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蓄電池を選ぶ際、多くの方が最も気になるのはその寿命、つまり耐用年数ではないでしょうか。
では、家庭用蓄電池の寿命、あなたはどれくらいだと予想しますか?
想像してみてください。
5年、8年、あるいは10年と思っている方も多いと思います。
しかし、実際にはそれよりもずっと長く使えるのです。
たとえば、寿命の長い蓄電池であれば30年近く使用できると言われています。
売電期間の終了を見据えたり停電への備えとしてなど、蓄電池を導入する理由は家庭によって様々ですが、共通するのは寿命の長い蓄電池を導入し、長く使用することです。
今回はこの蓄電池の寿命についてより深く掘り下げて解説していきます。
解説している内容は次の通りです。
蓄電池選びで最も重要なポイントの一つである寿命について、是非この記事を最後までご覧いただき、参考にしてみてください。
蓄電池とは電力会社から購入した電気や太陽光発電で発電した電気を充電し、貯めておくことができる設備です。
蓄電池に貯めた電気は昼間や夜間、停電時など必要な時に放電して使用できます。
特に太陽光発電やエコキュートと相性がよく、太陽光発電で発電した電気を貯めて夜間に使用したり、深夜の割安になった電気を貯めておいて、逆に電気代が割高になった昼間に使用するなどして活用可能です。
近年では太陽光発電の余剰電力買取制度(FIT)の期間が満了し売電単価が安くなることに加え、電気代の高騰も手伝って自家発電・自家消費に切り替えるために蓄電池を導入するご家庭が急増しています。
また、大容量の蓄電池であれば1日分以上の電気を貯められることから台風などの自然災害に伴う停電時の非常用電源としても人気です。
一部のハウスメーカーでは新築時に太陽光発電と一緒に蓄電池も設置できるところもあり、今後ますます導入されるご家庭は増えていくでしょう。
蓄電池を導入するメリットには以下の4つがあります。
蓄電池を導入するデメリットには以下の3つがあります。
蓄電池の導入を考えているのなら必ず知っておきたいのが適正価格です。
この適正価格を把握していないと悪徳業者に騙されてしまうこともあります。
蓄電池の適正価格は容量1kWhあたり約15万前後~20万円です。
1kWhあたり20万円以上の高額な見積もりや、反対に10万円などの格安の見積もりを出してくる業者はお断りしましょう。
格安の業者もお断りするのは工事の質が悪い可能性が高いからです。
安物買いの銭失いにならないよう、気をつけましょう。
蓄電池の適正価格についてこちらの記事でより詳しい解説を行っています。
蓄電池の寿命は、その種類によって大きく異なります。
蓄電池の中で一般的に用いられる種類として以下の主要な3種類があります。
これらの蓄電池それぞれには、使用する材料や技術が異なるため、寿命にも大きな違いがあります。
また、家庭用の蓄電池として最も広く一般的に使用されているのはリチウムイオン蓄電池です。
それぞれの特徴と寿命について詳しく見ていきましょう。
2024年現在、リチウムイオンバッテリーは家庭用蓄電池の中で最も普及しているタイプです。
リチウムイオンバッテリーを採用した蓄電池は高いエネルギー密度とコンパクトな設計が特徴です。
そのため、家庭用蓄電池に最適と言われています。
リチウムイオンバッテリーは、正極材料としてニッケル、コバルト、マンガンの複合金属酸化物を、負極材料としては炭素を使用しており、電解質には六フッ化リン酸リチウムを含むリチウム塩が用いられています。
しかし、高性能であるが故に、価格もそれなりに高めに設定されていることが多いです。
中には価格が比較的手頃な製品もありますが、蓄電容量が少ない、サイクル寿命の短い蓄電池がほとんどです。
そのため、長期的な視点で見ると耐用年数が短いために結果的にコストが高くなる場合もあります。
また、家庭用蓄電池として採用されるリチウムイオンバッテリーの寿命は約6,000から12,000サイクル、または10年から30年程度とされています。
したがって、購入を検討される際にはその寿命や耐用年数を念入りに確認することが重要です。
鉛蓄電池はその名の通り鉛を主要成分として使用する蓄電池の一種です。
このタイプの蓄電池では正極に二酸化鉛を、負極には海綿状の鉛を電極として採用しており、電解質には希硫酸が用いられています。
鉛蓄電池の最大の特徴は安定した放電性能を持っていることです。
これにより、大電流を必要とする用途から小電流を継続して供給する必要がある用途まで、幅広く適用できます。
また、鉛蓄電池には製造コストが比較的安価であるという利点があります。
これは、電極に使用される鉛の価格が安いためです。
そのため、予算に制約のある状況でも鉛蓄電池の選択肢が考慮されやすくなります。
ただし、鉛蓄電池には重量が比較的重いというデメリットも存在します。
この特性は、重量がそれほど重要視されない自動車用バッテリーなどの用途での使用が多い理由の一つです。
自動車の場合、安定した電力供給が重要であり、鉛蓄電池の重さは大きな問題とはなりません。
このように、鉛蓄電池は家庭用では採用されていませんが、その特性を活かした様々な用途で活用されています。
NAS蓄電池は、長い寿命を持つことで知られている蓄電池の一種です。
この蓄電池は正極に硫黄を、負極にナトリウムを使用しているため、NAS(ナトリウム硫黄)蓄電池と呼ばれています。
NAS蓄電池の電解質にはファインセラミックスが採用されており、この点が希硫酸を電解質として使用する鉛蓄電池と比較して高い安全性を提供します。
また、NAS蓄電池はエネルギー密度が高く、サイズや重量において鉛蓄電池よりも優れている点が特長です。
これにより、NAS蓄電池はより小型で軽量なデザインを実現しています。
一般的なNAS蓄電池の寿命は約4,500サイクル、または15年程度とされており、これは鉛蓄電池とほぼ同等の期間ですが、リチウムイオンバッテリーに比べると若干短いと見られています。
NAS蓄電池は、特に産業用機器などにおいて停電時のバックアップ電源としての利用が増えています。
蓄電池のサイクル寿命とは、バッテリーが充放電を繰り返すことができる回数を指します。
具体的には、蓄電池を0%から100%まで充電し、再び0%まで放電することを1サイクルと定義されています。
サイクル数が多い蓄電池は寿命も長く長期間にわたり使用することが可能です。
特に、一般的なリチウムイオンバッテリーを用いた家庭用蓄電池の場合、約6,000回から12,000回のサイクル寿命が想定されており、これは概ね10年から30年程度の耐用年数に相当すると言われています。
しかし、蓄電池の寿命は単にサイクル数だけによるものではありません。
使用期間中の劣化も重要な要因であり、これには満充電状態や充電が完全に切れた状態での長期放置による保存劣化や、高温環境下での使用による温度劣化が含まれます。
そのため、蓄電池の寿命に関するメーカーからの保証は一般的に10年から15年が標準的です。
これらの要素を考慮して、蓄電池の選択や保守管理を行うことが重要となります。
蓄電池にはさまざまな種類があり、用途に応じて異なるタイプが使用されています。
例えば、自動車には耐久性と安定性を重視した鉛蓄電池が、スマートフォンやノートパソコンでは小型で大容量のリチウムイオン蓄電池が採用されています。
これらの蓄電池は、容量が大きくなるにつれてそのサイズも大きくなる傾向がありますが、リチウムイオン蓄電池は高いエネルギー密度を持っているため、比較的小型で軽量ながらも大容量の蓄電池を製造することが可能です。
そのため、家庭用蓄電池の分野では、安全性と長いサイクル寿命、蓄電容量を損なわずに小型化が可能なリチウムイオン蓄電池が主流です。
さらに、リチウムイオン蓄電池には、使用される材料によってさまざまな種類があります。
たとえば、スマートフォンに使われることが多いコバルト酸リチウムイオン蓄電池や、その高い安全性から医療機器にも採用されているリン酸鉄リチウムイオン蓄電池などがあります。
家庭用蓄電池には、特に医療機器で使用されるリン酸鉄リチウムイオン蓄電池がよく使われています。
これは、安全性と長寿命という特性が家庭での使用にも適しているためです。
家庭用蓄電池の充放電可能な回数、つまりサイクル寿命はどの程度なのでしょうか。
実は蓄電池の寿命はメーカーや機種によって大きく異なります。
一般的な蓄電池の場合、約4,000サイクルから8,000サイクルの充放電が可能です。
しかし、リン酸鉄リチウムイオン蓄電池を採用した長寿命タイプの蓄電池では、これを上回る8,000サイクルから12,000サイクル以上の寿命が期待できます。
これをスマートフォンの蓄電池と比較すると、面白い事実が浮かび上がります。
皆さんが日常的に使用しているスマートフォンのバッテリーのサイクル寿命はおよそ500サイクル程度です。
つまり、家庭用蓄電池はスマートフォンのバッテリーと比較して、約8倍から24倍以上の長寿命を誇ります。
たとえば、1日に1サイクルの充放電を行った場合、家庭用蓄電池は約10年から32年以上の長期にわたって使用することが可能です。
このように、家庭用蓄電池の寿命は非常に長く、停電対策や節電対策として長期間使用することができます。
参考:KDDI トビラ「「充電繰り返すとスマホ電池は劣化」は都市伝説? バッテリー寿命を延ばすコツ」
蓄電池のサイクル寿命が8,000サイクルと公表されていても、それは蓄電池が8,000回の充放電後に完全に使用できなくなるという意味ではありません。
実際には、蓄電池は充放電を繰り返すたびに蓄えることができる電気の量、すなわち蓄電容量が徐々に減少していきます。
多くの場合、サイクル寿命は蓄電池の元の蓄電容量(100%)の80%にまで減少する回数を目安として設定されています。
例えば、サイクル寿命が8,000サイクルの蓄電池で元々の蓄電容量が10kWの場合、8,000回の充放電後でもまだ約8kWの蓄電容量を保持しており、引き続き使用することが可能です。
ただし、サイクル寿命に達した蓄電池は、その性能が徐々に低下していることは間違いありません。
蓄電容量の減少以外にも、充放電の効率が低下するなど、性能は以前に比べて落ちることが一般的ですので、その点には注意が必要です。
そのため、サイクル寿命を迎えた蓄電池はメーカーの点検を受け、必要であれば部品の交換などをしておくと安心です。
また、多くのメーカーでは10年から15年の保証期間を設けており、サイクル寿命が終わる前に蓄電容量が指定の数値を下回る場合、無償修理・交換の対象となります。
参考:株式会社 長谷川製作所「リチウムイオンバッテリー(電池)の劣化と寿命とは?基礎・基本を学ぶ」
サイクル寿命の長い蓄電池ほど長期間使用することができ、その分だけメリットを受けることができます。
例えば、蓄電池の大きな利点の一つである電気代の節約効果について考えてみましょう。
6,000回のサイクル寿命を持つ蓄電池と、12,000回のサイクル寿命を持つ蓄電池では、その節電効果に大きな差が生じます。
具体的には、12,000回のサイクル寿命を持つ蓄電池を使用することで、6,000回のサイクル寿命のものと比較して、電気代の節約効果は単純計算で2倍です。
使用年数に換算すると約16年の差となります。
したがって、蓄電池を選ぶ際には、そのサイクル寿命を把握しておくことが重要です。
サイクル寿命の長い蓄電池を選ぶことで、長期間にわたって電気代の削減などのメリットを受け続けることができます。
蓄電池のメリット・デメリットについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。
家庭用蓄電池の寿命を考える際、しばしば混同されがちなのが法定耐用年数という概念です。
この法定耐用年数とは、主に事業用の設備に関連する会計上の用語であり、その設備の費用を何年にもわたって分割して計上する際に使われます。
具体的には、事業で使用される蓄電池などの設備が減価償却資産として扱われ、それぞれに定められた法定耐用年数に基づき、費用計上が行われます。
例えば、事業用の蓄電池には一般的に法定耐用年数が6年と設定されています。
これは事業活動において蓄電池を導入した際に、その初期投資を6年間で分割し、財務上に計上するという意味です。
しかし、家庭用蓄電池の場合、この法定耐用年数は直接的な関係はありません。
家庭用の場合は蓄電池の実際の寿命、つまりどれくらいの期間実際に機能するかが重要なのです。
法定耐用年数と蓄電池の実際の耐用年数、つまり寿命とを混同しないように注意しましょう。
家庭用蓄電池の寿命を延ばすためには、日々の使用方法に工夫することが重要です。
そのために、以下のことを実践してみてください。
以上の点を意識することで、家庭用蓄電池の性能を長期間にわたって維持することが可能です。
毎日の使い方にほんの少し注意を払うだけで、蓄電池の寿命を大幅に延ばすことができるでしょう。
蓄電池の寿命を延ばすための一つの方法は、容量をすべて使用しないことです。
具体的には、蓄電池の容量を常に100%まで充電せず、約80~90%程度に保つことが推奨されます。
くわえて、放電する際にも0%まで使用せず、蓄電残量が10%〜20%になった段階で使用をやめ、充電するのがおすすめです。
このようにすることで蓄電池への負荷を軽減し、その寿命を延ばすことが可能になります。
また、蓄電池を1日に1サイクル以下の頻度で使用することも寿命を長くするのに効果的です。
サイクル数が多いほど劣化が進むため、使用頻度を抑えることでサイクル寿命に達するまでの期間を延ばすことができます。
くわえて、多くの蓄電池システムでは予期せぬ停電などの緊急時に備えて、ある程度の蓄電量を常に保持する設定が可能です。
この機能を利用して蓄電池の容量をフルで使用しないように設定することにより、蓄電池の劣化を防ぎ、長期間にわたって安定した性能を維持することができます。
家庭用蓄電池のバッテリーは極端な低温環境や高温環境にさらされると寿命に悪影響を及ぼす可能性があります。
たとえば、スキー旅行などで雪山に行った際、スマートフォンのバッテリーの減りが通常よりも早いことを経験したことはありませんか?
多くの家庭用蓄電池は0℃以下の低温環境や40℃を超える高温環境では電池残量が急速に減少し、内部の劣化が進むリスクが高まります。
そのため、蓄電池を直射日光が当たるような場所、例えば家の南側などに設置するのは避けるべきです。
蓄電池を設置する際は北側や室内など温度変化が少なく日光の影響を受けにくい場所を選ぶことが重要です。
これはメーカーの設置基準にも含まれることがあります。
当然、基準を満たさない場合はメーカー保証を受けることができません。
設置する際には設置業者との事前の打ち合わせで適切な設置場所について相談しましょう。
適切な場所に設置することで、蓄電池の性能を最大限に保ち、寿命を延ばすことが可能になります。
リチウムイオンバッテリーを含む蓄電池は過放電(蓄電池が完全に空になってしまった状態)や過充電(充電が満タンになっても充電を継続している状態)にとても弱い一面があります。
特に過放電が起こった場合、その状態を長時間放置すると、蓄電池の内部に修復できない大きなダメージを与える原因となります。
そのため、蓄電池の充電が空になったらできるだけ早く充電しなければいけません。
前提として、蓄電池の充電が無くなる前に、充電をすることが蓄電池の寿命を延ばすポイントです。
また、過充電も蓄電池の寿命を短くする一因となります。
満充電状態でさらに充電を続けると、蓄電池本体の過熱や構造的な損傷を引き起こします。
ただし、家庭用蓄電池には満充電に達すると自動的に充電を停止する安全機能が搭載されています。
これにより蓄電池の劣化を防ぎ、より長い寿命を確保することができます。
過放電や過充電を防止するような蓄電池の使い方を実施することで、蓄電池の寿命をより延ばすことが可能です。
そのためには各ご家庭に合った容量の蓄電池を設置することが必要があります。
家庭で使用する蓄電池を選ぶ際には、まず必要とされる電力量を把握し、それに見合った容量の蓄電池を選定します。
その際、ご家庭の1日の電気使用量や、もし設置している場合は太陽光発電の発電量も考慮に入れます。
これらのデータに基づき、必要な電力を確実に供給できるよう、計算で得られた数値よりも少し余裕を持った容量の蓄電池を選ぶのが望ましいです。
この方法により、万が一の電力不足のリスクを最小限に抑えることが可能となります。
また、蓄電池の選択に際しては、将来の電力需要の増減も考慮に入れると良いでしょう。
たとえば、ペットを飼い始めたり、お子様が一人暮らしを始めるなどで、ご家庭の電力需要は変化します。
ご家庭の蓄電池選びには日々の電気使用量を基にした方法がおすすめです。
この方法であれば、太陽光発電を導入していないご家庭でも最適な蓄電池を見つけることができるでしょう。
まず初めに、毎日どれだけの電気を消費しているかを確認しましょう。
これを知ることで適切な蓄電池の容量が見えてきます。
まず、電気代の請求書に記載されている「ご使用量」(電力会社によって表記は異なるかもしれません)をチェックしてください。
この数字が1ヶ月間の総電力消費量です。
この数値をその月の日数で割ると、1日あたりの平均使用量が求まります。
例えば、月間350kwhを消費し、その月が31日間だった場合、計算は次のようになります。
350kwh ÷ 31日 = 11.2kwh / 日
月間350kwhを使用するご家庭では、1日あたり約11.2kwhの電力を使用していることになります。
このような場合、電気代を節約する目的や停電時にも1日間は問題なく電気を使いたいのであれば、10kwh前後の蓄電池が最適です。
蓄電池の予算が超過してしまうのであれば、蓄電池の節電効果は少し薄くなるかもしれませんが、蓄電容量が7kwh程度の蓄電池を選ぶのも良いでしょう。
しかし、蓄電容量が16kwhといった家庭用最大クラスの蓄電池はご家庭の電力需要よりも大きく、おすすめしません。
太陽光発電を設置しているご家庭では、電力会社への売電量を基に蓄電池の適切な容量を決定する方法がおすすめです。
まずは売電の明細を確認し、「購入電力量」という項目で売電した電力量を把握します。
この数値を月の日数で割ることで、1日あたりの平均売電量が算出できます。
例えば、月間の売電量が200kwhで、その月が31日だった場合、計算は以下の通りです。
200kwh ÷ 31日 = 6.4kwh / 日
この計算から1日に6.4kwhの電力を電力会社に売電していることが分かります。
この売電していた電力を全て蓄電池に保存するためには、6kwh以上の容量の蓄電池が必要です。
ただし、春から夏にかけての日照時間が長い時期と、秋から冬にかけて短くなる時期では、太陽光発電の発電量に大きな違いが生じます。
そのため、より精確な蓄電容量の計算には1年間の発電量を基にすることをおすすめします。
家庭用蓄電池の長期的な使用を考える際、製品のメーカー保証期間も重要な選択基準の一つです。
長い保証期間を持つ蓄電池を選ぶことで将来的な安心を得られます。
保証期間内に何らかの問題が発生した場合、通常はメーカーによる無償での修理や交換が可能です。
蓄電池の寿命と比較して、どれだけ長い期間保証を受けることができるかが、蓄電池選びにおける重要な要素となります。
また、保証内容はメーカーによって異なり、中には容量保証に加え、火災・落雷・台風・洪水・雹害など自然災害に対する保証を提供しているメーカーもあります。
それぞれの保証内容を購入前に詳しく確認することが非常に重要です。
これらを考慮に入れることで、長期的に信頼できる蓄電池を導入することが可能となるでしょう。
蓄電池の最適な選び方はこちらの記事でも詳しく解説しています。
蓄電池の選び方において重要なのが、その寿命を示す「サイクル寿命」という指標です。
サイクル寿命は、蓄電池が充放電を繰り返せる回数を表し、これは蓄電池の種類によって大きく異なります。
現在、家庭用蓄電池として広く採用されているのは、安全性と耐久性に優れたリン酸鉄リチウムイオン電池です。
このタイプの家庭用蓄電池には約12,000サイクルという長いサイクル寿命を持つものが存在します。
これは大まかに言えば、蓄電池の寿命が30年前後に及ぶことを意味します。
以下、今回のまとめです。
しかし、サイクル寿命はあくまで一つの目安であり、実際の使用環境によってその寿命は変わります。
例えば、蓄電池を直射日光が当たり続けるような場所に設置すると、寿命が短くなる可能性があります。
そのため、設置場所の選定には注意が必要です。
また、各ご家庭にとって最適な蓄電池の種類や設置場所は異なります。
これらを選ぶには専門的な知識が求められます。そのため、エコ電気サービスのような専門業者に相談することが大切です。
我々は豊富な知識と経験を活かし、それぞれのご家庭に合った最適な蓄電池の提案を行います。
ご興味があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
エコ電気サービスでは、太陽光発電はもちろん、取り扱いのある蓄電池やV2Hシステムなど、全ての商品を適正価格でご案内することをお約束しています。
まだ太陽光発電のメーカーなどがお決まりでない場合、専任の担当者が一緒にメーカーを選定しますので、ご安心ください。
訪問販売が来てその場で契約してしまったなど、お急ぎの場合はお電話でのご相談が便利です。
スマートフォンをお使いであれば番号をタップしていただくだけで発信できます。
このページの下部より簡単にお問い合わせできます、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。