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ロシア・ウクライナ侵略などの世界情勢を背景として、世界の燃料・エネルギーの価格が上昇しエネルギーの9割を輸入に頼っている日本でも大きな影響が出ています。
電気代・ガス代は高止まりしている状況です。政府は家計への負担軽減のため、2024年4月使用分まで電気代・ガス代の値下げ措置を実施しています。
この事業は経済産業省の資源エネルギー庁が行っています。
各家庭の毎月の使用電気量・ガス使用料を含めて補助金を毎月の請求額から割引する形で実施しているものです。その為、国民一人ひとりが手続きすることなく直接的に料金負担を軽減する事が出来ています。
このページでは、電気代・ガス代の補助額を確認出来るだけではなく、各ご家庭の電気代の削減方法もわかりやすくご紹介していますのでぜひ参考にしてみて下さい。
ウクライナ・ロシアの侵略による世界情勢の悪化は日本のエネルギー価格の上昇につながっています。大手電力10社のうち7社が電気料金を大幅値上げ。平均15〜39%という衝撃的な値上げ幅は、家計に大きな打撃を与えています。
今回政府が実施している「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の詳細を以下にまとめました。
1㎥あたり15円を値引き
(例)月40㎥使用の場合
15円×40㎥ = 600円割引
2024年4月使用分まで(2024年5月は激変緩和の幅を縮小する予定です)
それでは「電気・ガス価格激変緩和対策事業」はどのような仕組みで値下げされているのでしょうか。その仕組みを詳しく解説します。
結論からお伝えすると、電気や都市ガスを利用する全家庭で、値引きを受ける為に面倒な手続きなどは一切必要ありません。
毎月の電気料金から自動的に割引が行われています。
電力や都市ガスの小売業者は、家庭や企業に対して、毎月の料金を使用量に応じて値引きする制度を導入しています。
この値引きは、2023年1月以降の使用量(つまり2月以降の請求分)に適用されます。
この情報は請求書、検針票、ウェブ明細、または電力・都市ガス会社のウェブサイトで確認することができます。
各家庭の電気代は1kWhあたり3.5円の割引。電力をたくさん使用する企業などは1kWhあたり1.8円の割引となっています。また都市ガス代金は月間使用料1000万㎥未満の家庭や企業などは1㎥あたり15円の割引となっています。
また経済産業省 資源エネルギー庁のサイトでは、各ご家庭での電気代ガス代の月々の値引き額の計算が可能です。
上記画像出典: 経済産業省 資源エネルギー庁 ホームページより引用
上記の価格での値引きは2024年春4月使用分までとなっています。まだ発表はされていませんが、2024年5月以降は割引率が下がると予想されています。
こちらの最新情報が入り次第こちらのページでご紹介させていただきます。
それではここからは家庭の電気代などの光熱費を削減する方法をご紹介いたします。意識していただくだけでも電気代削減につなげる事が出来ますのでぜひ実践してみて下さい。
エアコンの設定温度を見直すことで、電力消費を削減し、省エネ効果を実感できます。
特に夏季は、室内温度を25〜28度程度に設定することで快適な室内環境を保ちながらも、電力使用量を抑えることができます。
また、冬季には1℃下げることで約5~10%の節約に繋がります快適な温度を保ちつつも電力消費を削減できます。
さらに、エアコンの使用状況や居室ごとの設定温度を見直し、必要最低限の冷房・暖房を行うことで、無駄な電力の浪費を防ぎましょう。
電気代を削減するためには、こまめに電源を切ることが重要です。特に不要な電化製品やライトは使用していないときには電源を切りましょう。
スタンバイモードにしておくと電力を消費するので、完全に電源を切ることが効果的です。
また、充電が完了したら充電器のコンセントから抜く、電気ポットや電子レンジなどの加熱機器は、必要な時間だけ使って必要以上に使わないなど、無駄な電力消費を避けるよう心がけましょう。
これらの簡単な習慣が、電気代の節約につながります。
省エネ家電を使用することで、電気代を削減できます。省エネ家電は、同じ性能を持ちながら消費する電力が少ないため、長期的に見て節約効果が期待できます。
例えば、LED電球や省エネ冷蔵庫、エコモード付きのエアコンなどを導入することで、効率的な電力利用が可能です。
また、家電の買い替えの際には、エネルギー消費効率の高い製品を選ぶことで、節約効果を最大限に引き出すことができます。
さらに、家電の使い方やメンテナンス方法を正しく理解し、効率的な運用を心がけることも重要です。
シャワー時間を短くすることは、水と熱水の使用量を減らし、それによってエネルギーや水道料金を節約するために効果的です。以下は、シャワー時間を短縮するためのいくつかの方法です。
節水型のシャワーヘッドを取り付けることで、同じ水圧で水量を減らすことができます。
シャワーの時間を制限するために、タイマーを使って予め決めた時間内でシャワーを浴びるようにします。
シャンプーやボディーソープをシャワー内に事前に用意しておくことで、シャワーを素早く済ませることができます。
シャンプーやボディーソープを使っている間や、髪を洗っている間など、シャワーを使わない時には止水するようにします。
これらの方法を実践することで、シャワー時間を短縮し、節水とエネルギーの節約につなげることができます。
その他にも様々な節約方法があります。以下の節約方法をあわせて実践していただく事で、電気代の節約・水道光熱費の節約につなげる事が可能です。
家の窓やドア、壁、屋根などの断熱性を向上させることで、冷暖房効果を高めることができます。結果として、エネルギー使用量が削減されます。
家電製品を使う際には、効率的な使用方法を心がけましょう。たとえば、洗濯機や食器洗い機を満杯にして使用する、冷蔵庫の設定温度を適切に保つなどです。
歯を磨くときや食器を洗うときなど、水を使う場面で節水を心がけましょう。また、水漏れを修理するなどして無駄な水の浪費を防ぎます。
様々な電気代削減方法をご紹介させていただきましたが、一番直結して電気代を削減出来るのは蓄電池・太陽光発電を組み合わせて自宅に設置する事です。
蓄電池とは、自宅に設置して電力を貯めておく事が出来る充電バッテリーです。
電気代の安い夜間帯に電気を蓄電池に送電し貯めておけるので、貯めておいた電力を電気代の高い昼間に使用可能になりその結果、電気削減に繋がります。
また、太陽光発電システムを併用する事で太陽の照っている時間帯に太陽光パネルを通して自宅で電気を発電し、余剰電力を蓄電池に貯めるという事も可能になります。自宅で電気を作り蓄電池に貯める事が出来るので、電力会社から電気を買うのが最小限になります。
その結果、大幅な電気代削減につなげる事が出来るのです。
以下の記事では、蓄電池・太陽光発電について詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみて下さい。
電気やガスの会社を比較する際には、以下のポイントを考慮して賢く節約することができます
各会社の料金プランを比較し、自分の使用パターンに最適なプランを選択します。定額料金や時間帯別料金など、さまざまなプランがありますので、自分の生活スタイルに合ったものを選びましょう。
各会社が提供する割引やキャンペーンを活用することで、料金を削減することができます。新規契約者向けの特典や、複数商品を同時に契約することで得られる割引などを確認しましょう。
料金だけでなく、会社のサービスの品質や信頼性も比較のポイントです。停電時の対応やカスタマーサポートの充実度など、会社の信頼性を確認してから選択しましょう。
契約条件と解約料
契約条件や解約料についても注意深く確認しましょう。契約期間や自動更新の有無、解約時の手数料などを把握しておくことで、将来的なトラブルを回避できます。
エコ対応の推進
エコ志向の電気・ガス会社を選ぶことで、環境に配慮したサービスを受けることができます。再生可能エネルギーの利用や省エネ対策の推進など、会社のエコ活動に注目しましょう。
各電力会社のホームページなどでは、電気代節約のシミュレーションなども行う事が出来ます。事前シミュレーションで比較検討すると良いでしょう。
今回は、政府が行っている電気代・ガス代の補助金事業「電気・ガス価格激変緩和対策事業」について詳しく解説させていただきました。
「電気・ガス価格激変緩和対策補助金事業」は2024年春まで電気料金を各家庭1kWhあたり3.5円/kwhの割引。都市ガスは15円/㎥の割引を申請なしで受けれるという特別対応措置です。
2024年5月からの事業内容についてはまだ発表されていない為、以下の関連ページの定期的なチェックをおすすめします。
エコ電気サービス株式会社はエコ商品を中心に取り扱いしています。蓄電池・太陽光発電・エコキュートをご自宅に導入する事で大幅に電気代を削減する事が出来ます。弊社サイトで各商品について詳しくご紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。