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京セラの蓄電池Enerezza Plus(エネレッツァ・プラス)の価格や特徴を徹底解説

蓄電池とは、電力を貯めておくことができる電池を指す言葉です。

蓄電池は家庭に設置することで、太陽光発電によって得た電力や、電力会社から買った電気を蓄積することが可能になります。

近年は国際情勢の影響などを受けて電気代の高騰が著しくなっており、電気代の節約が家計に及ぼす影響は非常に大きなものになってきました。

そこで電気代節約のために役立つ設備として挙げられるのが、蓄電池です。

蓄電池はさまざまなメーカーによって開発・販売されていますが、その中でも上位のシェアを獲得しているメーカーとして挙げられるのが京セラです。

蓄電池はメーカーごとにそれぞれの特徴を持っていますが、京セラからリリースされている蓄電池Enerezza Plusには、どのような特徴があるのでしょうか。

この記事ではそんなEnerezza Plusのさまざな情報について、詳しくご紹介いたします。

京セラの蓄電池Enerezza Plusの特徴

京セラの蓄電池Enerezza Plusの特徴

マルチ入力型ハイブリッド蓄電システムEnerezza Plus(エネレッツァ・プラス)は、京セラによって2024年4月にリリースされた蓄電池です。

この蓄電池には世界初の技術である半固体クレイ型リチウムイオン蓄電池が使用されており、それにより優れた安全性と長寿命を実現させています。

性能だけでなく汎用性についても優れており、さまざまな場面において優秀な蓄電池として活躍してくれるでしょう。

以下の項目ではまず、Enerezza Plusの詳細な特徴について見ていきましょう。

選べる容量: 5.5kWh・11kWh・16.5kWh

選べる容量: 5.5kWh・11kWh・16.5kWh

蓄電池の性能を左右する要素にはいくつかの種類がありますが、非常に重要な要素として挙げられるのが容量です。

蓄電池の容量はkWh(キロワットアワー)を単位として示され、この容量が大きければ大きいほど、たくさんの電気を貯めておくことが可能となります。

一般的に、家庭用として用いられる蓄電池の容量は5kWhから7kWhほどが平均だといわれています。

しかし、蓄電池を太陽光発電やエコキュート、EVなどと連動させていくのであれば、それ以上の容量が必要になるかもしれません。

そこで、Enerezza Plusでは5.5kWh・11kWh・16.5kWhという3つの容量が用意されています。

想定している用途に合わせた容量を選択することで、フレキシブルな運用が可能となるでしょう。

蓄電システムの増設が可能

蓄電池は近年になって普及が進み始めている設備であり、まだまだ触れたことがないという方も多いのではないでしょうか。

多くの方が初めて導入する設備であり、使い勝手などがわからないという方も少なくはないでしょう。

いざ利用し始めてみてから、蓄電容量を増設したくなるかもしれません。

しかし、蓄電池によっては、増設を後から行うことがなかなか難しい機種も存在しています。

その点、Enerezza Plusであれば、そんな後からの変更も容易に行うことが可能です。

後から変更が効きやすいという点は、Enerezza Plusを導入する際での大きな後押しとなってくれるでしょう。

なお、蓄電システムの増設は初回設置後から2年以内となり、蓄電池同士の容量差が大きくなることで生じる過放電などのトラブルを防ぐために、増設期限が設けられています。

業界最長20,000サイクルの長寿命バッテリー

業界最長20,000サイクルの長寿命バッテリー

蓄電池の性能を示す要素の1つとして挙げられるのが、サイクル数です。

ここでのサイクルとは、蓄電池の性能に関係する単位として使われるものです。

電池残量が0%の状態から100%まで充電して再び0%になるまでを1サイクルとし、このサイクルを何度繰り返せるかが寿命の目安となります。

サイクルが多ければ多いほどバッテリーは長寿命となり、より長期にわたって使用していくことが可能となるでしょう。

その点、Enerezza Plusは性能として20,000サイクル後でも約60%の電池容量を維持する、業界最長の長寿命バッテリーです。 (従来品の約1.5倍の長寿命)

サイクルが少ないと充電にも細かく気を遣わなければならなくなりますが、20,000サイクルという膨大なサイクル数があれば、ある程度気軽な運用が可能となります。

たとえば、11kWhの蓄電池で1日1サイクルを繰り返した場合、約54年後でも6.6kWh以上の蓄電容量を維持できる計算になります。

蓄電池は導入コストが高額な設備ですので、寿命が長いことは非常に嬉しい要素だといえるでしょう。

安全性の高い半固体クレイ型リチウムイオン電池を採用

安全性の高い半固体クレイ型リチウムイオン電池を採用

蓄電池に用いられることの多い素材として挙げられるのが、リチウムイオン電池です。

しかし、Enerezza Plusは従来のリチウムイオン蓄電池と異なる構造の半固体クレイ型リチウムイオン電池と呼ばれる電池を採用しています。

これは電極に独自開発の電解液を練り込んで粘土状にするという新たな技術を用いた電池です。

従来のリチウムイオン電池は、可燃性の液状電解液が液漏れを起こして燃えてしまうことがあるという弱点がありました。

それに対してクレイ型リチウムイオン電池は、電極に電解液を練り込むことによって、安全性を飛躍的に高めることに成功しています。

クレイ型リチウムイオン電池の恩恵として長寿命化にも成功しており、前述の通り、従来型と比べ約1.5倍の長寿命化に成功しました。

参考:京セラ「クレイ型リチウムイオン蓄電池

業界最長クラスの機器保証・容量保証期間15年

15年保証

蓄電池を長期的に使用していくにあたって、気になる点として挙げられるのが保証期間です。

蓄電池は高コストな設備であり、仮にトラブルなどで想定されている年数よりも早く壊れてしまえば、大きな損害を招いてしまいかねません。

その点、Enerezza Plusは、15年にわたる長期の機器保証・容量保証期間を用意しています。

これは業界最長クラスの年数であり、トラブルの不安を抱かず、安心して利用していくことができるでしょう。

さらに自然災害保証についても10年間の保証付きなので、より安心して導入していただけます。

太陽光発電以外からも給電が可能

通常、蓄電池は太陽光発電とのみ接続して運用します。

つまり、蓄電池に電気を給電することができるのは電力会社からの系統電力か、太陽光発電で発電した電力のみです。

しかし、マルチ入力型ハイブリッド蓄電システムであるEnerezza PlusはAC100V出力用コンセントがあるさまざまな外部電源から蓄電池への給電ができます。

これによって太陽光発電の発電量が少ない曇りや雨の日であっても、蓄電池を充電したり、停電時の非常用電源として活用することが可能です。

接続できる外部電源には以下のような種類があります。

これらの外部電源を接続するのには、後述するオプションのEXボックスとEXケーブルが必要です。

選べる運転モード

Enerezza Plusには、さまざまな運転モードが用意されています。

運転モードには以下のように通常の連系時に使用する5モード、停電時の3モードがあり、設定する運転モードによって充放電の仕方が異なります。

このように運転モードを状況に合わせて変更することで、場面ごとにより高いパフォーマンスを期待しやすいという点は、Enerezza Plusの大きな強みです。

従来機種(Enerezza)との違い

従来機種(Enerezza)との違い

Enerezza Plusは前身となる旧機種に、単機能型蓄電システム Enerezza(エネレッツァ)が存在しています。

Enerezza PlusとEnerezzaの性能は概ね似通っていますが、大きな変更点として挙げられるのが単機能型蓄電システムから、マルチ入力型ハイブリッド蓄電システムへの変更です。

この変更によって、太陽光発電からの電気を効率よく蓄電できることに加えて、EVなどの外部電源からも電力を給電できるようになりました。

また、パワーコンディショナの定格出力はEnerezzaの3.0kWに対して、Enerezza Plusは5.9kWにパワーアップ。

Enerezza Plusはより多くの電力を一度に使用できます。

さらに、停電時の自立出力もパワーアップしています。

Enerezzaの自立出力2.0kVAに対して、Enerezza Plusは蓄電池の容量ごとに2.0kW(蓄電容量5.5kWh)・4.0kW(蓄電容量11kWh)・4.5kW(蓄電容量16.5kWh)となっています。

なお、蓄電池ユニット自体はEnerezza PlusとEnerezzaで共通となり、パワーコンディショナの違いがそのまま上記の違いを生み出しています。

京セラの蓄電池Enerezza Plusの価格

京セラの蓄電池Enerezza Plusの価格

Enerezza Plus の価格は、容量が大きくなるほど高価になっています。

5.5kWhは3,421,000円、11kWhは5,621,000円、16.5kWhは7,821,000円というのがメーカー希望小売価格です。

蓄電池の適正価格はメーカーや容量、設置工事の難易度によって、蓄電容量1kWhあたり150,000~300,000円程度となります。

Enerezza Plusの場合、200万円から300万円の範囲で設置できるでしょう。

蓄電池の設置には国や自治体の補助金が申請できることも多いので、事前に調べておきましょう。

Enerezza Plusはこんな方におすすめ

Enerezza Plusはこんな方におすすめ

ここまでにご紹介させていただいたように、Enerezza Plusは非常に優れた性能を持っている蓄電池です。

しかし、蓄電池を開発しているメーカーは他にも多数存在しており、それらのメーカーにもそれぞれ固有の強みが存在しています。

そのため、どこのメーカーの蓄電池を導入するかという点は大きな悩みどころではないかと思います。

そこで以下の項目では、Enerezza Plusはどんな方におすすめなのかについて、具体的に見ていきましょう。

大容量の蓄電池を求める方

Enerezza Plusを導入するのがおすすめな方としてまず挙げられるのが、蓄電池に大容量を求める方です。

Enerezza Plusには3種類の蓄電容量が存在しており、11kWh、16.5kWhという家庭用としては極めて大きな容量も存在しています。

必要な蓄電容量は電力使用量や太陽光発電の発電量と同等程度の容量を導入するのがおすすめです。

どのような運用を想定しているかによって、必要となる容量も変わってくるため、大容量が必要な場合にはEnerezza Plusが大いに役立ってくれるでしょう。

安全性を重視する方

Enerezza Plusは半固体電池であるクレイ型リチウムイオン電池を採用したことによって、従来の蓄電池と比べて非常に高い安全性を実現させています。

通常のリチウムイオン電池は正極と負極が完全に分離されておらず、異物混入や正極・負極の接触による発熱・発火のリスクが高いという問題がありました。

半固体クレイ型電池の場合、電解液を練り込んだ粘土状(クレイ)の電極を使用することで、セパレーターとパウチに用いて正極と負極を完全に分離することが可能となり、発熱・発火のリスクが非常に低くなりました。

火災などの事故のリスクが大幅に軽減されていることは、蓄電池導入に向けたハードルを大きく低下させてくれるでしょう。

Enerezza Plus導入時の注意点

Enerezza Plus導入時の注意点

半固体クレイ型蓄電池であるEnerezza Plusを導入すれば、生活の助けとなることでしょう。

しかし、ただ導入すればいいというわけではなく、Enerezza Plusを導入する際には注意しておきたい点もいくつか存在しています。

この項目ではEnerezza Plus導入における注意点について、詳しくご紹介いたします。

設置場所の確認

多くの蓄電池がそうであるように、Enerezza Plusもサイズの大きな設備となっています。

そのためEnerezza Plusを導入する前には、まず設置できるだけのスペースがあるかどうかを確認しなければなりません。

設置場所は屋内・屋外の両方に対応が可能ですが、同時にさまざまなポイントに注意を配る必要があります。

例えば、屋内に設置する場合には、一定の稼働音が伴うため静けさが求められる寝室のそばなどには設置を避けた方が無難です。

また、ブレーカーの近くに設置しケーブルを短くした方が、電気のロスが減って効率的な運用を行っていくことが可能になります。

高温多湿な場所への設置を避けるのも重要なポイントであり、例えば屋外に置く場合、直射日光の当たらない場所に置くことが大切です。

また、結露も蓄電池の稼働を妨げ、ダメージを与えてしまう原因となるため、結露しにくい風通りのよい場所に設置することも重要でしょう。

Enerezza Plusは屋内外どちらへの設置も可能ですが、蓄電池は一度設置すると簡単に移動させられないので、邪魔になりにくい屋外に設置するのがいいでしょう。

 ただし、外気温が-20℃以下になる寒冷地や、沿岸部などの重塩害地域では屋内設置のみとなっています。

運転モードの設定

Enerezza Plusの大きな特徴であり、強みとして挙げられるのが、全部で8つある多彩な運転モードです。

運転モードは残りのFIT期間やライフスタイルに合わせて選ぶのが基本であり、どのモードを使用していくかによって、その機能が大きく変わってきます。

例えば、売電モードでは日中は太陽光発電の電力で生活し、余った電力は蓄電池への充電は行わずに電力会社に売電します。

夜間などは蓄電池に貯めている電力を使用し、深夜時間帯に割安な電力を買電して蓄電池を充電します。

卒FIT後など、なるべく太陽光発電の電力を自家消費したい場合は、グリーンモードに設定するなど、ライフスタイルに合った運転モードを選ぶようにしましょう。

京セラ蓄電池Enerezza Plusの仕様

京セラ蓄電池Enerezza Plusの導入を検討するためには、その細かな仕様について把握しておくことも大切です。

蓄電池を構成しているパワーコンディショナ、蓄電池、リモコンの各部位について詳しく把握しておくことで、より効果的な運用を実現していけるでしょう。

以下の項目で、各使用について見ていきましょう。

マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム Enerezza Plusの仕様

マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム Enerezza Plusの仕様
マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム Enerezza Plus
形式 EGS-MC0550 EGS-MC1100 EGS-MC1650
蓄電池ユニット 1台 2台 3台
蓄電池定格容量 5.5kWh 11.0kWh 16.5kWh
蓄電池初期実効容量 4.7kWh 9.4kWh 14.1kWh
希望小売価格(税込) 3,421,000円 5,621,000円 7,821,000円
運転モード 連系運転時 売電モード
グリーンモード
フルグリーンモード
強制充電モード
待機モード
自立運転時 電池放電優先モード
外部発電優先モード
電池放電禁止モード

マルチ入力型パワーコンディショナMBS-590の仕様

マルチ入力型パワーコンディショナMBS-590の仕様
マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム Enerezza Plus
マルチ入力型パワーコンディショナ
型番 MBS-590
定格出力(連系出力(力率0.95時)/自立出力) 5.9kW/6.0kVA(片相3.0kVA)
定格出力電圧 AC 202V(単相2線式、単相3線に接続)
定格出力周波数 50/60Hz
電力変換効率 太陽光発電:95.5%(定格出力時)
絶縁方式 非絶縁トランスレス方式
運転時騒音 40dB以下
定格周波数 50または60Hz
連系保護装置 交流過電圧(OVR)
交流不足電圧(UVR)
周波数上昇(OFR)
周波数低下(UFR)
受動的単独運転検出
能動的単独運転検出
逆電力(RPR)
冷却方式 冷却ファン
太陽電池入力 最大入力回路数 4回路(4MPPT)
最大入力電力 7.2 kW(4回路)
(ただし最大2.4kW/回路)
過積載 9.9 kW(4回路)
入力電圧範囲 DC 0~450V
MPPT制御可能
  電圧範囲
DC 70V~420V
外部電源入力 入力電力 0.2kW~1.5kW
入力電圧 AC 100V
外形寸法(mm) W650×H717×D240
質量 57kg(取付板含む)
使用温度環境 ー20~+40℃(結露なきこと)
設置場所 屋外(または屋内)設置
(重塩害地域及びー20℃以下の寒冷地は屋内のみ)

蓄電池ユニットLBS-0550の仕様

蓄電池ユニットLBS-0550の仕様
マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム Enerezza Plus
蓄電池ユニット
型式 LBS-0550
蓄電池定格電圧 153.6V
電池電圧範囲 DC96.0V ~ 172.8V
使用温度範囲 周囲温度-20~+40℃
設置場所 屋内外設置(重塩害地域及び-20℃以下の寒冷地は屋内のみ)
外形寸法(mm) W485×H562×D280
質量 約64kg
定格周波数 50または60Hz
備考   蓄電池容量  定格入出力電力
EGS-MC0550 5.5kWh 連系1.5kW/自立2.0kW
EGS-MC1100 11.0kWh  連系3.0kW/自立4.0kW
EGS-MC1650 16.5kWh 連系4.5kW/自立4.5kW

リモコンMRC01の仕様

リモコンMRC01の仕様
マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム Enerezza Plus
リモコン
型式 MRC01
表示方法 5.0インチ カラー液晶
操作方法 タッチパネル方式
通信方法 有線
表示内容 運転モード
蓄電池残量
蓄電池充放電状況
太陽光発電状況
売買電電力値
日付/時刻表示
使用温度範囲 0~+40℃
使用湿度範囲 25~95%RH(ただし結露および氷結なきこと)
設置場所 屋内(壁面設置)
外形寸法(mm) W170×H151×D24
質量 375g

参考;京セラ「マルチ入力型ハイブリッド蓄電システム Enerezza Plus(エネレッツァ プラス)

京セラEnerezza Plusの運転モード

Enerezza Plusに搭載されているさまざまな機能の中でも、目玉となるのが全部で8つある多種多様な運転モードです。

運転モードについてあらかじめ詳しく把握しておくことは、ベストな運用を目指していく上での重要なポイントとなるでしょう。

Enerezza Plusの運転モードは以下のように連系運転時に選択する5つのモードと、停電時の自立運転で使用する3つのモードがあります。

以下の項目ではEnerezza Plusの運転モードについて、詳しくご紹介いたします。

通常時の連系運転用のモード

この項目で紹介するのは平常時に使用する連系運転用のモードです。

基本的にはグリーンモード、フルグリーンモード、売電モードのいずれかから選択します。

強制充電モードや待機モードは台風などによる停電が予測される時やメンテナンス時に使用するモードです。

グリーンモード

グリーンモードは太陽光発電によって発電した電気を、自家消費メインで利用していくためのモードです。

蓄電池に貯めた電力によって、電気代を節約するのと同時にCO2の削減を図り、環境負荷を軽減できることからグリーンモードという名称がついています。

まず、日中に太陽光発電で発電した電気はご家庭で自家消費します。

自家消費分以上に発電した電気をEnerezza Plusに充電し、十分に充電できている場合は電力会社に売電します。

また、雨などによって太陽光発電の発電量が足らない場合は、蓄電池に蓄えている電力を使用し、それでも足らない場合に電力会社から購入します。

夕方以降はなるべく電気を購入せず、Enerezza Plusに蓄えられた電力で生活し、深夜のうちに割安な電気でEnerezza Plusを再び充電します。

フルグリーンモード

フルグリーンモードはグリーンモードをより極端にしたものであり、基本的な動きは共通ですが、Enerezza Plusへの充電は太陽光発電でのみ行います。

まず、日中に太陽光発電で発電した電気はご家庭で自家消費します。

自家消費分以上に発電した電気をEnerezza Plusに充電し、十分に充電できている場合は電力会社に売電します。

また、雨などによって太陽光発電の発電量が足らない場合は、蓄電池に蓄えている電力を使用し、それでも足らない場合に電力会社から購入します。

夕方以降もなるべく電気を購入せず、Enerezza Plusに蓄えられた電力で生活し、蓄電池内の電力が無くなった場合は電力会社から購入します。

深夜時間帯もEnerezza Plusへの充電は行わず、翌朝以降に太陽光発電が発電した電力で充電します。

売電モード

フルグリーンモードの対極に挙げられるのが、売電モードと呼ばれるこちらのモードです。

売電モードでは、太陽光発電によって得られた電力をEnerezza Plusには一切充電せず、ご家庭への自家消費で使い切れなかった余剰電力はすべてを売電に回します。

まず、日中に太陽光発電で発電した電気はご家庭で自家消費します。

自家消費分以上に発電した余剰電力は全て電力会社に売電します。

また、雨などによって太陽光発電の発電量が足らない場合は、蓄電池に蓄えている電力を使用し、それでも足らない場合は電力会社から購入します。

夕方以降はなるべく電気を購入せず、Enerezza Plusに蓄えられた電力で生活し、深夜のうちに割安な電気でEnerezza Plusを充電します。

強制充電モード

強制充電モードはその名前の通り、充放電の時間帯設定を無視してすぐさまEnerezza Plusを充電できるモードです。

充電が完了した後は待機状態になり、放電を行いません。

これは台風など、あらかじめ予測できる災害への備えとして使用するモードであり、電力を貯めておくことで万が一停電が発生しても普段通り生活することができます。

待機モード

待機モードは、充電時間・放電時間の設定に関わらず、充放電を行わないモードです。

一定期間、充放電を止めたい場合に使用されるモードですが、基本的には使用されないモードとなっています。

なお、蓄電池の過放電を防ぐために待機モード中であっても充電が始まる場合があります。

停電時の運転モード

Enerezza Plusは停電時への備えとしての役割も強く意識された蓄電池となっており、停電時の電力供給を滞りなく行うための運転モードが3種類用意されています。

3つの運転モードを適宜切り替えていくことによって、停電という非常事態にあっても円滑な運用が可能となるでしょう。

電池放電優先モード

停電時に使用されるモードのうち、電池放電優先モードは、太陽光発電と蓄電池の電力を優先して使用するというモードです。

蓄電池の内部の電力から消費していき、それがなくなると外部電源からの使用を行うという順序は、普段と変わらない安定した電力消費を行いやすいものとなっています。

外部電源優先モード

外部電源優先モードでは上のモードと反対に、太陽光発電とEXボックスやEXケーブルを介して外部から得た電力を優先して使用していくというモードになっています。

こちらは蓄電池の内部に貯めてある電気を温存しやすく、停電が長期化しそうな見込みの時でもしっかりと備えていきやすいモードだといえるでしょう。

電池放電禁止モード

電気放電禁止モードは、Enerezza Plus内部の電気を使用せず、太陽光発電によって得た電力と外部電源からの電力だけを使うというモードです。

電力が余った際には蓄電池に充電を行い、電力の蓄えを増やしていくことができます。

太陽が出ている日中など、太陽光発電と補助になる外部からの電力だけで使用電力を補えそうなときには、このモードを使用すれば蓄電池に余裕を持たせることが可能です。

Enerezza Plusで停電時も安心

Enerezza Plusで停電時も安心

Enerezza Plusの蓄電池としての性能は、電気代の節約だけでなく、停電時への備えとしても役立ってくれます。

特に日本は世界でも有数の災害大国であり、地震や台風などが原因となって電力の供給が途絶えてしまうケースも少なくありません。

停電からの復旧には時間がかかる場合もあり、電気が使用できないと生活に多くの支障が出てしまうことが考えられます。

その点、Enerezza Plusがあれば停電時でも蓄電池からの電力供給を受けることができ、安心して生活を送ることができるでしょう。

以下の項目では、Enerezza Plusの停電時の運用について詳しくご紹介させていただきます。

EXボックスで外部電源を利用

Enerezza PlusはオプションのEXボックスとEXケーブルを使用することで、EVや車載コンセントのあるハイブリッド車などから電力を得ることができます。

EVなどの電動車に搭載されているバッテリーは容量が大きく、Enerezza Plusを介して家庭で使用することができれば、より長期にわたって電気の供給を受けることが可能です。

また、車両以外にもポータブル蓄電池・発電機などのさまざまな外部電源と接続することができ、停電時でも電力供給を受けることができるでしょう。

外部電源や燃料電池から蓄電池に充電することもでき、太陽光発電による電力を得にくい天候や状況が続いていても、安心して電気を利用することが可能となっています。

京セラの蓄電池Enerezza Plus まとめ

蓄電池・太陽光発電のお見積りはエコ電気サービス株式会社にお任せ下さい

今回は京セラによって開発・リリースされている蓄電池、Enerezza Plusについてご紹介させていただきました。

蓄電池には数々の種類がありますが、Enerezza Plusはその中でもとりわけ高い性能を有している部類の蓄電池だといえます。

単独での使用はもちろん、太陽光発電と連動させたハイブリッドでの使用や、EVとの連動など、電気代の削減や停電時の非常用電源として役立てていくことができるでしょう。

蓄電池の導入に向けて、この記事がみなさまのお役に立てば幸いです。

エコ電気サービスでは、蓄電池はもちろん、取り扱いのある太陽光発電やV2Hシステムなど、全ての商品を適正価格でご案内することをお約束しています。

まだ蓄電池のメーカーなどがお決まりでない場合、専任の担当者が一緒にメーカーを選定しますので、ご安心ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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