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さいたま市見沼区在住のお客様より、今大好評の蓄電池『田淵電機 EIBS7』の設置工事をご依頼いただきました。既に太陽光発電システムを導入されているお家での設置工事です。蓄電池の導入でお悩みの方は是非参考にしてください！
工事の内容や所要時間はお家の造りやメーカーによっても様々です。配線方法や機器までの距離、隠蔽配線か露出配線か……前もっての打ち合わせが大切です。
今回のお客様は、パナソニック製の太陽光発電システムを約6年使用されていました。不具合や故障もなく、正常に稼働している状態です。
まずは、モジュール・パワーコンディショナ・接続箱の型番や回路数を確認していきます。モジュールの型番によっては設置不可となるメーカーもあるため、しっかりと確認する必要があります。
続いて、今回工事を行う蓄電池とパワーコンディショナの設置場所を確認します。ここで重要なのが、”搬入経路が確保できるかどうか”です。
設置スペースにゆとりがあっても、そこまで運ぶ通り道がないと施工することができません。お客様が希望する場所に設置できるよう最善を尽くしますが、施工上どうしても困難な場合には設置場所を再検討いただく場合がございます。後々トラブルにならないよう、しっかりと打ち合わせさせていただきます。今回は、無事お客様のご希望通り設置ができそうです。
屋外での確認事項をチェックし終えたら、次は屋内で電気に関する事柄を確認していきます。
まずは現在お使いの契約ブレーカーを確認します。100A以上のブレーカーを使用していると、全負荷型蓄電池でバックアップができないので、見落とさないようにしなければいけません。
配線ルートの確認も非常に重要です。ほとんどのお客様が隠蔽配線をご希望されますが、天井裏にスペースがない場合などにはやむを得ず露出配線となる可能性もあります。隠蔽配線が可能かどうかを確認し、しっかりとお客様に報告させていただきます。
今回の工事では、蓄電池の設置場所の裏にちょうど分電盤があり、非常に作業のし易い造りのお家でした。お客様のご希望通りの工事ができそうで一安心です。事前の現地調査は1時間程度で終わります。
工事当日は朝の9時より作業を開始します。
はじめに、パワーコンディショナ(パワコン)の設置工事を行います。取り付け位置と配線ルートを改めてお客様に確認してから作業に取り掛かります。EIBS7は、パワコン付近が必ず露出配線になってしまうので、外観を考慮して作業を行います。
配管は外壁の色に合わせたものを使用します。パワコン内部は誤配線に気を付けながら接続作業を行っていきます。
パワコンの設置を終えたら、続いて蓄電池を設置していきます。蓄電池は重量が130kgほどありますが、障害物もなく道路からの距離が5mほどだったので、安全に運ぶことができました。蓄電池の取り付けは、配線の接続も合わせて15分程度で完了します。
屋外の工事に並行し、屋内での作業も行っていきます。EIBS7の場合、屋内に取り付ける機器は以下の3点です。
パワコンや既存の分電盤から延びる配線を新しい機器に接続していきます。数十分ほどの停電作業もありますので、作業に入る前には事前にお客様に報告させていただきます。
屋内・屋外での作業がそれぞれ完了したら、試運転を開始します。モニタをチェックし、エラーもなく正常に運転していることが確認できました。EIBS7は、お客様のスマートフォンアプからも運転状況を確認することができます。
午後3時にすべての作業が完了しました。搬入や配線が用意な邸宅だったこともあり、短時間で竣工することができました。搬入経路や配線ルート次第では、朝から作業を始めて午後6時ほどまでかかる場合もございます。
最後にお客様へ機器の説明をさせていただき、蓄電池やパワコンの外観に問題がないか最終確認をして完工です。1日で工事が終わったことや、近隣の方へご迷惑をかけることなく無事工事が終わったことにご安心いただきました。迅速で丁寧な工事ができるよう、今後も心掛けて参ります！
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