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電気自動車をより便利に使うことができるV2H。
ここ最近は電気代が高騰してきたこともあり、皆様からいただくお問い合わせでも「V2Hで電気代を節約できるのか知りたい」といった内容も増えてきました。
実はV2Hを導入すると多くのご家庭で電気代を節約することができます。
そこで今回は、V2Hを導入することでなぜ電気代の節約につながるのかを徹底解説しました。
ぜひ参考にしてみてください。
V2Hとは電気自動車の電気を取り出し、自宅で使えるようにするシステムです。
これにより、電気代の削減や停電時にも電気自動車を非常用電源として使用できます。
電気代の高騰や大規模な災害が予想されているので、それらへの備えとして導入される方も大勢いらっしゃいます。
また、電気を取り出すだけでなく、充電待ちの必要ない自宅充電が可能です。
通常のEV用コンセントによる充電と比べると、最大で2倍のスピードで充電できるので、電気自動車の利便性向上に貢献するでしょう。
加えて、電気自動車が増えてくると、公共の充電設備は混雑することが予想されます。
そのような場合でも、V2Hがあれば自宅で充電できるので非常に便利です。
さらに、近年はカーボン・ニュートラルなど環境保護に向けた取り組みが加速しています。
V2Hを太陽光発電と連系させれば、自家発電した電気で電気自動車を充電できます。
電気自動車は太陽光発電のクリーンな電気で走らせるのが似合います。
このように、V2Hとは新しい時代にマッチしたシステムだと言えるでしょう。
V2Hについてもっと詳しい解説はこちらから
V2Hを導入することで多くの場合、電気代の節約につながります。
その理由は以下の3つです。
また、V2Hを最大限有効活用するには太陽光発電との連係が必須となります。
太陽光発電があれば発電した電気を電気自動車に充電することができるので、より電気代の節約や充電費用の削減につながります。
V2Hは電気自動車に充電されている電気を自宅で使用するために開発されました。
電気自動車に充電した割安な、または無料の電気をご家庭で消費することで電気代を節約することができます。
これから電気代の高騰が予想されますので、この節電効果は家計にとって大きいですね。
現在はウクライナ情勢の悪化などによる液化天然ガスの高騰により、燃料費調整額が値上げされています。
この燃料費調整額は電気1kWを電力会社から購入するごとに加算されるので、太陽光発電やV2Hを活用して、なるべく電気を購入しないことが電気代の節約につながります。
電気自動車を充電する方法は3つあります。
1つ目は公共の充電スポットを利用する方法。
2つ目は自宅で割安な深夜電力を充電する方法。
この2つの方法は充電するのに費用がかかります。(無料充電スポットも中にはあります)
しかし、3つ目の太陽光発電を使って充電する方法をとれば充電にかかる費用を節約可能です。
充電スポットまで行く労力や電気料金をかけずに自宅で充電できるので、電気自動車をより快適に乗りこなすことができます。
V2Hがあれば自宅で電気自動車を充電できるようになります。
その時、ご家庭が深夜電力の安い電力プラン(はぴeタイムRなど)に加入していればお得に充電可能です。
公共の充電スポットは無料のものもありますが、まだ数は多くありません。
多くの場合、月額の会員費や利用時間に応じての利用料が発生します。
V2Hを導入することでそのような費用も節約可能です。
V2Hを導入すれば多くの場合で電気代を節約することができます。
しかし、電気自動車の使い方によっては思うような節約につながらない場合もあります。
それは以下で紹介するようなケースです。
朝から深夜まで電気自動車が出払っていることが多い場合、電気自動車に貯まった電気を自宅で使用する機会が少ないので思うように節約につながりません。
また、太陽光発電で発電した電気を充電する機会も少ないので、充電費用も多くかかることが予想できます。
深夜電力を充電するためだけにV2Hを導入するのはおすすめできません。
深夜電力を電気自動車に充電するだけであれば、V2Hではなく普通充電器がおすすめです。
200W普通充電器であればV2Hとほとんど同じ6kW充電をより手頃な価格で導入することができます。
また、差込口だけのシンプルなEV用コンセントから給電ケーブル一体型の本格的なものまで種類も豊富なので、予算の中でご自宅にピッタリの普通充電器を選ぶことが可能です。
V2Hを導入することで電気代を節約することが可能です。
また、そのようなコストメリット以外にもV2Hを導入するメリットはあります。
それは以下の3つです。
V2Hで自宅と電気自動車を繋ぐことで電気自動車を大容量の非常用電源として使用できます。
これにより、電気代の削減に加えて、停電時にも電気を使えるようになります。
電気自動車の電池容量は10kW以上のものがほとんどなので停電が長引いても安心して過ごしていただけます。
電気自動車の充電にはガソリン車以上に時間がかかります。
ある程度の走行距離を走れるようにするのに、普通充電では1時間以上も給電ケーブルを繋いでおかなければいけません。
そこで懸念されるのが、充電設備の順番待ちです。
公共の充電器の設置台数がガソリンスタンド以上の数になれば問題ないかもしれませんが、まだまだ現実的ではありません。
いまのところ充電スポットの数は2万箇所以上あり、ガソリンスタンドの6割以上にもなると言われています。
しかし、小さなガソリンスタンドでも給油機自体は2~4台あるのに対し、充電スポットでは1機だけや2機だけしかないところも多くあります。
充電スポットに設置される充電器の数が給油機の数を上回るのはずいぶん先の話でしょう。
数に限りがあり、充電に時間のかかる公共の充電スポットを日常的に使用するのは大きなストレスになる可能性があります。
その点、V2Hであれば自宅で充電できるので順番待ちの必要がありません。
充電スポットを探す時間・そこまで行く時間・順番待ちの時間、電気自動車の充電にかける時間を別のことに使えます。
参考:一般社団法人 次世代自動車振興センター「どこで充電できるの? | 電気自動車の5つの不安にお答えします!」
V2Hの充電速度は100W普通充電器の約2倍です。
またトライブリッド蓄電システムのV2H機器であれば、太陽光発電と併せて9.9kWの出力で充電できます。
電気自動車の電池容量が多くなると100W普通充電器では翌日までに満充電することが難しくなり、出先で追加の充電が必要です。
V2Hであれば自宅充電だけで完結することができるので、お出かけ先でも不便を感じません。
トライブリッド蓄電システムについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
V2Hを導入することでほとんどのご家庭で電気代などを節約することができます。
では実際どの程度の節約に繋がるかですが、これは各ご家庭の電気使用量や電気自動車の使い方によって大きく変わってきます。
例えば、電気使用量が少なくほとんど電気自動車を使用しないご家庭であれば大幅に電気代を節約することができるでしょう。
また、電気自動車の充電費用も節約することが可能です。
反対に電気使用量が多く、日中のほとんどは電気自動車を使用しているご家庭では節約できる費用は上記のご家庭に比べると少なくなります。
前述のような朝から晩まで電気自動車を使用する場合は節約できる費用はさらに少なくなってしまうでしょう。
わかりやすい数字をお伝えするのは簡単ですが、V2Hで節約できる費用は上記の電気自動車の使い方などに加えて太陽光発電の発電量など様々な要因があり、それぞれが変動的かつご家庭によってバラバラなので一概にこのくらいとお伝えすることはできません。
それこそ、1ヶ月の電気代がほとんど必要なくなったご家庭もあれば、1000円程度の節約に留まるご家庭もあります。
以下の表で節約費用の目安を簡易的にですがご確認いただけますので、参考にしてみてください。
節約費用の目安 | 電気使用量:少 | 電気使用量:中 | 電気使用量:多 |
電気自動車の使用頻度:少 | 節約:多 | 節約:多 | 節約:中 |
電気自動車の使用頻度:中 | 節約:多 | 節約:中 | 節約:少 |
電気自動車の使用頻度:多 | 節約:中 | 節約:少 | 節約:少 |
今回はV2Hによる電気代の節約について解説しました。
V2Hを導入することでほとんどのご家庭で電気代などを節約することが可能です。
太陽光発電で発電した電気を電気自動車に充電し、夜間に使用することで節電につながります。
とくに電気自動車を休日にしか使わないなど、使用頻度の低いご家庭ではより恩恵を受けられるでしょう。
逆に、電気自動車を朝から晩まで使用しているご家庭だと節約効果はあまり期待できません。
そのようなご家庭の場合、V2Hではなく普通充電器も選択肢の一つとして検討してみましょう。
ただ、V2Hのメリットは電気代や充電費用の節約だけではありません。
停電時には電気自動車の大容量バッテリーを非常用電源として活用することができます。
地震や台風などの自然災害により停電が長引いた時、普段通りに電気を使用できるので心強いでしょう。
以下、今回のまとめです。
以上のようにV2Hを導入することで多くの節約効果を見込めます。
エコ電気サービスではV2Hの対応車種はもちろん、使いやすい設置場所や補助金申請などトータルサポートを実施しています。
加えて、V2H・太陽光発電・蓄電池など取り扱っている全ての商品を適正価格で販売しています。
気になる商品やご不明点など、お気軽にお問い合わせください。