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エコキュートの寿命・耐用年数はどのくらい?自分でできるかんたんなメンテナンス方法をご紹介

エコキュートの寿命・耐用年数はどのくらい?自分でできるかんたんなメンテナンス方法をご紹介

2001年4月にコロナが世界初となるエコキュートの販売を開始して、22年が経ちました。省エネ性能の高さから人気のあるエコキュートですが、従来のガス給湯器のように寿命もあります。

ガス給湯器と比較するとやや値の張るエコキュートですから、せっかくなら長く使い続けたいですよね。今回はエコキュートの寿命について解説し、寿命を延ばすためにご自身で行なっていただけるメンテナンス方法をご紹介します。

エコキュートの寿命はどのくらい?

エコキュートの寿命・耐用年数はどのくらい?

エコキュートの耐用年数はヒートポンプユニットが5〜15年貯湯タンクが10~15年程度とされており、従来のガス給湯器の寿命に比べやや短いか、同程度であることが分かります。

この年数は、後ほど解説する設置場所の環境や日頃のお手入れによって左右されることもあります。

故障がきっかけのお問い合わせ

販売開始から20年以上が経った現在、さまざまなお客様からお問い合わせをいただくうちに、エコキュートの寿命のリアルな数字が見えてくるようになりました。

最近では、故障をきっかけに弊社にお問い合わせいただく方が増えています。直近のお問合せ数十件の内容を振り返ってみたところ、10年目という方と15年目という方が特に多く、ほぼ同数いらっしゃいました。

10年未満や、はたまた16年以上という方はわずか数件で、ほとんどのお客様は10〜15年目のうちにエコキュートが故障してしまっているようです。

やはり、エコキュートの寿命が10〜15年程度であることは間違いないようです。

エコキュートの保証期間

エコキュートの保証期間

エコキュートには、部位ごとにメーカー規定の保証期間が設けられています。保証期間内であれば、万が一故障が発生した場合でも、規定に則りメーカーが無償で修理対応してくれます。

エコキュートの基本的な保証期間は以下の通りです。基本的に、どのメーカーでも設けられている期間に大きな差はありません。ただし、東芝のエコキュートはすべての部位に5年保証が付帯しています。

こうした無償の製品保証のほか、メーカーによっては有償(最大3万円程度)でエコキュートの保証期間を最長10年にまで延長することができる「延長保証」が用意されています。

保証期間は過ぎているけど、まだ10年も経っていないという頃合いにエコキュートが壊れてしまったとしましょう。延長保証に加入していなければ、修理費用がまるまる負担となってしまう上、場合によっては本体まるごと交換することになり、かなりの痛手となってしまいます。

エコキュートを購入する際には、ぜひ延長保証への加入もご検討ください。なお、エコ電気サービスでは独自の住宅機器延長保証サービスもご用意しております。

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自分でできる!エコキュートの寿命を延ばすメンテナンス方法

ここからは、自分でできるエコキュートのかんたんなメンテナンス方法をご紹介します。エコキュートの寿命を伸ばすには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

なお、詳細なメンテナンス方法はメーカーや機種によって異なります。必ず取扱説明書を確認してからメンテナンスを行なってください。

貯湯タンクの水抜き

貯湯タンクの水抜き

はじめに、貯湯タンクに貯められているお湯・水を排出します。排水場所は機種やメーカーにより異なります。水抜きの方法は取扱説明書にも記載があるので、目を通すようにしましょう。

次にタンク内部を清潔なタオルできれいに拭き取りましょう。拭き掃除後のタンクに改めて水を貯め、そのお湯を生活の中で使うことになりますから、必ず清潔なものを用意してください。

使用済みの雑巾などで拭いてしまうと、逆に水質が悪くなってしまう恐れがあります。

ヒートポンプの水抜き

ヒートポンプの水抜き

ヒートポンプの水抜きは、「空気抜き」とも呼ばれる、ヒートポンプユニットを長持ちさせるために必要なメンテナンスです。機種により手順が異なることがあるので、詳細は取扱説明書をご確認ください。

タンクとヒートポンプ、どちらも半年に1度は水抜きを行うことが効果的です。

浴槽アダプタのお手入れ

浴室や浴槽を掃除するついでに、定期的に浴槽アダプタを清掃してください。

浴槽アダプタは、浴槽内に取り付けられているお湯の出口です。ここに汚れや不純物が詰まっていると、エコキュートの動作に負荷がかかってしまいます。

カバーを取り外せるタイプであれば、ぜひブラシなどで詰まりを取り除いてあげてください。

定期的に本体を拭く(塩害地域)

定期的に本体を拭く(塩害地域)

耐塩害仕様のエコキュートとはいえ、やはり経年によるサビや腐食は避けられません。

海岸沿いに設置されたエコキュートは、外装パネルに海塩粒子が付着しています。付着した粒子は雨水によって洗い流されるようになっていますが、定期的に拭き取ってあげることが大切です。

逃し弁のチェック

逃し弁は、エコキュートにかかる圧力を一定に維持するはたらきがあります。

年に2、3回ほど、エコキュート本体下の排水口から水が出ていないか確認してあげてください。

もしも水が出ているようであれば、エコキュート本体上部にある逃し弁のフタを開けてレバーを起こしたり戻したりすることで水圧を調整しましょう。

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エコキュートの寿命が短くなってしまう原因

いくら経済的で光熱費を節約することができるといっても、エコキュートは決して安い買い物ではありません。せっかくなら、できるだけ長く使っていきたいですよね。

「寿命が短くなってしまう原因」をあらかじめ知っておき、できることから対策するようにしましょう。

地域に不適合な機種の使用

地域に不適合な機種の使用

エコキュートには、一般地仕様・塩害地域仕様・寒冷地仕様の3つがあります。

海岸沿いにお住まいの場合は塩害による劣化に強い「耐塩害仕様」を、降雪量の多い寒冷地域にお住まいの場合は、エコキュートが凍結してしまわないよう「寒冷地仕様」のエコキュートを選ぶ必要があります。

地域に合わない一般地仕様の機種を使っていると、劣化が早く進んだり、お湯をつくる機能が十分に働かない恐れがあります。耐用年数に影響が出る可能性も高くなってしまいます。

お住まいの地域が対象になっているかご不明な場合は、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

水質に不適合な機種の使用

水道水はお住まい地域のによって、水質が大きく異なります。

例えば、付近に温泉があり温泉水を使用している場合や、ご自宅の地下水・井戸水などを使用する場合は、それらに対応したエコキュートを選ばなければ、やはり耐用年数に影響が出てしまいます。

また、井戸水を使用する場合には事前の水質検査が必要です。通常のエコキュート導入に比べ手間が増えてしまう点には注意が必要です。

入浴剤の使用

入浴剤の使用

エコキュートは機種やメーカーによって、入浴剤の使用が制限されています。硫黄を含む入浴剤等、内部のポンプが詰まって使用できなくなることもあるため要注意です。

とはいえ、バブやバスクリン、バスロマンなどメジャー商品を推奨品としているメーカーも多く、すべての入浴剤が使用できないわけではありません。

入浴剤をよく使用する方や、入浴剤にこだわりがある方は、使用しても問題ない製品を検討しましょう。

貯湯タンクの扱い方

貯湯タンクの扱い方

貯湯タンクは、実際に沸かしたお湯を保管するタンクです。エコキュートは基本的に翌日分のお湯を夜間に沸かすため、ほぼタンク内のお湯はほぼ毎日入れ替わります。

そんな貯湯タンク内のお湯を長期間放置しておくと、水垢などの不純物が溜まってしまい、故障の原因になることがあります。そうでなくても、お湯が不衛生な状態になってしまい、入浴に適さない水質になってしまいます。

旅行や出張などで家を長期間空ける場合は、タンク内のお湯・水を全て抜き、エコキュートのスイッチを切ることをおすすめします。

エコキュートの寿命は、こうした”日ごろの使い方”や”お手入れの有無”に影響されます。できるだけ長く使いたい方は、次に紹介するエコキュートのメンテナンスをなるべく定期的に行うことをおすすめします。

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エコキュート交換時期の目安

メンテナンスをしてもいずれ寿命を迎える

エコキュートは一生使えるものではなく、いつかは必ず壊れてしまいます。

メンテナンスを定期的に行ったとしても、使用開始より10~15年程度で、消耗部品の故障や致命的な不具合が出ることもあります。

メーカーの延長保証も終了した時期に故障が発生した場合、一度修理で復旧できたとしても、続けて別の箇所に不具合が出たなら、その都度修理代を負担しなくてはいけません。

快適な生活を送るためにも、設置から10年を超えての故障は交換のサイン、と考えておくのがよいでしょう。

エコキュート交換のサイン

エコキュート交換のサイン

エコキュートの故障にはさまざまな症状がありますが、寿命が近いことで発生する代表的なものは下記の通りです。

設置からまもなくこのような症状が出た場合には、初期不良や施工不良の可能性が考えられます。しかし10年が経過して起こった不具合であれば、エコキュートの寿命だとお考えください。

また、設置から10年が経過しているのであれば、こうした不具合の有無にかかわらず、新しいエコキュートへの交換を視野に入れておくことをおすすめします。

エコキュート交換のタイミング

エコキュートが故障した場合、内部に使われている消耗部品を交換することで継続してつかえる場合も多くあります。

では「故障した部品を都度交換すれば、丸々エコキュートを交換しなくてもずっと使い続けられるのか」というと、そうでもありません。

エコキュート内の消耗部品は機種ごとに異なるものが用いられており、販売終了から10年を目安にメーカーで部品の製造が終了してしまい、修理ができない可能性が高くなります

長く使い続けられたエコキュートであっても、販売終了から10年以上過ぎてから故障した際は、交換を検討するタイミングであるとお考えください。

エコキュートの寿命と寿命を延ばすメンテナンス方法 まとめ

エコキュートの寿命・耐用年数 まとめ

エコキュートの寿命と耐用年数について解説してきました。エコキュートの寿命の目安は、メーカーの延長保証期間でもある10〜15年程度です。

販売終了から10年を迎えてからの故障については、修理ではなく買い替えることをおすすめしております。

また、長くエコキュートを愛用していくには、おおきく以下の3点を心がけていれば安心です。

自身でのメンテナンスが難しい・時間が取れないという場合は、販売店や工事業者に依頼することもおすすめです。プロの点検によってトラブルを未然に防ぐことも期待できます。

まずは「設置環境に合った正しい機種の選定」からはじめることが大切です。機種が多岐にわたるエコキュート、どのメーカーや製品を選べばいいのかお悩みの際は、エコ電気サービスまでお気軽にお問い合わせください。

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