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災害時の備えや卒FITをきっかけに、蓄電池を導入したいと考える人は年々増加していますが、太陽光発電とセットで運用する際は後付けと相性の悪い種類があるなど、注意点がいくつかあります。
そこで、後付けする蓄電池の選び方、注意点を専門家がわかりやすく徹底解説していきます!
家庭用蓄電池は、後付けすることが可能です。
太陽光発電をお持ちのかた向け、災害時の非常用電源が欲しいかた向けなど、後付けすることがあらかじめ想定されています。
太陽光で発電した電気は、『パワーコンディショナー』によって家庭で使用できる電気に変換されます。同様に、蓄電池に充電するためには『パワーコンディショナー』で電気を変換する必要があります。
太陽光発電と蓄電池をつなぐための『パワーコンディショナー』を2台設置することになるのが『単機能型蓄電池』。1台に両方の機能をまとめたのが『ハイブリッド型蓄電池』です。
蓄電池を後付けする場合、『単機能型』にするか『ハイブリッド型』にするかを選びます。
『単機能型』と『ハイブリッド型』どちらを選ぶべきかは、太陽光発電を設置しているかどうかが判断材料の1つです。
太陽光発電を設置しているご家庭であれば、『ハイブリッド型』がおすすめ。
『パワーコンディショナー』は電気の変換時にロスが発生し、蓄電量が少し減ってしまうことがあります。
『ハイブリッド型』であれば、変換が1回なのでロスを最小限にできます。
『ハイブリッド型』にすると、それまで太陽光発電で使用していた『パワーコンディショナー』を取り外し、新しいものと交換します。なので、長年使い続けて保証が切れそうな『パワーコンディショナー』を新品にすることが可能です。
※『パワーコンディショナー』だけを取り換えた場合、太陽光設備全体の保証を外される場合があります。
太陽光発電がないご家庭であれば、『単機能型蓄電池』を選ぶとよいでしょう。
同じ容量の『ハイブリッド型』と比べ価格が控えめです。
ただし、これから太陽光発電の設置を検討されている方は、『パワーコンディショナー』1つの『ハイブリッド型』にしたほうが、設備を減らして設置や故障で発生する費用を抑えられます。
太陽光発電を設置しているのであれば、日中発電した電気を蓄電池に蓄え、夜間に使うことで電気代の節約につながります。
また、安い深夜の電気を蓄電池に貯め、太陽光発電の電気は売電することで収入を得ることも選択肢の1つ。
太陽光発電を持っていなくても、停電や災害に備え蓄電池を設置しておけば、緊急時でも普段通りの生活を送ることができます。
太陽光発電と合わせて節電したり、停電などの緊急時の非常用電源として、蓄電池を設置しておくと安心です。
既設の 『パワーコンディショナー』 との組み合わせ次第では、蓄電池を導入したからといって必ず充電できるとは限りません。
2013年以前の一部太陽光発電は設置できる蓄電池が制限されることがあるので確認しておくとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか
今回は、後付け蓄電池の選び方についてご紹介しました。
最後に紹介した内容を振り返ってみましょう。
後付け可能で便利な蓄電池ですが、よく調べないと本来の性能を発揮しないことがあります。
そんな時はプロに相談するのが1番です。
蓄電池駆け込み寺にご相談いただければ、専門のスタッフが責任を持って最適な蓄電池をご提案させていただきます。