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オフグリッドとは。メリット・デメリットをエコ電気サービスがどこよりも詳しく徹底解説

話題の『オフグリッド』とは。どこよりも詳しく解説

『オフグリッド』という単語をよく目にするようになりました。

この記事を読んでいるあなたも蓄電池や太陽光発電について調べている時に一度くらいは見かけた事があるかもしれませんね。

しかし、オフグリッドとは一体どのようなモノなのでしょうか。

なぜ、最近になってオフグリッドが注目されているのでしょう。

今回解説していくのはそのオフグリッドについてです。

また、オフグリッドを活用した『オフグリッド生活』についても併せて解説していきます。

『オフグリッド』を活用した蓄電池の情報です。こちらもぜひ参考にしてください。

『オフグリッド』とは

『オフグリッド』とは

オフグリッドとは、電力会社の送電網(グリッド)に接続されていない状態(オフ)の事を指します。

もしくは電気を買わずとも太陽光発電などの発電設備を使って電気を自給自足している状態の事です。

簡単に言えば、『電力会社から電気を買わない』という事ですね。

例えば、山小屋などを想像してもらうと分かりやすいかもしれません。

電力会社の送電網が行き届かない場所では、水力発電やディーゼル発電機などを活用して電気を自給自足しています。

また、ホームセンターなどで購入できるソーラー発電式ガーデンライトなども立派なオフグリッド設備と言えます。

なぜオフグリッドが注目されているのか

なぜオフグリッドが注目されているのか

オフグリッドが注目されている理由の一つは世界的に推し進められている脱炭素化(カーボンニュートラル)に向けて非常に有効な手段だからです。

日本も含めた120以上の国と地域で2050年カーボンニュートラル、つまり2050年までに地球温暖化ガス(カーボン)の排出量を実質ゼロ(ニュートラル)にするという目標を掲げています。

日本において、この目標を達成する為には39.1%のCO2排出量シェアを計上しているエネルギー転換部門(発電所・製油所等)の削減が欠かせません。

その為に、一般消費者である我々にできる事の一つが同シェア14.4%を計上している家庭部門の削減、自宅のオフグリッド化です。

自宅をオフグリッド化し、家庭部門のCO2排出量を削減する事で間接的にエネルギー転換部門の削減に繋がります。

このような生活スタイルは『オフグリッド生活』と呼ばれています。

参考:環境省「2019年度(令和元年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について」

POINTオフグリッドはお財布にも環境にも優しい

環境にも優しい『オフグリッド生活』って?

環境にも優しい『オフグリッド生活』って?

電力会社から電気を買わず、太陽光発電や蓄電池を活用して電気を自給自足する生活は『オフグリッド生活』と呼ばれ、注目されています。

オフグリッド生活では災害等による停電の心配がなく、電気代もかかりません。

また、地球規模の目標である2050年カーボンニュートラルのおいても有効な為、ますます注目されていくでしょう。

3種類のオフグリッド生活

オフグリッド生活は家の中の電源をどの程度オフグリッド化するかによって3種類に分類できます。

以下がその種類です。

それではそれぞれを解説していきます。

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』

メインの電気は電力会社から購入し、照明器具や一部のコンセントなどを小規模な太陽光発電などを活用してオフグリッド化します。

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』であればAmazonや楽天市場にて10万円前後で必要な部材が購入可能です。

電気工事などの知識があればDIYできるので、手軽にオフグリッド生活を始められます。

以下の項目では一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のメリットとデメリットを解説してきます。

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のメリット①
発電電力が足りずに停電する心配が無い

オフグリッド生活には多くのメリットがあります。

その中の一つが、発電電力が足りずに停電する心配が無いことです。

オフグリッドとは、公共の電力網と独立して自家発電を行う生活方式です。

このオフグリッドを一部分に取り入れることで、電力会社からの送電が継続している上に、自家発電による電力も利用できます。

このようにオフグリッド生活を部分的に採用することで、発電量が不足した場合でも公共の電力網からの電力供給を受けられるため、安心して生活できます。

また、自然災害などで公共の電力網が損傷した際にも、太陽光発電があれば電力を確保できるため、より一層の安全性が確保されます。

オフグリッド生活は、エネルギー自給自足を目指す方にとって理想的な選択肢です。

結論として、オフグリッド生活を部分的に取り入れることは、停電のリスクを減らし、エネルギーの自給自足を目指す上で大きなメリットがあります。

発電電力が足りなくなる心配を軽減しつつ、持続可能な生活を実現することができるのです。

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のメリット②
ネット通販で部材を揃えられるので自作できる

オフグリッドを部分的に取り入れることのメリットは多岐にわたりますが、特に注目すべき点は、必要な部材をネット通販で手軽に揃えられることです。

この手軽さは、オフグリッド生活を実現するための大きな魅力と言えるでしょう。

さらに、一部分だけをオフグリッド化する場合、大掛かりな工事は必要ありません。

そのため、導入の敷居が低く、より多くの人々がオフグリッド生活を始めることが可能になります。

また、ネット通販で必要な部材を揃えることができるため、自分のペースで少しずつオフグリッド化を進めることも可能です。

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のメリット③
何もしないよりは電気料金が安くなる

オフグリッド生活を部分的に取り入れることは、経済的なメリットも伴います。

電気料金の節約はそのメリットの一つです。

照明など、特定の用途にオフグリッドシステムを導入することで、その分の電気料金が不要になります。

これは、何もしないよりも明らかに電気料金を安くする方法です。

オフグリッド化の過程で、太陽光発電などの自家発電設備を利用することは、公共電力網に依存する部分を減らすことにつながります。

結果として、電気使用量が減少し、電気料金が削減されるのです。

このように、オフグリッド生活への部分的な移行は、環境に優しく、かつ経済的にも利益をもたらします。

照明のような一部の用途をオフグリッド化するだけで得られる節約は、生活全体のコストを下げる第一歩となるでしょう。

このような取り組みは、環境への配慮と経済的利益の両方を求める人々にとって、魅力的な選択肢となります。

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のメリット④
電力消費量を削減し、環境に優しい

オフグリッド生活を部分的に実施することによるメリットの一つは、電力消費量の削減です。

この取り組みは、電力会社から購入する電力量を減らすことにより、環境に優しい生活を促進します。

例えば、照明や家電など、特定の用途にオフグリッドシステムを導入するだけで公共電力網への依存度を下げることができます。

これは、環境保全の観点から見ても大きなメリットです。

このような取り組みで電力消費を抑えることは、二酸化炭素排出量の削減にも繋がります。

太陽光発電をはじめとした、自然エネルギーを利用した自家発電は、化石燃料による発電と比較して環境負荷が低いため、地球温暖化の防止にも寄与します。

このように、オフグリッド生活は環境にも優しい選択と言えるでしょう。

一部分をオフグリッド化することは、電力消費量を削減し、環境に優しい生活を実現するための有効な手段です。

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のデメリット⑤
本格的なオフグリッドに比べ、電気料金の削減効果は薄い

オフグリッドを一部分だけ取り入れた場合、そのデメリットとして電気料金の削減効果が本格的なオフグリッドに比べて薄いことが挙げられます。

オフグリッド化する範囲が限定的であればあるほど、電気料金の削減効果も限定的になりがちです。

これは、全体の電力消費に占める自家発電の割合が小さいため、公共電力網からの電力購入量がそれほど減らないためです。

特に、照明や小さな電子機器など、比較的電力消費量が少ない用途にオフグリッドシステムを採用した場合、その影響は電気料金全体においては微小になる可能性があります。

しかし、このデメリットにも関わらず、オフグリッド生活を部分的に取り入れることは、エネルギーの自給自足に向けた第一歩として価値があります。

また、環境への影響を減らし、エネルギー意識を高めるという点では、大きなメリットがあります。

部分的なオフグリッド化から始めて、徐々に自家発電の範囲を拡大することで、電気料金の削減効果を実感することができるでしょう。

オフグリッドへの理解を深め、徐々に太陽光発電などの自家発電を増やすことで、これらのデメリットを克服することが可能です。

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のデメリット①
電気の知識が無いとDIYは難しい

オフグリッド生活を一部分でも導入することには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

特に、電気に関する知識がない場合、DIYでのオフグリッド化は難しいという点が挙げられます。

太陽光発電などのオフグリッドシステムの設置には、電気配線など一定の専門知識が必要です。

このような知識がなければ、安全なオフグリッドシステムを構築することは困難でしょう。

誤った電気配線は、単に設備が機能しないというだけでなく、火災のリスクを高める原因ともなります。

そのため、オフグリッド化をDIYで行う場合は、必ず電気工事に関する十分な知識と技術を備えた方が作業しなければいけません。

これらのスキルがない人が作業を行うと、自身だけでなく、家族や周囲の人々を危険にさらす可能性が非常に高くなります。

自身や知人にそのようなスキルを持つ方がいない場合、専門の技術者に作業を依頼してください。

このように、オフグリッド生活への部分的なDIYによる移行は、電気の知識がないと難しいデメリットを持ちます。

しかし、適切な知識を身につけること、または専門家の支援を得ることで、このデメリットは克服できます。

オフグリッド化を安全に実現するためには、十分な準備と正しい知識が不可欠です。

これらを理解し、適切な設置作業を行うことでオフグリッドのメリットを享受することが可能になります。

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のデメリット②
災害などでの停電時には自宅のほとんどが停電する

オフグリッドを部分的に取り入れることのデメリットの一つに、災害時などでの停電対策が不十分であることが挙げられます。

たとえば、照明や小さな電化製品は動作させることができても、冷蔵庫やエアコンなどの大きな消費電力を要する家電は使えない可能性が高いでしょう。

そのため、災害時において生活を支える基本的なインフラが機能しないことを意味し、快適性や生存に必要な環境を確保することが難しくなります。

このように、一部分をオフグリッド化した生活は、災害などでの停電時には自宅のほとんどが停電するというデメリットを抱えています。

このリスクを軽減するためには、オフグリッドシステムの範囲を拡大するか、非常用の電源を準備するなどの追加措置を検討することが重要です。

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』 まとめ

一部分をオフグリッド化した『オフグリッド生活』では自宅の電気のほとんどが電力会社から供給されています。

その為、雨の日が続くような梅雨時期であっても停電の心配はありません。

一方で、送電網のトラブルや災害の際に発生する停電では一部分しか電気が使えなくなります。

しかし、何もしていないご家庭よりも電気代が安く、停電にも強い家となるのは確実でしょう。

また、知識さえあれば業者に依頼せずともDIYで導入できるのもポイントです。

メイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』

先程とは逆にメインの電源をオフグリッド化し、補助として電力会社からの電源を残しておくのが、メイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』です。

既に太陽光発電をご自宅に導入しているご家庭は、このメイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』と言えるでしょう。

太陽光発電を設置すると、発電した電気をメインで使用し、足らない分や太陽が沈んだ夕方以降の電気を電力会社から購入します。

家庭用蓄電池も併設すると、太陽光発電単体に比べて、電力会社から購入する電気を少なくする事が可能です。

この太陽光発電と家庭用蓄電池を活用した『オフグリッド生活』は、電気代を削減しながら停電とは無縁の生活をおくる事ができます。

また、同時に環境へも配慮できる為、近年注目されている生活様式です。

以下の項目ではメイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のメリットとデメリットを解説してきます。

メイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のメリット①
大幅な電気料金の削減も期待できる

メイン電源をオフグリッド化することで得られるメリットとして、大幅な電気料金の削減があります。

太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用して日中に発電した電力を自宅で消費することにより、電力会社からの電力購入を大幅に減らすことが可能です。

この結果、電気料金の削減に大きく貢献します。

さらに、蓄電池を併用することで、昼間に余った電力を蓄え、夜間や天候が悪い時でもオフグリッドでの生活を継続することが可能です。

このようにして、24時間体制でオフグリッド生活を実現することができれば、電気料金の節約効果はさらに大きくなります。

オフグリッド生活に移行するには少なくない初期投資が必要になりますが、長期的に見れば、電気代の削減によってその投資を回収することが可能でしょう。

また、電力会社からの電力供給に頼らない生活をすることで、電気料金が値上がりした際の影響も最小限に留めることができます。

メイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のメリット②
発電した電気では足りない時には、電力会社から電気を購入できる

メイン電源をオフグリッド化したオフグリッド生活は、電力の自給自足によるエネルギー供給の自立性を高めることが大きなメリットです。

しかし、全ての電力を自家発電で賄うことが難しい場合もあります。

例えば、日中に雨が続いたり、大人数の来客がある場合などは、発電・蓄電した電力だけでは足らないケースもありでしょう。

そのような状況でもメイン電源をオフグリッド化したオフグリッド生活であれば、足らない電力は電力会社から購入できる柔軟性があります。

このメリットは、オフグリッド生活への移行を検討している人々にとって大きな安心材料となるでしょう。

メイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のメリット③
災害時なども停電の心配が少ない

メイン電源をオフグリッド化したオフグリッド生活には、災害時でも停電の心配が少ないというメリットがあります。

オフグリッドシステムは、太陽光発電などの再生可能エネルギー源を利用しており、日中に発電した電力を直接活用したり、余剰分を蓄電池に蓄えたりすることが可能です。

そのため、日中に発生した停電でも、太陽光発電が発電した電力を使用して、電気を復旧することができます。

夜間や日照条件が悪い時でも、事前に蓄電池に蓄えた電力を使用することで、停電に対応できるため、安定した電力供給が可能です。

特に災害時には、電力の復旧までに時間がかかることがありますが、メイン電源をオフグリッド化しておけば、そのような状況でも自宅で電力を確保することができます。

この自立した電力供給は、災害時の生活を支え、安心して過ごすための重要な要素です。

メイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のメリット④
環境にも優しい

メイン電源をオフグリッド化したオフグリッド生活には、多くのメリットがあります。

そのメリットの中でも環境に優しい点は持続可能な社会の実現に大きく貢献できます。

生活の中にオフグリッドを採用することにより、太陽光発電などの再生可能エネルギーから電力を得ることが可能です。

これにより、電力会社からの電力購入量を大幅に減らすことができます。

オフグリッドにより、電気を自給自足することは化石燃料の消費を減らし、二酸化炭素排出量を削減することにつながります。

このような行動は、地球温暖化の防止や気候変動の緩和に貢献するため、環境保護の観点から見ても大きなメリットと言えるでしょう。

オフグリッド生活は、一人ひとりが地球環境に対してポジティブな影響を与えることができる素晴らしい方法です。

メイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のデメリット①
設備の導入費用が比較的高い

メイン電源をオフグリッド化したオフグリッド生活には多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

その中でも特に重要なのは、設備の導入費用が比較的高いことです。

オフグリッドで必要とされる太陽光発電や蓄電池などの設備は、家庭が必要とする電力を確保するためには相応の規模が必要となります。

オフグリッド化に必要な太陽光発電の設置費用は、発電容量1kWあたり約25万円前後が適正な価格とされています。

蓄電池に関しても、蓄電容量1kWあたり約15万円前後が適正な設置費用です。

これらの設備投資は、長期的な視点で見れば電気料金の節約によって回収できる可能性がありますが、初期投資の負担は小さくありません。

そのため、オフグリッド生活を目指す際には、これらの設備投資の回収期間や、長期的な経済性を慎重に検討する必要があります。

メイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』のデメリット②
専門業者の工事が必要

メイン電源をオフグリッド化する際に直面するデメリットの一つは、その設置作業に専門業者の工事が必要となることです。

メイン電源をオフグリッドできる規模の太陽光発電や蓄電池の設置は、DIYでは対応できない複雑で危険な作業を伴います。

特に屋根上での太陽光パネルの設置作業などは、高所での作業が伴うため、安全面での配慮が非常に重要です。

このような作業は万が一の際には命にかかわる事故につながるリスクもあり、こ専門の技術と経験を持つ業者に依頼する必要があります。

知識や資格のない方が作業を行うことは、絶対に避けなければなりません。

メイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』 まとめ

メイン電源をオフグリッド化した『オフグリッド生活』では電気の購入量がかなり少なくなるでしょう。

その為、電気代の大幅な削減も期待できます。

また、適切な蓄電池の容量を選べば、大規模停電で電力会社からの電気の供給が数日間ストップするような場合でも、ご自宅が停電する心配は少なくなります。

しかし、家全体をカバーできる程の太陽光発電や蓄電池を設置する必要がある為、導入費用は高額になりがちです。

また、専門性の高い工事が必要となります。

費用や工事内容でトラブルに見舞われないよう、しっかりと依頼する業者を選ぶ事が大切です。

今後はこのような、環境にも財布にも優しく、停電の心配も少ない『オフグリッド生活』が推奨されていくでしょう。

全負荷型蓄電池があれば停電の際にも不自由なく電気を使用できます。

完全な『オフグリッド生活』

完全な『オフグリッド生活』

電力会社の送電網からご自宅を完全に切り離し、電気を自給自足するのが完全な『オフグリッド生活』です。

この場合、電気代は0円となります。電気代の削減としてはこれ以上のモノは無いでしょう。

また、100%自然エネルギーを使用するので環境への配慮もバッチリです。

しかし、発電した電気や蓄電した電気が足りなくなった場合には停電してしまいます。

停電を避ける為には、大変な節電を強いられる事となるでしょう。

また、停電も節電も避ける為には発電・蓄電ともに大容量の設備が求められますが、その場合の導入費用は高額となるでしょう。

正直、一般のご家庭で実施するのはかなりハードルが高いと言わざるをえません。

普段の生活から切り離された作業小屋や納屋、ログハウスなど電気使用量の少ない場所で実施される事がほとんどです。

完全な『オフグリッド生活』のメリット①
電気代は0円

完全なオフグリッド生活を実現することで得られるメリットの一つは、電気代が0円になることです。

この生活スタイルでは、電力会社と契約をしないため、毎月の電気料金の支払いがなくなります。

必要な電力は太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用して発電し、蓄電池を用いて電力を蓄えることで、日夜を問わず電力を使用することが可能です。

完全な『オフグリッド生活』のメリット②
環境に非常に優しい

完全なオフグリッド生活を選択することは、環境に対する責任を果たすという意味で非常に大きなメリットがあります。

完全な『オフグリッド生活』を実施することで、地域全体の電力需要を下げることが可能となり、それに伴い電力会社による発電電力量の抑制に貢献します。

その結果、化石燃料を利用した発電に依存する量が減少し、地球温暖化の主要な原因である二酸化炭素の排出量を削減することが可能です。

このオフグリッド生活では、太陽光発電などの再生可能エネルギーの利用が中心となります。

これらのエネルギー源は、使用する過程で二酸化炭素を排出しないため、環境に優しい電力供給方法です。

このように、完全なオフグリッド生活は、地球環境に非常に優しい生活スタイルです。

完全な『オフグリッド生活』のメリット③
災害時なども停電の心配が少ない

完全なオフグリッド生活を実現することのメリットの一つとして、災害時でも停電の心配が少ないことが挙げられます。

そのため、地域全体が停電するような状況が発生しても、オフグリッド生活をしている家庭ではその影響を受けることがありません。

太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギーを利用した自家発電設備により、電力を確保しているからです。

このような発電設備は、日照などの影響で発電量が安定しないデメリットがありますが、十分な蓄電容量を備えた蓄電設備を併用することで、発電量が不足しがちな夜間や天候が悪い日でも日常生活に必要な電力を蓄えておくことが可能です。

ただし、発電設備や蓄電池の故障、消費する電力量が予測した発電能力を超過する場合には、停電のリスクは残ります。

しかし、これらのリスクは適切なメンテナンスや設備の管理によって最小限に抑えることが可能です。

このように、完全なオフグリッド生活は災害時でも安定した電力供給を維持でき、停電の心配が少ないという大きなメリットがあります。

完全な『オフグリッド生活』のメリット④
電力会社の送電網から外れた場所でも電気が使用できる

完全なオフグリッド生活を選択することの大きなメリットの一つは、電力会社の送電網から外れた場所でも電気を使用できることです。

自給自足した電力だけで生活する完全なオフグリッド生活の場合、電力会社との契約や公共の電力網への接続が不要です。

そのため、山奥や離島など、従来は電力の供給が困難だった地域でも、電気を活用した生活することが可能になります。

より自由に生活の場所を選ぶことができ、自然豊かな環境で持続可能な生活を実現することが可能になります。

これは自然環境を重視し、都会の喧騒から離れて暮らしたいと考える人々にとって、理想的な選択となるでしょう。

完全な『オフグリッド生活』のデメリット①
発電電力が足りない時には停電してしまう

完全なオフグリッド生活を送る上でのデメリットの一つは、発電電力が足りない時に停電してしまうリスクがあることです。

完全なオフグリッド生活では、電力会社との契約がなく、全ての電力を太陽光発電などの自家発電設備や蓄電池に依存しています。

そのため、発電能力や蓄電量が家庭の電力需要を満たせない場合、停電する可能性があります。

また、完全なオフグリッド生活で最も避けたいのが発電設備や蓄電設備の故障です。

それらの修理や交換が行われるまで電力を供給できなくなります。

修理や部品の交換には時間がかかる場合もあり、復旧までは電気を使えない生活が続くことになります。

停電リスクのより少ないオフグリッド生活を実現するためには、発電能力に余裕を持たせる、蓄電池の容量を大きくする、独立した発電設備や蓄電設備を複数用意するなどの対策が必要です。

例えば、5kWhの発電能力を持つ太陽光発電を2基独立させて設置し、普段は計10kWhの太陽光発電として使用します。

これにより、どちらかが故障しても、もう一方は発電を続けることができ、電力を供給し続けることが可能です。

ただし、これらの対策にはより多くの初期投費用とメンテナンスコストが必要となるでしょう。

このように、完全なオフグリッド生活は、電力の自給自足とクリーンな生活を実現する一方で、発電電力が足りない場合の停電リスクを伴います。

完全な『オフグリッド生活』のデメリット②
導入費用が高額となる

完全なオフグリッド生活を実現するためには、家庭に必要な電力を全てオフグリッドシステムで賄う必要があります。

これには、太陽光発電や風力発電などの発電設備と、夜間や発電量が少ない時でも電力を供給できるように発電した電力を蓄えておく蓄電設備が必要です。

一般的なご家庭で日常生活に不自由なく、かつ停電リスクも少なくするための完全なオフグリッド生活を実現するためには、通常よりも容量が大きな発電設備と蓄電設備が必要となるます。

これらの設備の導入費用は高額であり、一般的なご家庭では気軽に導入できるものではありません。

しかし、高気密・高断熱で冷暖房のエネルギーコストの少ない省エネ住宅や電力消費を抑えた省エネ家電の普及、さらには発電設備や蓄電設備の低価格化が進むことで、より手軽かつ経済的に完全なオフグリッド生活が実現できるようにでしょう。

完全な『オフグリッド生活』 まとめ

現時点では完全なオフグリッド生活を一般家庭で実施するのは設備の能力や費用面の問題で難しいです。

しかしながら、2050年カーボンニュートラルに向けて、これらの問題は徐々に解決されていくでしょう。

日本の住宅すべてに安価で高性能、かつ安全な発電・蓄電設備が設置され必要な電気は自給自足する。

余った電気は日本全体でシェアし、発電が足りない近隣住宅に送電してあげ、逆に自宅が足らない時には送電してもらう。

将来、このような社会になればとても素敵ですよね。

オフグリッド生活には欠かせない太陽光発電と蓄電池

オフグリッド生活には欠かせない太陽光発電と蓄電池

オフグリッドを実施する上で必ず必要なのが発電設備です。

発電設備にはいくつか種類があります。

例えば山小屋などでよく使用されているのは水力発電やディーゼル発電機です。

一般家庭でオフグリッド生活を実施する際には太陽光発電が最も多く使用されます。

また、昼間だけでは無く、夜間にも多くの電気を使用ご家庭がほとんどです。

その為、太陽光発電に加えて、蓄電池も必要になるでしょう。

オフグリッド生活に必要十分なこれら設備を導入するには百万円単位の費用が必要です。

太陽光発電・蓄電池の販売業者は多数存在し、業者によって全く同じ設備でも必要な資金は異なります。

必要以上の費用を支払ってしまわないよう、相場価格を調べるなどの事前準備は必ず行いましょう。

太陽光発電と蓄電池を組み合わせた際のメリット・デメリットはこちらの記事から確認いただけます。

オフグリッドとは まとめ

今回は話題のオフグリッドについて解説しました。

環境問題や高騰する電気代への一つの回答となるオフグリッドは今後、より注目されていくでしょう。

また、海外では既に多数の国と地域で一般家庭に導入されているようです。

日本でも徐々に一般的になってくるといいですね。

エコ電気サービスでは太陽光発電・蓄電池ともに取り扱っています。

オフグリッド生活を始める際、どこの業者に依頼しようか迷った時にはぜひ思い出してください。

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