私たちは東証・名証上場の 株式会社東名 のグループ会社です
家電製品を使用している時に注意することが停電です。停電は予期せぬタイミングで襲って来ます。
自然現象が原因で起こることが多いですが、夏の暑い日に停電でエアコンが使えなくなると熱中症などの命の危険にさらされる場合もあります。
停電する原因については自然現象が多く、中でも雷が一番多く理由として知られています。
近くに配置されている電線が雷によってダメージを受けた場合、電気の供給が滞るようになり、停電につながるのです。
そこで今回は、停電でエアコンが使えない場合の対策について詳しくご紹介させていただきます。
※はじめに結論をお伝えさせていただくと、停電の際にエアコンをいつものように快適に使う為には蓄電池が必要です。
停電対策としての蓄電池についても詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
台風や洪水、地震など自然災害はいつ発生するかを予測することができません。
そのような災害が発生した時に困ることは、停電ではないでしょうか。
停電する原因としては先述の通り落雷や大雪、鳥が電柱に巣を作ったことによる停電や、火災が発生したときにも送電を停止するということもあります。
また、夏や冬に停電してしまうとエアコンを使うことができなくなり、困った経験をされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
真夏や真冬などの気温が厳しい時期に停電すると、暑さ・寒さで人体が危険な状態になる可能性があります。
ここからは、停電でエアコンが使えないときの対策や工夫をご紹介させていただきます。
昨今は年々気温が上昇しており、室内でも熱中症になるリスクが高まっています。
特に締め切った狭い室内では熱がこもりやすく熱中症になりやすいですが、万が一停電などでエアコンが使えなくなった場合、どのようにして熱を逃がしたら良いのでしょうか?
今回はすぐに試せるエアコン無しで部屋を涼しくする方法をいくつかご紹介させていただきます。
まずは基本的な方法ですが、窓を開けることが挙げられます。
窓を開けて風が室内を通り抜けることで、こもった熱や湿気が外に排出されることに加えて新鮮な風が室内に循環するため、室内が涼しくなるのです。
効率よく換気するコツは、対角線上にある窓を開けることです。
部屋に窓が1つしかない場合は換気扇を回したり、玄関を開けたりして風の通り道を作ることを意識しましょう。
また、充電式ハンディ扇風機や充電式サーキュレーターを使用することも効果的です。
充電式ハンディ扇風機や充電式サーキュレーターは室内の空気の回してくれるので、涼しくすることが可能です。
どちらも家電ショップ・Amazon・Yahooショッピング・楽天などで購入が可能です。
クーラーが動かなくても、ヒトの体は風があるだけで涼しく感じるものです。
効果的に利用するためには適切な位置に設置することが大切であり、充電式サーキュレーターを窓の方へ向けることで、部屋の空気や熱を外に流すことができます。
近年の真夏の直射日光は特に強く、室内に直射日光が入る事によって室内の気温は驚く程高くなってしまいます。
カーテンを閉める事で確実に室内の気温は下げる事が出来ます。普段お使いのカーテンを遮光タイプのものに切り替えていただく事でさらに室温が下がります。
とても効果的な対策ですのでぜひお試し下さい。
夏場などは、停電によってエアコンが使えなくなった場合、一番に気をつけなければならない事は熱中症の対策です。
まずは水分をしっかりと取り入れて熱中症を未然に防ぐ事が何よりも重要です。
室温がどうしても高い場合は、薬局などで販売されている冷却シートなどの活用して下さい。火照ったカラダから熱を排出させる事が可能です。
寒い季節はできるだけ暖かくして過ごしたいものですが、熱いとき同様エアコンが使えなくなった場合どのような工夫で暖を取ることができるのでしょうか。
停電した場合はホットカーペットなども使うことができないので、電気を使わずに暖を取る工夫をご紹介します。
家を暖かく保つためには、窓サッシやドアの下部から冷たい空気が入ってくると、ひんやりとした冷気を感じ体感温度が一気に下がります。
ドアは開閉する必要があるので、窓からのすきま風をブロックすることをおすすめします。
窓ガラスの下部あたりに段ボールでガードを設置したり、結露防止シートをはったりすると効果的で、夜は早めにカーテンを閉めて窓から伝わる冷気の侵入を防ぐのもおすすめです。
次におすすめの方法は、足元を温めることです。
体の中でも「首」とつく箇所を温めていると寒さを感じにくくなるそうです。
首や肩回りはもちろん、足首や手首を温めると良いと言われており、その中でも足元は心臓から遠い場所にあるため、血流が届きにくいので冷えやすくなってしまいます。
ボア素材やマイクロファイバー、フリースなどを使用した靴下を履く・カーペットを床に敷くなどすると良いでしょう。
そして、冬に暖房が使えなくなった場合は防寒対策が重要です。
冬場はご自宅の室温も下がり、対策を行わないと極度の冷えを起こす事になります。
寒さで風邪を引く以外にも、免疫力の低下や寒くて眠れず睡眠不足を誘引するといった弊害があります。
暖房が使えないときは保温効果の高い上着や毛布、カイロ・湯たんぽ・アルミマットなどを活用して体を温めるようにしましょう。
仮に災害時に避難所に行くときは体育館など足元が冷える場所であることを想定して、防災袋・防寒対策グッズを用意しておきましょう。
冬の災害時・避難時は厚手の靴下やスリッパ、断熱シートなどが役に立ちます。
このように工夫次第で暖かく過ごすことができるため、さまざまな方法を試してみてください。
停電が復旧してすぐにでも使用したいエアコンですが、台風などで停電した場合は注意すべきポイントがあります。
ここからは、エアコン復旧後の注意点をご紹介いたします。
停電すると、エアコンの運転は停止します。
停電復旧後に改めて運転させる必要がありますが、停電した際はエアコンの電源プラグを抜いておいてください。
なぜなら、停電から復旧したときに多くのエアコンを同時に運転すると、ブレーカーが落ちることがあるからです。
電源プラグを抜いておくことで、復旧の際に負荷がかからず、ブレーカーが落ちるという心配もありません。
停電復旧後、まずはリモコンでエアコンの電源を入れてみて、エアコンが動けば問題ありません。
しかし、仮にエアコンが動かない場合は一度エアコンのブレーカーを切って、再度ブレーカーを入れるなど、時間を空けて運転してみてください。
停電が復旧し、エアコンの電源を入れて運転再開したにもかかわらず、空気が冷えない、温まらない場合は室外機に落ち葉や木が詰まっている可能性があります。
仮に落ち葉や木が詰まっている場合は、まず水で汚れを落としてください。
その後、奥に落ち葉などがある場合は、お箸などでつまんで取り除いてください。
ここで注意していただきたいことは、室外機の掃除やゴミを取り除く場合は必ずコンセントを抜いてから作業するということです。 室外機は電気製品なので、掃除をする際は感電のリスクがあります。
また、室外機内部に水が入ると感電や故障の原因になるため、水洗いをする場合は、ホースの水圧を弱めにして直接水がかからないように注意してください。
室外機の左右の面には電子部品があり、背面にはファンモーターなどの水に弱いパーツがあるため、必ず水がかからないようにしましょう。
そして、室外機だけでなく、エアコンの室内機に溜まった水分を外に排出するドレンホースもゴミが詰まっている可能性があります。
ヘドロなどが入っていると水が逆流して、エアコンの室内機から水が漏れ出てくることもあるので、ドレンホースのゴミも除去するようにしましょう。
停電復旧後は室外機やドレンホースのチェックも念入りに行うことが重要です。
台風による強風は、配管を損傷させる可能性があります。
室外機やドレンホースのチェックなどの復旧作業後にエアコンから風が出ていない場合は配管が外れていたり、壊れていたりすることも多いです。
また、エアコン配管の寿命は30年程度と言われており、配管は2種類あります。
冷媒管と呼ばれる室内の熱を外に出す役目のものと、ドレン管と呼ばれる室内機に貯まった水分を外に出す役目のものがあります。
エアコンの配管は、この2種類の配管で室内機と室外機を繋ぐことで使用でき、それぞれ、エアコンを正常に機能するために重要な役割を果たしているのです。
そのため、復旧後は強風などにより配管が破損していないかどうかを点検しましょう。
昨今は、停電時の備えとして蓄電池の導入を検討される方が増えています。
太陽光発電システムも電気代削減や省エネに役立つだけでなく停電時の備えになりますが、太陽光発電と蓄電池を併用することで、停電が長引く場合でも普段通りの生活を続けやすくなります。
蓄電池とは、電気を充電して使いたい時に放電する機器のことであり、太陽光発電で作った電気や安い時間帯の電気を蓄えて使います。
貯めた電気を家電製品に使うことができるため、停電時に電源を確保できる手段としても知られています。
蓄電池にはポータブル蓄電池と定置型家庭用蓄電池の2種類がありますが、停電時に使用することを考えると蓄電容量の大きい定置型家庭用蓄電池がおすすめです。
また、初期費用が多くかかると思われている太陽光発電の設置費用は年々減少しており、2012年には平均46.5万円/kWだった設置費用が2022年に25.9万円/kWまで減少しているなど、導入する際のハードルは大きく下がっています。
設置する蓄電池の必要な容量は、家族構成だけでなくライフスタイルによっても変わります。
そのため、蓄電池の容量を決めるには家電や電気の使用時間から逆算すると良いでしょう。
1日の電気使用量を算出し、必要な容量を逆算するのが効果的で「出力(W)×時間(時間)÷1000=電力量(kWh)」の計算式で求めることができます。
使用量は、
程度が目安となります。
蓄電池の容量を考える際は蓄電池の対応電圧も考慮する必要があり、対応する電圧によっては停電時に一部の家電製品が使用できなくなる可能性があるため、注意が必要です。
エアコンにも100Vと200Vがあるため、蓄電池を検討する際は自宅のエアコンの電圧を調べてから購入しましょう。
以下の記事では、蓄電池の最適な容量について徹底解説しています。ぜひ参考にしてみて下さい。
蓄電池には鉛蓄電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池・NAS電池の4種類があります。
同じ蓄電池でも、用いられている物質や材料によってその特徴は大きく異なり、それぞれに適した用途で使い分けがされているのです。
鉛蓄電池は安価で使用実績が多いことから、 車のバッテリーやフォークリフトの主電源、非常用電源等の幅広い用途で用いられており、過充電に強いことや広い温度範囲で動作するといった特徴があります。
ニッケル水素電池は、乾電池型二次電池やハイブリッドカーの蓄電部として利用されており、過充電・過放電に強く急速充放電が可能です。 リチウムイオン電池は、 モバイル機器のバッテリーや電気自動車のバッテリーで、NAS電池は高エネルギー密度、高効率、長期耐久性がある電池です。
構成材料が資源的に豊富で長寿命であることや充放電の効率が高いため、工場などを中心に普及が進むことが予想されています。
蓄電池の容量の選び方については以下の記事で解説しております
蓄電池に貯めた電気は、どの家電にも使うことができます。
しかし、注意点としては複数の家電を一度に使うことはできないという点と、200Vの家電も使える蓄電池かどうかという点です。 蓄電池は一度に放電できる量が決められているため、放電できる量を超えてしまうと使えなくなってしまいます。
また、自立運転時に100Vの家電しか使えないのか、200Vの家電も使えるのかも事前に調べておく必要があるといえるでしょう。
通常の家電のほとんどが100Vですが、エアコンやIHなどを導入している場合は200Vになっていることもあるので、注意しなければなりません。
他にも電気式床暖房や食器洗い乾燥機、電気温水器、洗濯乾燥機などの大型の電化製品がある場合は、事前に確認しておくと安心です。
蓄電池が200Vに対応していない場合はその家電が使えない可能性があり、停電時にエアコン・洗濯機・IHなどが使えない可能性があります。
停電時にどのくらいの電気が使えるか、どの家電を優先的に使用するかも決めておくと良いでしょう。
以下のリンクよりエコ電気サービスで取り扱っている国内・海外メーカーの主力蓄電池の商品をご覧いただけます。
蓄電池があれば、停電時でも自立運転モードを利用して、エアコンを含む重要な家電製品を動かすことができます。
自立運転モードは、通常の電力供給が途絶えた際に蓄電池から直接電力を家電に供給する機能のことで、停電中でも家庭の中を快適な環境に保つことが可能です。
蓄電池とエアコンの組み合わせは、停電時に電力を供給できる・快適な室内環境を提供するだけではありません。
長期的な視点で見た場合に経済的なメリットも大きく、特に電気代の節約や太陽光発電システムとの連携によって、家庭のエネルギーコストを大幅に削減することが可能です。
エアコンなどの大きな消費電力を持つ家電を使用する際に、蓄電池からの電力を利用することで、ピーク時の電力使用を減らしながら電気代を節約することができます。
また、蓄電池は夜間の低い電気料金で充電し、昼間の高い電気料金時に使用することで、電気代の節約にもつながるでしょう。
さらに、蓄電池の導入は電力使用の安定化にも役立ちます。
停電や電力供給の不安定な状況でも、蓄電池から安定した電力を供給することができるため、エアコンをはじめとする家電製品を安心して使用可能です。
これにより、緊急時や不測の事態においても、生活の質を落とさずに済むという大きなメリットがあります。
蓄電池は太陽光発電と相性が抜群の設備としても知られています。
併用することでそれぞれのデメリットを補いつつ、停電時に安心して電気を使えます。
太陽光発電のデメリットは、夜間や悪天候時などの太陽からの光エネルギーを受けられないときは発電できないことです。
蓄電池のデメリットは単独では発電できず、外部から電力を供給しないと充電できない点が挙げられるでしょう。
日中、太陽光発電で発電した電力の余剰分を蓄電池に貯めておけば、停電が長引いた夜間などでも電力を使えます。
セットで活用すれば効率的にエネルギーを消費できるのが特徴で、太陽光発電を導入していれば停電時にも電気を使えますが、発電可能な時しか使えません。
悪天候時や夜間は発電できないので、停電していれば電気を利用できなくなるでしょう。
そんなときに蓄電池を導入していれば、あらかじめ電気を貯めておくことで太陽光発電が発電できない時間帯にも電力を供給できるのです。
日中に充電して夜間に利用すれば、太陽光発電を単体で運用するケースと比べて長時間電気を使用できるといえるでしょう。
太陽光発電だけでは停電時に使える電力に限りがあるため、蓄電池を併せて設置し、停電時に安定して電力を供給できるようにすれば災害に備えることができます。
以下のリンクからは蓄電池のお役立ち情報をまとめております。こちらもぜひ参考にしてみて下さい。
電力会社によってさまざまなプランがありますが、夜間の電気代の方が日中より安いプランがあります。
しかし、そういったプランは通常の料金プランに比べて、日中の電気料金は割高に設定されています。
そのため、電気代を安くしたい方は、蓄電池と太陽光発電を組み合わせたダブル発電がおすすめです。
ダブル発電とは、太陽光発電と同時に蓄電池や電気自動車を併用する方法です。
太陽光発電の稼働中に家庭で使用する電力を蓄電池で賄うことで、余剰電力が増えて売電量も増えるという仕組みです。
ダブル発電のメリットは、押し上げ効果により売電量が増えることといえるでしょう。
割安な深夜電力を蓄電池に蓄えて日中に放電すれば、太陽光発電で作った電力を多く売電でき、発電した電力を自家消費にも使用する発電に比べて、売電収入が増えることが期待できます。
太陽光発電のみを導入した場合、天気が悪い日は発電量が減ることに加えて、夜間には発電できません。
家庭の電気使用量を太陽光発電で賄えなくなると、不足した電力を電力会社から買電する必要があります。
そのため、安定した自家消費を目指すなら、太陽光発電だけでは不十分といえるでしょう。
蓄電池を導入することで、天候・時間帯によって増加しがちな買電回数を削減でき、電気代を抑えられるでしょう。
以下の記事では蓄電池と太陽光発電を組み合わせる事で家庭の電気代をお安くする方法をご紹介しています。
ぜひ参考にしてみて下さい。
今回は停電でエアコンが使えない時の対策について、ご紹介させていただきました。
台風などの自然災害以外にも、急に停電する事態は起こり得ます。
日々繰り返される暑さの中、市役所が停電してエアコンを使えない状態が約2時間におよび、非常用電源で扇風機を動かしたりして汗だくで業務を続けるというケースも実際に発生しています。
市役所などの複合施設では、建物から建物へ電気を送る際にその間をつなぐブレーカーが何らかの影響で落ちて停電するということもあり得るのです。 万が一の場合でも、「備えあれば患いなし」です。
今回ご紹介させていただいた、エアコンを使用できない時にできる工夫や太陽光発電・蓄電池を使って停電時にエアコンを作動させる方法を知っておくと、安心して過ごせます。
ぜひ緊急時の対応について、事前の対策を検討してみてください。
蓄電池・太陽光発電のお見積りは以下より承っておりますのでお気軽にご連絡下さいませ。