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好評を博している国のエコキュート補助金「給湯省エネ事業」および「こどもエコすまい支援事業」がスタートして、半年が経とうとしています。
そんな現在、国だけでなく東京都でもエコキュートを対象とした補助金事業が行われていることをご存知でしょうか?
本記事では、熱と電気の有効活用を目的とした東京都による補助金事業「令和5年度 熱と電気の有効利用促進事業/災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」についてご紹介していきます。
「クール・ネット東京 (別名:地球温暖化防止活動推進センター)」とは、公益財団法人 東京都環境公社により平成20年4月1日に開設された組織です。
東京における地球温暖化防止活動の拠点として、都の依頼を受ける形で「地球温暖化防止の普及・啓発活動や温暖化防止への取り組み」、「省エネ対策の支援・発信」を行っています。
エコキュートのほか、太陽光発電や蓄電池、電気自動車など、再生可能エネルギーを活用するさまざまなエコ設備への補助金事業を行なっています。
今回の補助金事業では、家庭における熱と電気の利用についての有効利用を目的として、太陽熱利用システム、地中熱利用システム及びエコキュート等の設置にかかる費用に対する補助金の交付を行なっています。
こちらの補助金事業では、22万円または設備費・工事費合計の3分の1のいずれか低い金額が補助されます。最大で22万円の補助金を受け取ることができます。
今すぐ無料見積もり description交付対象となる設備は下記の3つです。
太陽熱利用システムとは、太陽による熱エネルギーをパネルに集め、熱を給湯や暖房に用いる仕組みのことです。電気に変換することなく直接お湯を温めるので、効率のいいシステムとなっています。
地中熱利用システムとは、室内と地中の温度差を利用して冷暖房に活用する仕組みのことです。エアコン使用時に大きな節電効果がありますが、エコキュートに比べるとまだまだ知名度は低い設備です。
そしておなじみエコキュートは、ヒートポンプを利用して空気の熱でお湯を沸かすことのできる電気給湯器です。従来のガス給湯器よりも消費エネルギーが少なく、ランニングコストを抑えることができる特徴があります。
ややマイナーな太陽熱利用システム・地中熱利用システムに比べ、エコキュートは今や全国に普及し多くの方に知れ渡っている給湯器といえるでしょう。
今回の補助金における主な要件は下記の通りです。
<共通項目>
<エコキュート>
今回の補助金における注意点は、「エコキュート単体で申請することができない」という点です。要件に「太陽光発電の電力を利用して〜」とある通り、導入するエコキュートには太陽光発電が併設されている必要があります。
なお、太陽光発電システムは新たに設置する場合、既に設置されている場合のどちらも補助対象となります。
①エコキュートの見積
まずはどの販売店でエコキュートを購入するか、見積書を取得して検討しましょう。
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②事前申し込み
事前申し込みは契約前に提出する必要があります。提出書類は「事前申込書・見積書・誓約書」の3点です。こちらが受理されると、申請者に「事前申込受付通知」が送付されます。受け取り次第、エコキュート工事が可能となります。
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③「助成金交付申請兼実績報告」の提出
工事が完了したら、実績報告を提出します。クール・ネット東京側で審査が行われ、交付可否が決定されます。
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④「助成金交付決定通知書」の送付
審査の結果交付決定が下りると、交付決定通知書が送付され、助成金が交付されます。
②で行う事前申し込みの有効期限は1年間です。また、書類に不備がある場合には180日以内にクール・ネット東京と連絡が取れない場合に申請が自動取り消しとなります。
今すぐ無料見積もり description7月には世界各地で過去最高気温を更新しているというニュースを目にした方も多いのではないでしょうか。地球温暖化への対策がより大きく叫ばれる昨今、日本でも補助金や条例を駆使してさまざまな取り組みが盛んに行われています。
給湯分野においては、国の補助金に並び東京でも補助金事業が行われており、エコキュートユーザーやエコキュートの導入を検討している方にとってはうれしい機会となっています。
ご家庭に太陽光発電システムを導入している場合に限られてしまう補助金ではありますが、新築において太陽光発電システムの導入義務化を進めている東京都では、対象となるご家庭もますます増えるのではないでしょうか。
この機会に是非、補助金を使ってさらなる省エネ性能を備えた最新エコキュートの導入をご検討ください。
■出典
クール・ネット東京 令和5年度 熱と電気の有効利用促進事業 https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/effective_utilization_r05
クール・ネット東京 トップページ https://www.tokyo-co2down.jp/