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昨今では太陽光発電が広く普及し、一般家庭においてもそれを設置し、恩恵を得ることが出来るようになっています。
太陽光発電はソーラーパネルに太陽光を当てることにより電力を発生させる技術で、これによって導入した家庭の使用電力の一部をまかなうことができます。
また、太陽光発電は発電した電力の一部を電力会社に売却することも出来るのです。
これにより、単に日常生活で利用する電気をまかなうだけでなく、収入を得ることも可能になります。
さらに、太陽光発電を導入する際に蓄電池を合わせて導入することで発電された電力を無駄にすることなく貯めておき、必要なタイミングで取り出して使うことも可能です。
今回の記事では太陽光発電と日照時間の関係性について解説し、太陽光発電に適した地域についてもランキング形式でご紹介します。
また、太陽光発電の運用に関する情報もご紹介しますので、導入をご検討中の方はぜひ最後までご覧ください。
ここからは日本全国の日照時間のランキングをご紹介します。
日照時間は太陽光発電を効率的に運用するためには非常に重要なポイントです。
日照時間が多い地域で太陽光発電を運用することで、より多くの発電量が見込め、初期投資を回収する上でも有利になることでしょう。
日照時間の観測は全国にある観測地点で1年を通して観測された日照時間をもとに算出されます。
観測地点ごとに日照時間を算出するため、都道府県として順に並べた時には重複が見られることに注意が必要です。
日照時間のランキングを参考にすることでより有効な太陽光発電利用の計画を立てることができるでしょう。
順位 | 都道府県 | 日照時間 |
1位 | 東京都 南鳥島 | 2,865.9 |
2位 | 静岡 磐田 | 2,582.8 |
3位 | 群馬 桐生 | 2,572.5 |
4位 | 群馬 伊勢崎 | 2,564.5 |
5位 | 愛知 南知多 | 2,547.7 |
6位 | 埼玉 熊谷 | 2,545.5 |
7位 | 長野 上田 | 2,544.1 |
8位 | 長野 佐久 | 2,543.1 |
9位 | 山梨 大泉 | 2,534.6 |
10位 | 神奈川 三浦 | 2,533.2 |
11位 | 群馬 上里見 | 2,533.1 |
12位 | 静岡 御前崎 | 2,519.3 |
13位 | 静岡 浜松 | 2,509.1 |
14位 | 長野 立科 | 2,503.5 |
15位 | 茨木 北茨城 | 2,500.6 |
16位 | 群馬 前橋 | 2,497.2 |
愛知 豊橋 | 2,497.2 | |
17位 | 茨木 日立 | 2,492.4 |
18位 | 群馬 館林 | 2,490.0 |
19位 | 長野 東御 | 2,488.6 |
20位 | 愛知 蒲郡 | 2,485.8 |
21位 | 茨木 下館 | 2,484.1 |
山梨 甲府 | 2,484.1 | |
22位 | 福島 小名浜 | 2,483.4 |
23位 | 群馬 沼田 | 2,480.2 |
24位 | 群馬 中之条 | 2,479.6 |
25位 | 千葉 銚子 | 2,478.0 |
26位 | 埼玉 寄居 | 2,476.1 |
27位 | 長野 松本 | 2,471.1 |
28位 | 長野 原村 | 2,470.2 |
2023年の全国日照時間の第1位は東京都の南鳥島です。
そして第2位は静岡県の磐田、第3位が群馬県の桐生、第4位が群馬県の伊勢崎、第5位が愛知県の南知多です。
その後のランキングには第20位まで、埼玉県や長野県、山梨県、神奈川県、茨城県などが入っています。
総じて関東地方や東海地方が日照時間の長い地域だと言うことができるでしょう。
2022年は第1位が同じく東京都の南鳥島、第2位は兵庫県の家島、第3位が長崎県の鰐浦、第4位が兵庫県の明石、第5位が高知県の安芸となっています。
その後のランキングには静岡県や徳島県、広島県、岡山県が入っています。
2022年と2023年のランキングを比較すると、相違点もありますが、東京都や静岡県、愛知県、長野県など、上位に入っている地域が共通しているという特徴もあるのです。
ふたつのランキングで共通して、第1位となっている東京都の南鳥島や比較的高順位にランクインしている静岡県の磐田、愛知県の南知多などは比較的他の地域よりも日照時間が長いとみることができるでしょう。
ここからは太陽光発電と日照時間にどのような関係があるのかということについて解説します。
もちろん、日照時間が長い程、メリットも大きくなりますが、デメリットも生まれてしまうのです。
太陽光発電を運用するためにはこれらの両方を十分に把握しておく必要があると言えます。
太陽光発電は日照時間が長い程より効率的に稼働します。
長時間、日光がソーラーパネルに当たることで発電可能な時間が延びるためです。
そして、日照時間が長い地域で太陽光発電を運用することで1日あたりの発電量が増え、家庭内で使用する電力をより多く供給することができるようになるでしょう。
また、蓄電池を導入しておけば、多くの電力を貯めておくこともできるでしょう。
しかし、一方で日照時間が長い場合にはデメリットも存在し、その代表的なものが、ソーラーパネルの温度が上昇することによる発電効率の低下です。
長時間、ソーラーパネルに日光が当たることでパネル自体の温度も上昇し、負荷がかかることになるのです。
そのため、日照時間の長い地域で太陽光発電を導入する際には高温に強いようなソーラーパネルを導入することが有効でしょう。
太陽光発電には日照時間の長い地域が向いていると言えます。
地域を選ぶ際には気象庁などが発表している日照時間のデータを参考にして日照時間の長い地域を選ぶようにしましょう。
また、そのような地域で太陽光発電を導入する際にはソーラーパネルの反射光などが周囲に悪影響を与えないように事前に調査をすることも重要です。
ここまでで何度もご紹介している日照時間とは、太陽が地上を照らした時間のことを指します。
一方で、日照時間と似た言葉に日射量という言葉があります。
日射量とは単位面積が単位時間に太陽から受けるエネルギーのことを指し、簡単に述べるのであれば、日光の強さと言えるでしょう。
日照時間と日射量は似通った言葉ではありますが、明確な違いがあるのです。
この違いに留意した上で、住む土地を選び、太陽光発電の運用を計画しましょう。
太陽光発電システムの運用には市町村別の日照時間を参照することが有効です。
日照時間は地域ごとのかなりの違いがあるため、お住まいの市町村のデータを入手することでより正確に自らの住まう地域の情報が分かるでしょう。
また、市町村の日照時間のデータから、実際の発電量を計算することもできるため、導入前には実践してみてください。
市町村の日照時間データはインターネットで簡単に入手することができます。
気象庁や日本気象協会が出しているデータを参考にすることでお住まいの地域の正確な日照時間を知ることができるでしょう。
また、このようなデータは過去にさかのぼって調べることもできるため、お住まいの地域の長期間における特性を調べることも可能です。
太陽光パネルを設置することに適した市町村の特徴は日照時間が長く日射量の多い土地です。
具体的には山梨県や長野県などの内陸地域や徳島県や静岡県などの太平洋側の地域が向いていると言えます。
それとは対照的に東北地方をはじめとする積雪の多い地域はあまり向いているとは言えません。
しかし、このような地域においても太陽光パネルの設置角度を工夫することで十分な発電が可能になると言われています。
各市町村の年間日射量が分かれば、発電量を計算することができるのです。
具体的にはシステムの容量と日射量、損失係数を掛け合わせることで一日の発電量が導き出せるのです。
ただし、損失係数とは太陽光パネルが外部からの影響を受けることによって発生するロスのことを指し、およそ0.73であると言われています。
ここからは太陽光発電を運用する際に有効となるシミュレーションをご紹介します。
実際に運用する前にシミュレーションを行うことでどれだけの収支やメリットがあるのかを調べることが可能です。
さらに、発電した電力の一部を売却することで、初期投資がどのように回収できるかも分かります。
太陽光発電シミュレーションではお住まいの地域や屋根の形状、導入する予定の設備の情報を入力します。
これによって年間発電量の予測値や節約できた光熱費が算出されるのです。
このシミュレーションを参考にしながら、削減可能になる電気代や発電できる電気量を予測し、どのようなメリットが得られるかを検討しましょう。
収支シミュレーションでは発電によって得られた収益がどのようになっているかを確認することができます。
この結果を参照しながら、初期投資がどのように回収できるかを予測できます。
その際には4年に1度の点検費用や部品の交換費用も考慮に入れることが重要です。
太陽光発電は導入した家庭で電気代を大きく削減したという実績があります。
また、発電した電力を一部売却することで収入が得られ、初期投資をより早く回収することも可能です。
太陽光発電は長期的に運用することで電気代を削減しながらも初期投資を回収でき、その後には収益を得られるようになると予測できます。
太陽光発電の装置は導入前にしっかりとした確認を行うことが非常に重要です。
太陽光パネルや蓄電池の容量に留意した上で適切なものを選びましょう。
また、設置工事の流れや注意点についてもしっかりと理解しておく必要があります。
太陽光パネルの適切な容量はそこに住まう人数によって左右されますが、一般的には4kWから8kW程度であることが多いとされています。
例えば4.5kWの容量であれば1日で14.5kW程度の発電量が見込めるため、4人家族が利用する1日分に近い電力を生み出せることにるのです。
蓄電池に関しては最も標準的な容量は7kWとされています。
この容量であれば十分な量の電力を貯めておくことができ、最大量の電力が満ちていれば、非常用の電力としても有効に利用することができるでしょう。
太陽光発電の導入にはいくつかのステップがあります。
契約後にまず開始されるのは足場工事です。
太陽光発電設置には高所での作業が伴うため、スムーズにそれが行えるように足場を組む必要があるのです。
それが済めば太陽光パネルやパワーコンディショナ、蓄電池などの設備を設置します。
その後、試運転を行い、問題がないようであれば足場を解体して一連の工事が終了します。
これらの工事に取り掛かる前には、工事の期間や費用について詳細な情報を聞いておき、認識の相違がないようにしておき事が重要です。
太陽光発電は季節や天候によって発電量が大きく左右されるということに注意する必要があります。
一般的に日照時間の短くなる季節は発電量が低くなるとされています。
また、地域によっては雪が長く降る時期もあるため、地域ごとの特性も加味して発電量を予測することも必要です。
太陽光発電は導入することによるメリットが非常に大きいことで知られていますが、デメリットも存在します。
導入の際にはこれらを両方とも理解した上で決断することが必要です。
また、太陽光発電が向いている地域とそうでない地域があることも考慮に入れることが重要です。
太陽光発電のメリットとしては環境に配慮した生活が可能になるということが挙げられます。
生活で消費する一部の電力を太陽子発電でまかなうことで、火力発電に頼らない生活が可能になり、結果的に環境に良い生活ができるのです。
また、消費する電力の一部を発電できることにより、電気代が安くなると言うこともメリットのひとつです。
さらに、余剰電力を売却することで収入が得られると言う点も太陽光発電の魅力だと言えるでしょう。
それ以外のメリットとして、蓄電池を一緒に導入することで非常用の電源として利用できると言う点があります。
蓄電池に十分な電力を蓄えておくことで災害が起き、停電したとしても、復旧までの電力として蓄電池を利用することができます。
このように太陽光発電は導入することで環境面や経済面だけでなく、様々なメリットを得ることができるのです。
太陽光発電を導入するデメリットとして最も大きいのが多額の初期費用がかかるということが挙げられます。
太陽光発電はパネルの容量や規模によって大きく変わりますが、ほとんどの場合、100万円以上は必要となります。
さらに蓄電池も一緒に導入するとなれば別途100万円程度が必要となるのです。
このように高額な初期費用は太陽光発電導入の際のデメリットであると言わざるを得ません。
しかし、太陽光発電を導入する際には長期的な視点を持つことが重要であるため、初期費用のみに注意を向けるのは賢明ではありません。
導入後の発電量や売電収入を考慮して初期費用を回収できるような計画を長期的に立てることが重要なのです。
そうすることで太陽光発電導入へのハードルは大きく下がることでしょう。
既に少しご紹介しているように、太陽光発電には不向きな地域が存在します。
一般的に太陽光発電は1年を通して日照時間が長く、高温になり過ぎない地域が向いているとされます。
そしてこのような条件に該当しない場所では十分な発電量が見込めず、導入には向いていないとされているのです。
また、ソーラーパネルは屋根に設置することが多いため、積雪が予想されるような地域も導入には向いていないと言えます。
しかし、このような地域であっても太陽光発電を導入し、十分な発電量を確保することも可能です。
太陽光発電導入の際には事前に業者に相談することが重要です。
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ここからは太陽光発電に関係する法律についてご紹介します。
太陽光発電には導入する際や運用の際に気をつけておくべき法律や規約があるのです。
それらに留意した上で太陽光発電を利用しましょう。
太陽光発電システムの設置に関する法律として最も重要なのは電気事業法です。
一般用とされる10kW未満のものについては各種届出は不要ですが、少々大きな10kW以上のものを導入する際には使用前検査の届け出をしなければなりません。
10kW以上の太陽光発電システムを導入する際には届け出を行うことを忘れないようにしましょう。
発電量や収支に関する知っておくべき規約のひとつにFIT制度があります。
FIT制度は再生可能エネルギーの普及を目的として定められた制度で、太陽光発電によって得られた電力を一定期間、比較的高価な金額で電力会社が買い取ってくれるというものです。
この制度により、導入から10年間は一定金額で買い取ってもらえるため、売電収入が上がると見込めます。
ただし、その期間を過ぎれば収入が減少することが予想されるため、この制度を理解した上で、FIT期間を過ぎた後の運用を計画する必要があるのです。
以下の記事ではFIT制度について詳しく解説しています。FIT制度を詳しく知りたい方は一読してみて下さい。
太陽光発電を導入する際に提供した個人情報やプライバシーは厳重に管理されます。
たいていの場合、個人情報は個人を特定できない状態にした情報で管理されます。
太陽光発電導入の際には個人情報とプライバシーに過度に不安を抱く必要はありません。
ここからは太陽光発電の市場が2023年になってどのような動きをしているのかということについて解説します。
太陽光発電は一般的に普及するようになってから徐々にその市場を拡大してきました。
そして、それが今後どのような動きを見せるかを知ることでよりお得に太陽光発電を導入することができるでしょう。
2022年の時点で2023年の太陽光発電導入容量は5000MWを超えると予想されています。
また、日本は2021年に導入容量実績ではアメリカに次ぐ、世界第3位にランクインしています。
このことから、日本の太陽光発電市場は世界的に見てもかなり大きなものになっていると言えるでしょう。
太陽光発電市場は2023年以降も徐々に拡大されると予測されますが、契約形態が変化するとみられています。
具体的には需要者が施設の屋根や敷地を電力販売会社に提供し、無料で太陽光発電の設備を設置し、使った分の電気料金だけを電力販売会社に支払う契約が増えると見込まれているのです。
PPAと呼ばれているこの契約形態は導入資金がほとんどかからないことがメリットとして挙げられますが契約の形態をきちんと理解しておくことが重要です。
太陽光発電に関する研究は日々進められており、新しい技術が次々と生まれています。
例えば、現在、超薄型の太陽電池が開発されており、この研究が進めば、これまで設置できなかったような場所にもソーラーパネルを設置することができるようになるでしょう。
このような研究の結果として、より幅広い人々に太陽光発電導入の可能性が生まれ業界全体が盛り上がると期待されます。
最後に太陽光発電に関する各種費用について解説します。
太陽光発電は導入の際だけでなく、運用にも費用が掛かります。
これらのコストを把握した上で長期的な視野を持って運用計画を立てることが必要とされるのです。
太陽光発電導入に関わる費用は初期費用と設置費用に分けられるのです。
設置費用とはパネル費や架台費、パワーコンディショナ費を合計したもので、1kWあたり、40万円程度とされています。
そこに工事費や諸経費を加え、初期費用は1kWあたり50万円程度と算出で来ます。
これはあくまでも1kWあたりの金額であるため、仮に4kWの太陽光発電システムを導入する際には200万円程の初期費用が発生すると言う点に注意が必要です。
太陽光発電には初期費用や設置費用以外にも運用に関する費用がかかるのです。
太陽光発電は家庭用であっても4年に1回のメンテナンスが義務付けられており、その費用は1回あたり3万円程度とされています。
また、システムの一部が故障した時には修理費用が発生し、破損したものを廃棄する際にも別途費用がかかります。
ソーラーパネルやパワーコンディショナの寿命は20年から30年と言われているため、その周期で修理費用や廃棄費用をはじめとする運用費用が発生すると言えるでしょう。
太陽光発電の恩恵をどれ程得られているかは費用対効果を計算することで把握できます。
費用対効果は売電収入と削減できた電気代を足したものを設置費用とランニングコストを足したもので割って得られます。
この値が1よりも大きければメリットを十分に受けられており、1を下回るようであれば、コストの方が大きくなってしまっていると判断できるのです。
太陽光発電は導入にかかる費用が高額であるため、一定の周期で費用対効果を調べておくことが非常に重要です。
計算式でメリットの大きさを判断しながらより効率的に太陽光発電を利用しましょう。
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