活かすためには、エコキュートを導入している人は夜間に電気を使うような生活リズムが不可欠です。
例えば、朝風呂の習慣がある人は夜にお風呂に入るように生活リズムを変更してみたり、昼間のスマホの充電を避けて夜寝る前に充電しておくことなどが大切です。
前述でエコキュートの電気代が高くなる理由の一つに、「昼間に湧き増しをたくさんしていること」と挙げました。より具体的には、昼間にタンクの中で湯切れを起こしてしまった際、自動湧き上げを頻繁に行っていると考えられます。
エコキュートの湯切れを起こさないよう、お湯をいつもよりもたくさん使う予定がある場合には、前日に少し多めにお湯を沸かしておいたり、自動湧き上げの設定自体を切るようにしてみるのも良いかもしれません。
エコキュートの湯切れを起こさないためには規則正しい生活も重要になってきますので、これを機に生活リズムの改善を試みることもおすすめです。
寒い時期のお風呂は、どうしても短時間で冷めてしまいがちです。
誰かが入浴するたびに毎回追い炊きや自動保温機能を使っていると、やはりエコキュートの電気代は高くなります。
何故なら、追い炊きをする際に冷え切ったタンクの中の熱を温めるのに電気を消耗してしまうからです。
一方で足し湯の場合、元からタンクにある温かいお湯をそのまま足すため、余分な電気を使用する必要がありません。その分の電気代を節約することができます。
オール電化を導入していれば、一般的にガスを使用するよりも毎月の光熱費を抑えることができます。
エコキュートやIHだけでも十分節約は可能ですが、今よりもさらに光熱費のランニングコストを抑えたい人は、太陽光発電の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
もちろん太陽光発電の導入には初期費用が発生してしまいますが、長い目で見れば大きな節約効果が期待できます。
自家発電した電気を使うことで、電力会社からの電気購入量を抑えることができ、電気代の節約に直結させることができます。
また、発電したものの使わなかった・余った電気は、そのまま電力会社に売ることで「売電収入」を得ることができます。
早めに太陽光発電を導入していれば、生涯の電気代を100万円以上節約することも可能です。
今すぐ無料見積もり descriptionエコキュートの導入は数十万円ほどかかってしまうため、いくら光熱費を抑えられるといっても中々手を出しにくいと考える人も多いのではないでしょうか?
そこでガス給湯器使用時の光熱費と、エコキュート導入後の光熱費の比較をご覧ください。
【ガス給湯器の光熱費】
・電気代:11,400円
・ガス代:8,000円
・合計:19,400円
【エコキュート導入後の光熱費】
・電気代:13,600円
・ガス代:0円
・合計:13,600円
あくまで目安になりますが、エコキュートを導入すると毎月5,800円、年間で69,600円ほどの光熱費を節約できていることになります。
「エコキュートを導入しても、その分電気代が高くなるから光熱費の合計はあまり変わらないんでしょ?」と誤解して関心を抱かない人もいらっしゃいますが、それはもったいない!
上記でもわかるように、エコキュートを導入すればほぼ確実に今の光熱費よりも安く抑えることができます。
とはいえ、実際にエコキュートを利用していないのに、電気料金が今よりもどれくらい増減するのか分からないと不安ですよね。
そこで、ここからは一般的な電気料金プランとエコキュートの違いをご紹介していきます。
【エコキュートのメリット】
・夜間の電気料金が安いプランに加入できる
・土日祝割引プランもある
・ガスを使わずに済む
【エコキュートのデメリット】
・昼間の電気料金が割高になる
・機器導入の初期費用として数十万円程度必要
・住んでいる地域によってはエコキュートの種類を選ぶことができない
【電気料金プランのメリット】
・24時間365日いつ電気を使用しても料金が変わらない
・申し込みが簡単
・使用する電力会社の種類を選べる
【電気料金プランのデメリット】
・電気料金を下げることは難しい
・電力のピークをシフトすることができない
エコキュートと電気料金プランには以上のようなメリットとデメリットがあります。
やはり最大のデメリットでもある初期費用がネックとなり、導入に至らない方も多いでしょう。数十万円するエコキュートを導入しても、光熱費が安くならなければ意味がないと懸念されるお気持ちもわかります。
しかし、エコキュートは導入する時期が早ければ早いほど、生涯で光熱費を節約できる額が変わります。
毎月の光熱費を下げることができるエコキュートを是非一度検討してみてください。