エアコンや空気清浄機、マスコットキャラクターのぴちょんくんでおなじみのダイキン。
換気事業において世界第1位のシェアを誇る大阪発の空調機メーカーですが、エコキュート分野においても、三菱電機・パナソニックに次ぐ第3位のシェアを占めています。
こちらの記事では、ダイキンがつくるエコキュートの魅力をまるっと解説します。清潔な空間をつくりだすダイキンがこだわる、きれいなお湯を保つ仕組みは必見です!
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なぜ空調機メーカーが給湯器を作っているんだろう?と思う方もいらっしゃるかもしれません。一見、空気を扱うエアコンとお湯を扱う給湯器は異なる分野のように思えます。
その理由は、エアコンとエコキュートに共通する「ヒートポンプ」という仕組みにあります。
ヒートポンプの仕組みは、「空気中の熱を集めて必要な場所に移動させる」というもの。室外機で大気中の熱を取り込んで冷媒に熱を移し、空気や水をあたためます。
この技術は、エアコンやエコキュートのほか、冷蔵庫や洗濯乾燥機、床暖房など幅広い家電に利用されています。
ヒートポンプ空調機でエアコン分野を牽引してきたダイキンだからこそ、同じヒートポンプを用いた給湯器であるエコキュートでもその高い技術を発揮しているんですね。
さて、ここからはそんなダイキンエコキュートの機能についてご紹介していきます。
入浴後のお湯は、時間が経つにつれにおいや汚れが気になるようになります。これは皮脂や汗により雑菌が増殖してしまうため。
よりきれいなお湯で快適なお風呂を楽しめるよう開発されたのが「おゆぴかUV」です。
おゆぴかUVは、その名の通りUV=紫外線によってお湯をきれいに保つ機能です。貯湯ユニット内部に搭載されたUV除菌ユニットが、深紫外線の照射を行います。
保温中、浴槽のお湯は浴槽と貯湯ユニットを循環します。このとき貯湯ユニット内で深紫外線を照射するため、ふろ保温中もずっと菌の増殖が抑制される仕組みとなっています。
家族みんながお風呂に入り終わったあとは、リモコンのおゆぴかUV設定が便利です。かんたんな設定で、最長15時間のあいだ深紫外線を照射して菌の増殖を抑えます。
次の日のお洗濯には、ぜひきれいな残り湯を使って節水に役立ててください。
細かな泡が全身を包み込んでくれる「ウルトラファインバブル入浴」では、ウルトラファインバブルがもつ3つの効果で<キレイと快適>をお届けします。
ウルトラファインバブルが全身を包み込み、体の芯まで温めてくれます。お風呂からあがったあとも湯冷めしにくい効果があります。
目に見えないほどに小さな泡がお肌の角質層にまで届き、水分をしっかり浸透させます。入浴後もお肌へのうるおいが長続きします。
ウルトラファインバブルのお湯は洗浄効果が高く、皮膚はもちろん、衣類などの繊維の細かなところまで洗浄することができます。
ウルトラファインバブルの泡は、その小ささから浮上・消滅することなく長期間水中に漂い続けます。そのため、残り湯を使った次の日のお洗濯でも洗浄効果を発揮します。
ダイキンの専用アプリを使うと、お手持ちのスマホがエコキュートのリモコンになります。
スマホとアプリがあれば、ふろ自動・追いだき・ふろ予約をお家の中だけでなく外出先から簡単に操作することができます。
アプリの画面デザインははじめての方も直感的にお使いいただけるシンプルな画面構成です。現在のおふろの状態や、時間ごとのお湯の使用状況がひと目で確認できます。
お手持ちのスマホをエコキュートのリモコンにする手順は、次のかんたんな3ステップです。
アプリの使い方がご不安な場合は、エコキュート工事の際に職人に使い方をお尋ねください。
ダイキンエコキュートの強みはヒートポンプだけに留まりません。ヒートポンプユニット、貯湯ユニットそれぞれに多くのこだわりが詰まっています。
エコキュートの貯湯ユニット内部のタンクには、一般的にステンレスが使われています。
ダイキンでは長期使用によるタンクの腐食劣化を防ぐため、クロム含有量が多く
耐久性の高い高品質なステンレスを採用しています。
エコキュートはタンク内部が常に水とお湯で満たされています。
水は温度が高くなると体積が膨張し、すでに満タンのタンクには更に圧力がかかります。
このときタンクにかかるあるを調整してくれるのが圧力逃し装置(=減圧弁)です。
消耗品としていずれ寿命を迎えるものですが、タンクから逃した圧力を溜め込まずに
開放した状態で寿命を迎える仕組みとなっているため、安心してお使いいただけます。
貯湯ユニット内にあるすべての配管にステンレスを使い、耐腐食性をさらに強めています。なお、薄型タイプのみステンレス配管と銅管が併用されています。
上記のように、ダイキンは貯湯ユニットの耐久性に強い自信をもっています。そのため、ほかにはない交換用ヒートポンプの商品化を行っています。
万一ヒートポンプが故障しても、貯湯ユニットはそのままにヒートポンプのみを交換して、費用を抑えて使い続けることができます。
ダイキンは家庭用エコキュートではじめて「液ガス熱交換器」を搭載しました。液ガスを冷媒として熱交換する液ガス熱交換器は、運転中に温度などの環境変化に対応し、従来の熱交換器よりも安定してお湯を作ることができます。
空調機メーカーだからこその、ヒートポンプの安定性へのこだわりが伺えますね。
圧縮機はエコキュートのお湯を沸かすための心臓部とも言える部分です。ダイキンはその強度を追求するため、JIS規格で定められている試験圧力よりもさらに高圧な独自の基準を設けています。
空調機メーカーを代表するダイキンがこだわりをもって発売するエコキュートについてご紹介してきました。
「おゆぴかUV」や「ウルトラファインバブル入浴」のような、きれいをキープするための機能はもちろん、アプリを使ってさらに便利になる、いいとこ揃いのエコキュートでしたね。
また、ダイキンが得意とするヒートポンプだけではなく、貯湯ユニットについても非常にしっかりと設計されていて、高い耐久性を誇っていることがお分かりいただけたかと思います。
ダイキンエコキュートのお見積りは、エコ電気サービスまでお気軽にお問い合わせください!