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停電時にも普段通り電気を使えることで大人気の全負荷型蓄電池ですが、そのほとんどが「太陽光発電と組み合わせる必要があるハイブリッド蓄電池」なのをご存知でしたか?
太陽光発電を設置していないご家庭では設置できる機種の選択肢が限られており、導入を見送る方も多くいらっしゃいました。
そんな状況に一石を投じる蓄電池がニチコンより遂に登場!
それが、今回ご紹介する
「ニチコン 全負荷対応単機能型蓄電池 ESS-U4M1 11.1kWh」です!
まずは基本的な仕様から確認していきます。
蓄電池とは電力会社から購入した電気や太陽光発電で発電した電気を充電し、貯めておくことができる設備です。
蓄電池に貯めた電気は昼間や夜間、停電時など必要な時に放電して使用できます。
特に太陽光発電やエコキュートと相性がよく、太陽光発電で発電した電気を貯めて夜間に使用したり、深夜の割安になった電気を貯めておいて、逆に電気代が割高になった昼間に使用するなどして活用可能です。
近年では太陽光発電の余剰電力買取制度(FIT)の期間が満了し売電単価が安くなることに加え、電気代の高騰も手伝って自家発電・自家消費に切り替えるために蓄電池を導入するご家庭が急増しています。
また、大容量の蓄電池であれば1日分以上の電気を貯められることから台風などの自然災害に伴う停電時の非常用電源としても人気です。
一部のハウスメーカーでは新築時に太陽光発電と一緒に蓄電池も設置できるところもあり、今後ますます導入されるご家庭は増えていくでしょう。
蓄電池について、こちらの記事で詳しく解説しています。
蓄電池を導入するメリットには以下の4つがあります。
蓄電池のメリットについては、こちらの記事もご覧ください。
蓄電池を導入するデメリットには以下の3つがあります。
蓄電池のデメリットはこちらの記事でも詳しく解説しています。
蓄電池の導入を考えているのなら必ず知っておきたいのが適正価格です。
この適正価格を把握していないと悪徳業者に騙されてしまうこともあります。
蓄電池の適正価格は容量1kWhあたり約15万前後~20万円です。
1kWhあたり20万円以上の高額な見積もりや、反対に10万円などの格安の見積もりを出してくる業者はお断りしましょう。
格安の業者もお断りするのは工事の質が悪い可能性が高いからです。
安物買いの銭失いにならないよう、気をつけましょう。
蓄電池の適正価格についてこちらの記事でより詳しい解説を行っています。
電池種類 | リチウムイオン蓄電池 |
蓄電容量 | 11.1kWh |
初期実行容量 | 9.4kWh |
定格出力 | 3.0kW±5% |
定格出力電圧 | AC202V |
寸法 | W1060/H1250/D300mm (突起部は含まず) |
質量 | 188kg |
設置場所 | 屋外 |
設置・運転可能温度範囲 | -10~40℃ |
ESS-U4M1は、以前ご紹介したニチコンの単機能”特定負荷型”蓄電池ESS-U2M1に比べ、蓄電池本体のサイズ等はほとんど変わっていません。しかし、その機能は大きく変わっています。
繰り返しになりますが、ニチコン蓄電池「ESS-U4M1」は、外見こそ同じ容量のESS-U2M1とほとんど変わりありませんが、その中身は大きく進化しています。ここからは、パワーアップした機能と特徴を交えて解説していきます。
ニチコン蓄電池「ESS-U4M1」は、太陽光発電なしでも設置可能な単機能蓄電池です。ハイブリッド型蓄電池の場合は、太陽光発電との相性が悪い・保証が適用されないといった理由で設置できないケースがあります。一方、単機能型蓄電池であるESS-U4M1は、相性も保証も気にせず設置することができるのです。
やはり、一番の違いは停電時の全負荷対応です。
以前までは、”単機能型蓄電池=特定負荷”というのがお決まりでした。太陽光発電を設置していないご家庭では、全負荷対応蓄電池の選択肢が極端に少ない状況だったのです。
しかしながら、大規模停電が毎年のように発生する近年の日本において、全負荷対応の蓄電池は非常に心強い設備となります。
ニチコンがこのESS-U4M1を発売することにより、蓄電池単体でも設置可能な単機能蓄電池の人気は、今後更に高まっていくことが予想できます。
さらに、全負荷と同時に200V機器にも対応することで、停電時にも不便さを感じさせません。
蓄電池の性能を語る上で、「自立出力」は外せません。全負荷対応になっても、どれだけ蓄電容量があっても、自立出力が低ければ、同時に使用できる家電が限られてしまうからです。
従来の一般的な単機能蓄電池の自立出力は、1.5kVA~2.0kVAでした。対してESS-U4M1は3.0kVAであり、なんと1.5~2倍もの出力へとパワーアップしています。
といっても、実際どれくらいなのかあまりピンときませんよね。例えば、冷蔵庫・テレビ・照明数ヶ所・エアコンを同時に使用すると、1.0kVAを超えてしまうことがほとんどです。
ここに電子レンジを加えると2.0kVAにも達してしまい、蓄電池によってせっかく復旧した電気が再度停電するという事態に陥ります。
でも大丈夫。
ニチコン蓄電池「ESS-U4M1」なら、上記の使用方法でも問題なく家電を使用することができるんです。
蓄電池には、複数の運転モードが搭載されています。代表的なものが、太陽発電の電気を積極的に充電する「グリーンモード」、逆に売電へまわす「経済モード」などです。
実際に設置した蓄電池を効率良く運転するには、ご家庭の電気使用量や発電量・その日の天気によって各モードを使い分けることが重要です。
でも、毎朝欠かさず天気予報をチェックして、電気使用量を予測し運転モードを変更する……なんて、現実的ではないですよね?
そこでニチコン蓄電池「ESS-U4M1」は、新たにAI自動運転に対応することでこの問題を解決しています。発電量や電気使用量・天気予報をAIが学習して、自動で最適な運転モードへ移行してくれます。
これなら面倒な計算も操作も必要なく、蓄電池を効率良く稼働させることができますね。
インターネット経由で蓄電池の異常を監視してくれることで人気を博している”見守りサービス”が、気象警報にも対応しました。気象庁が気象警報を発令すると、自動的に蓄電池を満充電にして停電に備えてくれます。
対象となる気象警報は以下の通りです。
さらに早期注意情報が発表された際には、自動で夜間の割安な電気を貯めることにより、災害時の停電リスクがより低減されるのです。
蓄電池を検討される方が増えてきた昨今、蓄電池駆け込み寺にも日々たくさんのお問い合わせをいただいております。そんな中、太陽光発電ユーザーの皆さんに多いのが、「どのタイミングで蓄電池を設置すればいいか」というご相談。やはり皆さんが一番迷われているポイントのようです。
そこでニチコン蓄電池「ESS-U4M1」では、2つの運転モードを搭載することで、太陽光発電を設置してから長い方も、逆に日がまだ浅い方でも、迷わずお使いいただくことができるようになっています。
1つ目が「経済モード」です。
太陽光発電の設置から10年未満のご家庭では、「経済モード」を適用します。
こちらは太陽光発電の売電を優先するモードであり、発電した電気の余剰分は全て売電します。蓄電池には夜間の割安な電気を貯めておき、夕方以降や停電時にその電気を使用します。
太陽光発電でしっかり売電した上で、蓄電池による電気代削減も見込める経済的なモードです。
そして、2つ目が「グリーンモード」です。
太陽光発電を10年以上設置していて、売電単価が大きく下がったご家庭では、この「グリーンモード」を適用します。
経済モードとは逆に、太陽光発電で発電した電気を優先的に蓄電池へ貯めていきます。もちろん、貯めきれない分はキチンと売電するのでご安心ください。また、グリーンモードでも深夜の割安な電気を貯めることが可能です。
発電した電気を安く売るのではなく、できる限りご家庭で使用する「自家発電・自家消費」の、環境にもお財布にも優しいモードです。
ニチコン蓄電池「ESS-U4M1」では、本体保証10年はもちろんのこと、自然災害補償10年に本体保証のプラス5年有償延長保証が用意されています。
これらの充実した保証体制は、大手蓄電池メーカーであるニチコンならではの業界最高水準を誇ります。
いかがでしたか?
今回は、国内No.1の蓄電池販売数を誇るニチコンが満を持してリリースする、全負荷対応単機能型蓄電池 ESS-U4M1をご紹介してきました。
最後に、ESS-U4M1の特徴を振り返ってみましょう。
単機能型にもかかわらず全負荷に対応していたり、機器搭載のAI運転、万全の保証体制など、2021年2月現在リリースされている蓄電池の中では最高レベルの性能を誇る、これからのベンチマークとなる蓄電池でしたね。
ニチコンがお届けする最新の全負荷対応単機能型蓄電池「ESS-U4M1」のご相談・お見積りは、『エコ電気サービス』にお任せ下さい!