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三菱エコキュートには、清潔さや快適さを追求した機能がたくさんあります。もちろん、エコキュート最大の魅力とも言える”省エネ”についても、とことんこだわりが詰まっています。
今回は、そんな省エネ機能の中でもお湯の沸き上げに直接関わってくる「わき上げ制御」機能について解説したいと思います。
実際のわき増し/わき増しの停止に関する使い方についてもご紹介しますので、是非三菱エコキュートの導入を考える際の参考にしてみてくださいね。
三菱エコキュートの「わき上げ制御」は、各家庭でのお湯の使用量に基づいた最適な量のお湯を夜間にわき上げてくれる、省エネに特化したかしこい機能です。
ほぼすべての機種に共通で搭載されており、エコキュート最大の役割である”お湯の沸き上げ”を担っています。
「わき上げ制御」は過去2週間分のお湯の使用状況を学習して、ご家庭にぴったりな量のわき上げを行ってくれます。
夜間のわき上げ量を調整することで、余剰になってしまうお湯を減らすことができます。お湯が不足してしまいそうな日には、自動でわき増しを行ってくれます。
「わき上げ制御」には2つのモードがあります。それぞれの違いを見ていきましょう。
過去2週間のお湯の使用状況を学習して、最適な量のお湯を自動で沸き上げるメーカーおすすめのモードです。
ムダなくお湯を沸かすよう自動調整するため、過去2週間のお湯の使用量によっては、朝の時点でタンクが満タンまで沸き上がらない場合もあります。
エコキュート購入時には、初期設定としてこちらのモードが選ばれています。購入直後の使い始めには、日々のお湯の使用状況を学習させて最適な効率のお湯をわき上げてくれる、「おまかせ」での使用が推奨されています。
過去2週間のお湯の使用状況を学習した上で、「おまかせ」よりも多めにお湯をわき上げてくれるモードです。
「おまかせ」では頻繁にお湯が足りなくなったり、湯量がギリギリで心許ない、という場合にはこちらの「多め」を選んでください。ただし、効率が低下し消費電力が増えてしまう可能性があります。
設定したモードに沿い、夜間に自動でわき上げを行います。「多め」モードではお湯をわき上げる量が異なることから、わき上げ温度が少し高めになることがあります。
「わき上げ制御」は、1日ごとのお湯の使用状況だけでなく、1日のうち集中的にお湯を使う時間帯と使用量も学習します。
例えば毎日21時前後にお風呂でたくさんのお湯を使っていることを学習していると、20時頃にタンクのお湯が予想使用量を下回っている場合に不足分のお湯をわき増してくれます。
「集中湯量不足分わき増し」を行った後に最低貯湯湯量以下(「おまかせ」ではシャワー1回分の約80L以下、「多め」ではシャワー2回分の約160L以下)になると、湯切れを防止するために自動でわき増しを行います。
「両親が来るからたくさんお湯を用意しておきたい」「ホームパーティーをするからお湯の量に余裕がほしい!」そんな時におすすめなのが「満タンわき増し」機能です。
急にお湯がたくさん必要な日には、スイッチひとつですぐにわき増しをスタートできます。
上の例とは逆に、「今日は自分以外の家族が帰ってこない」「早い時間にお風呂を済ませたから、”集中湯量不足わき増し”は必要ないな」といった場合には、「わき上げ休止」機能を使うことができます。
「満タンわき増し」「わき上げ休止」のボタンはリモコンに分かりやすく配置されているので、操作方法で迷うことがなく安心です。
三菱エコキュートには、「わき上げ制御」のほかにも省エネ・節電をサポートしてくれる便利な機能が備わっています。
「ふろ自動」ボタンを押すだけで、ダブルの省エネ運転がスタート。湯切れの心配がある場合に自動的に機能してくれます。
「アシスト湯はり」では、貯湯タンク内のお湯・ヒートポンプでわき上げたお湯・水道の水を混ぜ合わせてお湯はりをすることで、冬期給湯保温モード効率において約2%の効率改善をもたらします。
「ヒートポンプ保温」は、ヒートポンプでわき上げたお湯とぬるくなった浴槽のお湯を互いに熱交換させることで、効率的に湯船を保温します。
「わき上げ制御」は、2週間分のお湯の使用状況データを元に適切な湯量をわき上げてくれるというものでした。
さらに「節電モード」をONにしておくと、「おまかせ」時と比較してわき上げる湯量を抑えてくれるため、より高い省エネ効果を期待できます。
なおOFFにした状態に比べるとタンクのお湯は少なめになりますから、お湯が足りなくなってしまい結局わき増しが必要に……なんてことも考えられます。使いすぎには注意して、省エネに取り組みたいですね。
「節水は心がけたいけど、日頃使うお湯の量が多いのか少ないのか、いまいち分からない」「家族に節水してと言ってもあまり協力してくれない」
そんなお悩みは「給湯ガイド」にお任せ。目標湯量を設定することで、カンタンにお湯の使用量を把握することができます。
お湯を止めると、”直前に使用したお湯の量”と”本日使用したお湯の量”を確認することができます。使ったお湯の見える化で、節水意識を高めることができそうですね。
今すぐ無料見積もり descriptionここからは、三菱エコキュートのわき上げに関するQ&Aをご紹介していきます。
「昼間のわき増しは電気代が割高だから、料金の安い夜間にだけわき増しするようにしてほしい」という方もいらっしゃると思います。遅い時間にお風呂に入ることが多い場合、どうせわき増しするなら安い電気代で済ませたいですよね。
残念ながら、現在の三菱エコキュートにはわき増し時間を設定する機能はないようで、都度「わき上げ休止」を押しておく必要があります。夜間の時間帯になるとわき上げ休止は自動で解除されます。
あらかじめ家を空ける予定が分かっている場合には、「わき上げ停止日数」を設定してください。設定した日数の間、給湯器のわき上げを停止させることができます。
1ヶ月以上お湯を使わない場合は、衛生面の観点からタンク内の水を抜いておくようにしてください。
その通りです。「わき上げ制御」は過去のお湯の使用状況を参照するので、来客などで普段と違いたくさんお湯を使った日があると、しばらくはわき上げる湯量が増えます。
深夜のわき上げだけでなく、使用状況によっては昼間にも追加でお湯をわかすことがあります。
もちろん、わき上げ量を減らしたい場合には「わき上げ休止」を設定することもできます。
今回は三菱エコキュートの「わき上げ制御」と、関連する省エネ機能について紹介してきました。
上手く使うことでご家庭に最適な湯量を最低限の電力でわき上げてくれる、かしこい機能であることがお分かりいただけたかと思います。
数あるエコキュートメーカーにおいて、パナソニックに並ぶほどのシェアを誇る三菱。紹介した省エネ機能はもちろん、マイクロバブルでの洗浄機能やホットあわーなど数々の独自性能が備わっており、人気の高さにも納得ですね。
エコ電気サービスでは、三菱エコキュートをお求めやすいネット価格で販売しております。どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。