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蓄電池の寿命は何年くらい?サイクル寿命から蓄電池の耐用年数と長持ちさせるコツを解説します

蓄電池の寿命は何年くらい?サイクル寿命から見る蓄電池の耐用年数

あなたは家庭用蓄電池と聞いてその寿命はどれくらいだと思いますか?

5年? 8年? 10年?

実は、もっと使えます。

蓄電池の導入にあたって気になるところの一つといえば、蓄電池がどのくらいの期間使用できるのか。

売電期間の満了に向けて、あるいは停電対策として、蓄電池を導入する理由はご家庭によって違いますがいずれにしても長期間使用したいものですよね。

今回は蓄電池の寿命について解説していきます。

蓄電池選びで重要な寿命、ぜひこの記事を参考してみてください。

蓄電池とは

蓄電池とは

蓄電池とは電力会社から購入した電気や太陽光発電で発電した電気を充電し、貯めておくことができる設備です。

蓄電池に貯めた電気は昼間や夜間、停電時など必要な時に放電して使用できます。

特に太陽光発電やエコキュートと相性がよく、太陽光発電で発電した電気を貯めて夜間に使用したり、深夜の割安になった電気を貯めておいて、逆に電気代が割高になった昼間に使用するなどして活用可能です。

近年では太陽光発電の余剰電力買取制度(FIT)の期間が満了し売電単価が安くなることに加え、電気代の高騰も手伝って自家発電・自家消費に切り替えるために蓄電池を導入するご家庭が急増しています。

また、大容量の蓄電池であれば1日分以上の電気を貯められることから台風などの自然災害に伴う停電時の非常用電源としても人気です。

一部のハウスメーカーでは新築時に太陽光発電と一緒に蓄電池も設置できるところもあり、今後ますます導入されるご家庭は増えていくでしょう。

蓄電池について、こちらの記事で詳しく解説しています。

蓄電池を導入するメリット・デメリット

蓄電池のメリット

蓄電池を導入するメリットには以下の4つがあります。

蓄電池のメリットについては、こちらの記事もご覧ください。

蓄電池を導入するデメリット

蓄電池を導入するデメリットには以下の3つがあります。

蓄電池のデメリットはこちらの記事でも詳しく解説しています。

蓄電池の適正価格

蓄電池の導入を考えているのなら必ず知っておきたいのが適正価格です。

この適正価格を把握していないと悪徳業者に騙されてしまうこともあります。

蓄電容量1kWhあたり約15万円前後~20万円が適正価格

蓄電池の適正価格は容量1kWhあたり約15万前後~20万円です。

1kWhあたり20万円以上の高額な見積もりや、反対に10万円などの格安の見積もりを出してくる業者はお断りしましょう。

格安の業者もお断りするのは工事の質が悪い可能性が高いからです。

安物買いの銭失いにならないよう、気をつけましょう。

蓄電池の適正価格についてこちらの記事でより詳しい解説を行っています。

蓄電池の寿命はサイクル寿命とも呼ばれています

蓄電池の寿命は何年くらい?サイクル寿命から見る蓄電池の耐用年数

蓄電池のサイクル寿命とは充放電を繰り返し行える回数のことです。

蓄電残量0%から100%まで充電して、また0%まで放電する、これを1サイクルと言います。

このサイクルの回数、サイクル数が多い蓄電池ほど長い期間使用する事が可能です。

一般的な家庭用蓄電池であれば、6000~12000回のサイクル寿命が想定されており、だいたい10~30年近くの耐用年数があると言われています。

しかし、蓄電池の劣化はサイクル回数によるサイクル劣化だけではなく、満充電や充電切れの状態での放置で起こる保存劣化や、高温環境による温度劣化があります。

そのため、メーカーによる保証は多くの場合、10年から15年の保証が一般的です。

家庭用蓄電池に使用されているのは安全性が高く、長寿命のリチウムイオン蓄電池

蓄電池には様々な種類があり、自動車にも使用されている鉛蓄電池やスマートフォンやノートPCに使用されているリチウムイオン蓄電池などがあります。

その中でも家庭用蓄電池に採用されているのは安全性も高く、サイクル数も多いリチウムイオン蓄電池です。

多くの蓄電池は容量を大きくすると蓄電池本体も大きくなります。

リチウムイオン蓄電池はエネルギー密度が高いので軽量・コンパクトかつ大容量な蓄電池を製造するのに向いています。

また、リチウムイオン蓄電池の中でも材料によって更に分類が別れており、スマートフォンなどに採用されているコバルト酸リチウムイオン蓄電池、高い安全性から医療機器にも採用されているリン酸鉄リチウムイオン蓄電池などがあります。

家庭用蓄電池に採用されているリチウムイオン蓄電池の多くは医療機器と同じリン酸鉄リチウムイオン蓄電池となっています。

サイクル数12000回以上の長寿命タイプの蓄電池も

では家庭用蓄電池は何回の充放電を繰り返すことができるのでしょうか。

これはメーカーや機種によって大きく異なっているのですが、一般的な蓄電池であれば4000~8000サイクル、リン酸鉄リチウムイオン蓄電池を採用した長寿命タイプであれば8000~12000サイクル以上にもなります。

最近ではサイクル数10000サイクル以上の長寿命タイプの蓄電池が増えてきました。

皆様がお持ちのスマートフォンにも小型の蓄電池が使用されていますが、サイクル数で表すと約500サイクル程度になります。

家庭用蓄電池はスマートフォンと比べて8~24倍以上の寿命です。

蓄電池の寿命は何年くらい?サイクル寿命から見る蓄電池の耐用年数

1日1サイクルとして使用した場合、10年~32年以上も使用することができます。

参考:KDDI トビラ「「充電繰り返すとスマホ電池は劣化」は都市伝説? バッテリー寿命を延ばすコツ

サイクル寿命が終わる=使えなくなるではない

実はサイクル寿命が4000サイクルとなっていても、4000回充放電をしたら使えなくなるわけではありません。

蓄電池は充放電を繰り返すごとに少しずつ電気を蓄えられる量=蓄電容量が減っていきます。

サイクル寿命は元々の蓄電容量の60%~80%を目安に設定されています。

つまり、 サイクル寿命が4000回で蓄電容量10kwの蓄電池が4000回充放電を終えた時、まだ蓄電容量6kw~8kwの蓄電池として使用し続けることが可能です。

しかし、サイクル寿命に達した蓄電池はそれだけ劣化が進んでいる状態です。

充放電の効率が低下しているなど性能は下がっている事がほとんどなので注意しましょう。

また、メーカーの保証は10~15年間あり、サイクル寿命が終わる前に蓄電容量が規定の数値を下回った際には無償修理の対象になっています。

参考:株式会社 長谷川製作所「リチウムイオンバッテリー(電池)の劣化と寿命とは?基礎・基本を学ぶ

サイクル寿命が長いほどメリットも長く受けられる

蓄電池を長期間使用すればするほど、蓄電池が持つメリットを多く受けられます。

例えば、蓄電池のメリットの一つである電気代の削減効果にしても、6,000回のサイクル寿命と12,000回のサイクル寿命では約16年分の違いがでてきます。

蓄電池のメリット・デメリットについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

蓄電池を長持ちさせる為のコツ

蓄電池は日々の使い方などを工夫する事でより長期間使用する事ができます。

蓄電池の容量をフルで使用するにはなるべく避ける

蓄電池の容量を100%使用せずに7~8割り程度に抑える事で蓄電池の寿命を延ばす事ができます。

1日1サイクル以下で使用すればその分、サイクル寿命に達するまでの時間が長くなるからです。

蓄電池には突然の停電などに備え、一定の蓄電残量を残す設定ができるようになっています。

こちらの機能を活用し、蓄電池の容量をフルで使用しないように設定する事で蓄電池を長持ちさせる事ができます。

低温や高温になる場所、直射日光が当たる場所に設置しない

蓄電池は温度の影響を受けやすい機器です。

あなたもスキーに行った雪山などでスマホのバッテリーの減りが早いと感じた事はありませんか?

家庭用蓄電池も同じように0℃以下になる場所や40℃以上の高温環境では電池残量の減りが早くなったり、内部の劣化が進むなどの弊害があります。

その為、直射日光の当たる南側などには蓄電池を設置せず、北側や室内に設置するように設置業者と打ち合わせましょう。

まとめ

あくまでもサイクル寿命は目安の数字であり、使用環境よってはメーカーの想定よりも長く使えたり、反対に短くなったりします。

設置場所1つとっても、直射日光が当たり続ける場所を避けたり工夫が必要です。

ご家庭によって最適な蓄電池の機種や設置場所は当然異なります。

ピッタリの蓄電池を設置するには専門的な知識が必要です。

エコ電気サービスでは豊富な知識と経験でご家庭に合ったご提案をしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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