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鳥取市にて施工を行った、太陽光発電システムを蓄電池の施工事例をご紹介致します!今回工事させていただくお家は、築年数約15年の瓦屋根のお宅です。災害時の備えとして太陽光発電と蓄電池を検討されていたところ、当社にご連絡をいただきました。
こちらのお屋根は切妻屋根で、瓦・防水シートともに大きな損傷や劣化は見受けられず、良い状態でした。屋根裏に雨漏れ跡もなく、問題なくパネル設置工事を行える状態でした。また、屋内の電気工事おいても、隠蔽配線ができる造りで、仕上がりもすっきり納まりそうです。
現地調査の結果、設置上の問題もなく、ご提案の金額にもご納得いただくことができました。調査後に工事のお申込みをいただきましたら、その場で工事日を設定致します。
基本的に、屋根工事と電気工事は同時並行で行います。まずはパネルを設置する屋根工事からご紹介しましょう。
初めに、架台を支える支持点がどこに位置するのかを確認するため墨出しを行い、瓦をめくっていきます。めくった箇所には補強版を取り付け、防水処理を施します。
『墨出し』って?…… 工事に必要な線や形、寸法を表示することです。墨つぼを用いることから『墨出し』と言われています。これに沿って設置作業を行うため、失敗が許されない大切な工程です。
その後、瓦に穴を開けて元の場所に戻していきます。今度は瓦の表面にも防水処理を施していきます。
架台を支持点の上に載せて、配線を架台の上に仮固定していきます。最後にパネルを設置すれば屋根工事は完了です。当日は晴天に恵まれ、屋根の作業時間は約6時間でした。
続いて電気工事を見ていきましょう。
パワーステーション(パワステ)の設置場所が決まったら、パワステの背板を取り付けます。今回はなるべく露出する部分を少なめに……とのご要望でしたので、位置はやや高めに設置していきます。パナソニックのパワステSは、本体の裏側からの入線が可能です。そのため外観も非常にスッキリと仕上がります。
パワステ本体を背板に引っ掛け、配線を接続すればパワステの取り付けは完了です。
さて、お次は蓄電池の設置です。こちらのお家の場合、蓄電池の設置場所はパワステの真裏にある洗面所でした。配線距離も3~4mと短く済み、設置は30分ほどで完了することができました。
電気工事は配線の距離やお家の造りによって施工時間が大きく変わるポイントです。今回のお家は非常に施工のしやすいお宅でした。
分電盤付近にブレーカーなどの機器を取り付けます。こちらもパワステから2mほどの距離でしたので、入線時もスムーズで午前中に作業が完了しました。フリーボックスの高さや厚みがほぼ同じで、見た目もきれいに仕上がりました。
最後にモニターを取り付けて、試運転を開始します。エラーの表示はなく、順調に運転していることが確認できました。(モニタの青い部分は剥がせる保護シートです。)
これで無事すべての工程が完了しました。工事完了後には、「この蓄電池を普段使いすれば電気代も安くなるんですね!さらに停電時も安心!」とお喜びいただけました。
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