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蓄電池はうるさい?運転時の騒音レベルと設置場所を解説

蓄電池はうるさい?運転時の騒音レベルと設置場所を解説

屋外に蓄電池を設置したいけど、お隣さんに迷惑じゃないか……
屋内に設置するけど、夜中に気にならないか……といったお問い合わせをいくつかお寄せいただきました。

“デシベル(dB)”……騒音レベルを表す単位として、蓄電池の運転音を表す際に用いられています。蓄電池以外にも大型家電など様々な物に使用されているので、ご存知の方も多いかと思います。しかし、蓄電池で最も多い40dB以下は実際どれくらいの音なのか、ご存知でしょうか?

今回は騒音レベルを表すデシベルの解説と、設置場所による騒音問題についてお話していきます。

蓄電池とは

蓄電池とは

蓄電池とは電力会社から購入した電気や太陽光発電で発電した電気を充電し、貯めておくことができる設備です。

蓄電池に貯めた電気は昼間や夜間、停電時など必要な時に放電して使用できます。

特に太陽光発電やエコキュートと相性がよく、太陽光発電で発電した電気を貯めて夜間に使用したり、深夜の割安になった電気を貯めておいて、逆に電気代が割高になった昼間に使用するなどして活用可能です。

近年では太陽光発電の余剰電力買取制度(FIT)の期間が満了し売電単価が安くなることに加え、電気代の高騰も手伝って自家発電・自家消費に切り替えるために蓄電池を導入するご家庭が急増しています。

また、大容量の蓄電池であれば1日分以上の電気を貯められることから台風などの自然災害に伴う停電時の非常用電源としても人気です。

一部のハウスメーカーでは新築時に太陽光発電と一緒に蓄電池も設置できるところもあり、今後ますます導入されるご家庭は増えていくでしょう。

蓄電池について、こちらの記事で詳しく解説しています。

蓄電池を導入するメリット・デメリット

蓄電池のメリット

蓄電池を導入するメリットには以下の4つがあります。

蓄電池のメリットについては、こちらの記事もご覧ください。

蓄電池を導入するデメリット

蓄電池を導入するデメリットには以下の3つがあります。

蓄電池のデメリットはこちらの記事でも詳しく解説しています。

蓄電池の適正価格

蓄電池の導入を考えているのなら必ず知っておきたいのが適正価格です。

この適正価格を把握していないと悪徳業者に騙されてしまうこともあります。

蓄電容量1kWhあたり約15万円前後~20万円が適正価格

蓄電池の適正価格は容量1kWhあたり約15万前後~20万円です。

1kWhあたり20万円以上の高額な見積もりや、反対に10万円などの格安の見積もりを出してくる業者はお断りしましょう。

格安の業者もお断りするのは工事の質が悪い可能性が高いからです。

安物買いの銭失いにならないよう、気をつけましょう。

蓄電池の適正価格についてこちらの記事でより詳しい解説を行っています。

蓄電池のカタログにもある”デシベル”とは

デシベルは音響や電気、光学など様々な分野で使用されている単位ですが、ここでは音響に対してのデシベルを表しています。

音の大きさ(音圧)や騒音レベルを表す単位で、0dBを基準とし数値が大きくなるほど音が大きくなります。下記の表①のように、音の大きさが10倍になる度に20dBずつ上がっていきます。

倍率デシベル
1倍0dB
2倍6dB
3倍10dB
10倍20dB
100倍40dB
1,000倍60dB
10,000倍80dB
100,000倍100dB
1,000,000倍120dB

デシベルとは、大きな音を表す際に桁数を少なくするために考えられた単位なのです。

蓄電池で多い40dB以下とは

蓄電池で多い40dB以下とは

デシベル早見表

表②では、デシベルごとの感じ方や具体例をまとめています。

騒音レベル感じ方具体例影響
120dB極めてうるさいジェットエンジンの近く聴覚機能の異常をきたす
110dB自動車のクラクション
100dB電車が通る時のガード下
90dB防犯ブザーうるさくて我慢できない
80dB麻雀牌をかき混ぜる音
70dBうるさい電話のベルかなりの大声を出さないと会話ができない
60dB騒音を無視できない普通の会話、掃除機大声を出さないと会話ができない
50dB騒音だと感じる家庭用エアコンの室外機大きく聞こえる
40dB静か図書館会話に支障はないが聞こえる
30dBささやき声非常に小さく聞こえる
20dB極めて静か時計の秒針ほとんど聞こえない
10dB無音感蝶の羽ばたき聞こえる音の限界付近
0dB基準音、最小可聴域聞こえる音の限界

表①と照らし合わせると、図書館の中でのおしゃべりは周りの10倍の音を出してしまっている、ということになります。蓄電池の運転音は40dB以下、つまり「図書館内に設置しても気にならない程度の音」なのです。

50dB以上の音から騒音だと感じ始め、85dB以上の音を継続的に聞いていると、難聴などのトラブルの要因となります。

音の発生源からの距離とデシベルの減衰

音の発生源からの距離とデシベルの減衰

騒音レベルを確かめる場合には、専用の測定機を使用します。その際、音の発生源からの距離によってデシベルは上下します。スピーカーの目の前で音楽を聴くのと、離れて聴くのとでは目の前で聴いた方がよく聴こえますよね。

蓄電池の騒音レベルを測定する際にはほとんどの場合、蓄電池の正面1mの距離から測定しています。表③では、距離による騒音レベルの減衰量をまとめています。
※実際の減衰率の算出には専門的な計算が必要であり、下記表は一般的な目安となります。

距離減衰量
2m6dB
4m12dB
8m18dB
16m24dB
32m30dB
64m36dB
128m42dB

上記のように、発生源からの距離が倍になる度、6dB、つまり1/2ずつ減衰していきます。また、表には記載しておりませんが、50m地点では34dB、100m地点では40dB減衰しています。

まとめ 蓄電池の設置場所と騒音問題

最後になりましたが、お問い合わせがあった蓄電池の設置場所と騒音問題に話を戻します。前述したように、蓄電池自体の運転音が静かなこと、距離によって音は減衰すること、加えて障害物による音の減衰を踏まえると、基本的に屋外に設置しても近隣住宅への影響はほとんどありません。

屋内設置についても同様でほとんど気になることはありませんが、1ヶ所だけ設置をおすすめしない場所があります。

もうお気づきでしょうか? そう、寝室です。

寝室は距離や障害物による音の減衰が無いので、蓄電池がいくら静かだといえ就寝時には気になってしまうことでしょう。蓄電池を屋内に設置する際には、なるべく寝室から離れた場所に設置するのがおすすめです。

蓄電池駆け込み寺ではお客様のご自宅に合わせて最適な蓄電池、最適な設置場所をご提案しています。

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