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核家族と呼ばれる比較的人数が少ない3人家族の方でも、近年の電気代高騰化によって電気代が家計を圧迫しているご家庭が少なくないかと思います。
電気代は大幅に削減することはできませんが、節約方法を考えることで少しずつ抑えることが可能です。
そこで今回の記事では、3人家族の平均的な電気代や電気代節約術をいくつかご紹介させていただきますので、電気代を抑えたい方はぜひ参考にしてみてください。
まずは、基本的な3人家族の電気代についてご紹介します。
電気代の相場を知ることで、現在の電気代が高いのか安いのかを判断することができます。
仮に平均的な相場よりも電気代が高い場合、節約の方法を考えることが大切です。
総務省によると、3人家族の平均電気代は1ヶ月あたり10,655円(2021年のデータ)です。
これはあくまで平均電気代の金額であり、月毎・季節毎によって電気代には特徴的な変化があります。
例えば、1年のうちで最も電気代が高いのは、冬場の1〜3月です。
暖房器具を使用する時間が長かったり、日照時間が短いことで照明を点ける時間が長かったりするため、他の月よりも平均で1.2倍程度高くなります。
全国家庭電気製品公正取引協議会が新電力料金目安単価として提示している単価は、1kWhあたり平均31円です。
この単価で電気代を計算することで、おおよその電気代を推測することが可能です。
ちなみに、3人家族の1ヶ月あたりの平均電気使用量は、一戸建てで約386kWhといわれています。
電気料金を正しく理解するためにも、キロワット時(kWh)や契約アンペアを理解しておくことが重要です。
まず、電気使用量を表す単位としてkWhがありますが、これは「〇時間電気を使用した時の消費量」を指しています。
各電力会社で、1kWh毎の単価が設定されています。
また、契約アンペアは各家庭で使用できるアンペア数の上限で、例えば30Aで契約をしている場合は、1度に30Aまで電気を使用することが可能です。
基本的には、契約しているアンペア数に応じて基本料金が決められています。
ここからは、電気代を効果的に削減する方法についてご紹介します。
電気使用量を減らすことで電気代は安くなりますが、日常生活を送る上では削減し切れない部分もあります。
ここからは、電気を賢く使用することでより効果的に節電できるコツをご紹介いたしますので、チェックしてみてください。
電気代に関係する用語として節電と省エネは頻繁に使われますが、この2用語は似ているようで、実は大きな違いがあります。
節電は電気の使用量を極力抑え、特にピーク時間帯に発電所の供給を上回らないようにすることです。
そして省エネとは、快適性を確保しつつ電気使用量を把握しながら、環境面に配慮した対策を行うことです。
家庭でできる簡単な節約術としては、気温に応じて服装で体温を調整したり、窓の開閉で空気を入れ替えたりするなどの対策があります。
家電製品の中でも特に電気使用量が多いものとして、エアコン(暖房)があります。
体調のためにも、エアコンの使用を完全に無くすことは好ましくありませんが、少しのポイントで電気代を節約することができます。
まず、室温が20度になるように設定しましょう。
設定温度を高くするほど消費電力も大きくなるので、なるべく温度は高くし過ぎないようにするのがポイントです。
また、エアコンで室温を上げても、ガラス窓1枚では暖かい空気が外に漏れてしまうので、窓に断熱シートを貼ることで空気が漏れるのを防ぎましょう。
時代の流れと共に在宅時間が増えた昨今、電気使用量も次第に増加してきました。
電気使用量が増加すると、もちろん電気代も上がっていくため、こまめに電力管理を行うことが節約にとって重要なポイントになります。
現在の電気使用量・電気代を把握し、仮に平均電気代よりも高ければ、節約を検討してみてください。
電気代を節約するには、最適な電力会社とプランを選び、最適な内容で契約をすることが重要です。
数年前までは大手電力会社と契約しているご家庭が数多く存在しましたが、新電力会社が生まれたことにより、契約を見直しているご家庭も多くなりました。
そこでここからは、新電力会社やお得なプランなどについてご紹介します。
2016年から一般家庭にも適用となった電力自由化では、従来の大手電力会社だけでなく、新電力会社とも契約を結べるようになりました。
地域・使用電力量によって金額差はありますが、契約内容次第ではこれまでよりも電気代が安くなる可能性があります。
電力会社の切り替えを検討されている方は、各電力会社で公開されているシミュレーションを使用して、電気代の試算をしてみてください。
電力プランにはいくつかの種類がありますが、中でも市場連動型プランは節約可能性が高いプランとして有名です。
市場連動型プランは、市場の価格変動に応じて単価が決まる方式です。
世間の需要と供給のバランスに従って、30分毎に単価が変動します。
つまり、需要が低い時間帯には単価が安くなりやすいため、その時間帯を狙って電気を使用することで、節約できる可能性があります。
実は、地域によって電気料金の相場は異なっています。
全国の中でも特に高いのは北陸地方や北海道、そして安いのは沖縄です。
寒さが厳しく、冬季が長い地域では電気代が高くなりやすいです。
そして、年間を通して日照時間が長く、温暖な気候を維持している地域は比較的電気代が安い傾向にあります。
適切な契約内容で電気を使用するためにも、まずは日頃の電気使用量を把握した上で、契約アンペア数が多すぎず少なすぎないラインを狙いましょう。
光熱費の節約や火災の危険性を考慮して、近年ではオール電化に切り替えているご家庭も多くなりました。
オール電化とは、自宅で使用しているエネルギーを、全て電気でまかなえるようにしているシステムのことです。
エネルギーを電気に1本化することで、ガスの契約が不要になり、節約効果を如実に感じられます。
ここからは、3人家族でオール電化に切り替える場合のポイントなどをご紹介いたします。
結論から申し上げると、オール電化の方が光熱費がお得になる可能性が高いです。
電気とガスを併用している場合、それぞれの契約で基本料金が必要になりますが、オール電化の場合はガスの基本料金がかかりません。
つまり、ガスの基本料金分は必ずお得に使用できます。
また、電気代は夜間の方が安く利用できるプランが多いので、生活サイクルによっては、夜間に電気の使用を多くすることで節約することも可能です。
オール電化の場合は電気使用量が必然的に増加するので、さらに節約をするためには電気使用量を抑制することが重要です。
例えば、ソーラーパネルを設置すれば、日中に発電をして夜間にその電気を使用することで節約できます。
また、窓・床・天井などの断熱性能を高めることで、エアコンで暖めた空気が漏れにくくなり、エアコンの使用時間を減らすことが可能です。
オール電化に切り替えていく際には、省エネ家電を選ぶのがおすすめです。
省エネ家電は消費電力が少なく、エネルギー効率が高いので、より便利で節約しながら使用することができます。
家庭の中でも特に電気使用量が多い、エアコン・冷蔵庫・液晶テレビなどはぜひ検討してみてください。
ライフスタイルの変化などに伴って、電力会社の切り替えやリフォームなどを検討されるご家庭も多いと思います。
より快適に節約をしていくためにも、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
ここからは、電力会社の見直しやリフォームにおいて重要なポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
契約アンペアは、アンペア数が大きくなるほど、料金が高くなります。
使用電力量が少ないのにも関わらず契約アンペア数が大きいと、大幅に損をしている可能性があります。
そのため、まず1年のうちで最も電気を使用するときの電気量を想定し、その数値に合わせたアンペア数で契約をすることが重要です。
契約アンペア数の変更次第では、大幅に電気代を節約できる場合もあります。
自宅のリフォームを検討されている場合、床・壁・天井などに断熱材を設置してみてください。
断熱材があると、室内の空気が外に漏れにくくなるので、エアコンで暖めた空気が長時間持続します。
その結果、エアコンを使用する時間を短くすることもできるため、節電につながります。
リフォームに伴って家電製品の買い替えを検討している場合、よりお得に購入することができるタイミングがいくつかあります。
例えば、9月の中間決算や3月の年度決算の時期には、売上を伸ばすためにセールが行われることが多いです。
また、新商品が出るタイミングでは、その1~2ヶ月前から旧モデルの値下がりが始まることもあります。
日常生活の中で、こまめに省エネを意識した行動をすることで、電気代を節約することができます。
簡単に実践できることも多いため、少しでも節約をしたい方は、ぜひこれから紹介するポイントを意識してみてください。
省エネを実施するための最も効果的な方法として、省エネ家電を導入することが挙げられます。
省エネ家電を選ぶ際には、まず省エネルギーラベル・統一省エネラベル・簡易版統一省エネラベル、という3つのラベルがあるかどうかを確認しましょう。
これらのラベルがあれば、その商品は省エネ効果をもたらす製品であると判断できます。
また、最新の低消費電力製品の中には、年間消費電力の約80%以上を削減できるLEDランプや、AI機能によって効率的に室内温度を調整できるエアコンなどが登場しています。
生活に欠かせないと言っても過言ではないエアコンですが、正しく使用することでより効果的に室内温度を調整することができます。
例えば、冷房の場合はまず換気をして室内の熱を逃がしてからエアコンをつけましょう。
そして、エアコンと扇風機やサーキュレーターなどを併用して、冷風を室内にすばやく行きわたるようにするのもポイントです。
また、過ごしやすい時間帯は可能な限りエアコンをOFFにしておくことも、忘れないようにしましょう。
ほぼ毎日行う洗濯と料理でも、家電製品の使い方を見直すと節約できる可能性があります。
例えば、洗濯ではなるべくまとめ洗いをしたり、お急ぎコースを選んだり、電気代の安い時間帯に洗濯をしたりするのが効果的です。
また、料理では電子レンジを使用する時に食材を均等に並べたり、熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れたり、炊飯器を使用しない時にコンセントを抜いたりするのがポイントです。
電力会社によっては、電気と水道・ガスをセットで契約することで、さらにお得になる可能性があります。
ここからは、電気とその他サービスでセット契約をするメリットなどをご紹介します。
特に新電力会社はセット契約プランが用意されていることが多いため、大手電力会社から乗り換えを検討されている方は、事前にチェックしておきましょう。
電気と水道・ガスをセットで契約するメリットは、まず支払い先を1本化できるという点です。
支払い先が同じであれば、引き落とし先の口座が1つにまとまり、請求書も1枚に収まります。
そして、光熱費の管理も分かりやすくなるので、家計管理が非常に楽になります。
また、セット割が設けられている会社の場合は、さらなる節約が可能です。
ただし、地域や住宅状況によっては、切り替えが困難な可能性もあります。
会社によって供給エリアは異なっているため、事前に居住地域が対象か否かを確認しておきましょう。
各電力会社では、期間限定のキャンペーンなどを行っている場合があります。
不定期であるケースが多いため、一概に共通しているキャンペーンはありませんが、こまめに電力会社のホームページをチェックしておくことをおすすめします。
特に年間でも電気代が上がりやすい冬場は、キャンペーンなどを利用してお得に電気を使用しましょう。
新電力会社においても、お得に電気を利用できるキャンペーンがいくつか実施されています。
例えば、Looopでんきの場合はLooop電気専用アプリをダウンロード・ログインすることで、電気代が100円値引きされるキャンペーンを実施中です。
また、auでんきの場合は新規申し込みで6,000円相当をau PAY残高に還元するキャンペーンや、電気料金の支払いをau PAYカードに設定すると最大で10,000Pontaポイントが貰えるキャンペーンなどを行っています。
キャンペーンは期間限定であったり、内容が変化したりする可能性もあるので、事前にホームページで最新情報を確認しておくことをおすすめします。
近年、ますます電気代は高騰し続けており、光熱費が家計を圧迫しているご家庭も少なくないと思います。
ここからは、電気代が高騰している理由やご家庭で行える対策についてご紹介します。
電気代が高騰している背景を知ることで、より効果的な対策を実施できるようになるでしょう。
電気代が高騰している原因はいくつかありますが、まず燃料価格が高騰していることが挙げられます。
燃料価格とは、発電する時に必要な石炭・天然ガス・原油などの価格のことで、これらが高騰すると電気代も高騰する傾向にあります。
また、再生可能エネルギーの導入が進みつつありますが、その導入には莫大な初期費用が必要なので、再生可能エネルギーが普及するほど電気代が上がっている状況です。
電気代は急激に安くなる可能性は低いですが、省エネ性能が高い電化製品を使用したり、電力会社を切り替えたりすることで、電気代の見直しを図ることはできます。
電気料金が値上げされている要因には、上記のような燃料価格の高騰、再生可能エネルギー普及に伴うコスト、そして国内の電力供給不足などがあります。
重大な要因である燃料価格の高騰に関しては、世界情勢の影響が大きく絡んでおり、エネルギーの約9割を輸入している日本にとっては、非常に大きな痛手です。
そのため、電気代を節約したい場合には、現状よりも安価な電力会社に乗り換える手段が非常に効果的だと考えられます。
電力会社を乗り換えるタイミングとしては、引っ越しを検討しているタイミングや、家族構成が変動するタイミングなどがおすすめです。
電気代を見直す際には、家族のライフスタイルを考慮することが非常に重要です。
例えば、活動時間が日中から夜間に変化した場合、時間帯によって電気代が変わるプランもあるので、夜間料金が安いプランで契約をしておくとお得です。
また、世帯人数が減少した場合、電気使用量も必然的に減少するため、契約アンペア数を見直すことも重要になります。
日本には四季があるため、季節毎の気候変化が電力使用量に影響をもたらしています。
そのため、電気代が高い時期に節電対策を行うことが、年間の電気代を大幅に削減できる結果に結びつきます。
夏・冬に効果的な節電対策や家電製品の最適な管理方法などについてご紹介しますので、参考にしてみてください。
1年のうちでも電気代が上がりやすい夏と冬には、特に冷暖房器具の節電対策を行うことが重要です。
例えば夏の場合、電気代が最も高い時間帯は午後なので、午後は外出をして極力エアコンを使用しないようにするのがおすすめです。
また、設定温度を1度下げるだけでも電気使用量は増加するので、26〜28℃あたりが推奨されています。
そして冬場の場合は、エアコンの設定温度を高くし過ぎないことがポイントです。
目安としては、20℃が推奨されています。
電気代を月別に比較すると、最も平均が高いのは1〜3月の冬場です。
室内の空気を暖める際に、非常に多くのエネルギーを必要とすることが理由です。
また、全国の電気代を比較しても、冬季が長い北陸や北海道の電気代は高い傾向にあります。
そのため、冬場の節電対策をしっかりと行うことが、家計の光熱費に大きく影響するといえるでしょう。
夏・冬に快適に室内で過ごすためには、エアコンでの気温調整だけでなく、加湿器・除湿器を使用した湿度調整も重要です。
気温が高くなると湿度が低くなり、気温が低くなると湿度が上がるため、加湿器・除湿器で湿度を調整することで過ごしやすい環境になります。
また、適切な湿度は肌トラブルやウイルスの活性化なども予防できるので、エアコン・加湿器・除湿器を併用してみましょう。
蓄電池や太陽光発電の導入は、家庭や企業の電気代を大幅に削減する最良の方法です。
太陽光発電は無料の太陽エネルギーを利用し、日中に発電した電力を蓄電池に貯めることで、夜間や天候の悪い日でも安定した電力供給が可能です。
これにより、電力会社から購入する電力の量を減らし、電気代を削減できます。
また、再生可能エネルギーを活用することで、環境への負担も軽減され、持続可能な社会の実現にも貢献します。
エコ電気サービス株式会社では、お客様のご自宅に合わせて蓄電池と太陽光発電の設置をサポートしております。
蓄電池・太陽光発電の見積もり・ご相談は無料で行っております。お気軽にお問い合わせ下さいませ。