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どこが最適?エコキュートの設置場所と注意点 | 狭いスペースでも置けるタンク、あります

設置するにあたってまず考えなくてはならないのが、機器の設置場所です。エコキュートはヒートポンプと貯湯タンクの2つのユニットから成り、ガス給湯器に比べ、設置に必要なスペースがかなり大きくなってしまいます。

より省エネになる場所はどこか、これだけのスペースで設置できるエコキュートはあるのか、注意するべき点は何か……お客様から設置場所について様々なご相談を受けることもあります。

今回はそんなエコキュートの最適な設置場所と、設置場所を決める際の注意点に注目していきます。

省エネを考慮した場所に設置する

エコキュートを設置するのに最適なのは、一番よく使う水栓にできる限り近い場所です。これはガス給湯器と同じで、温かいお湯が最短距離で使用場所に流れるようにさせるためです。

例えばキッチンと逆の方角にエコキュートを設置すると、その分温かいお湯がキッチンに流れ着くまで時間がかかってしまいます。省エネだけでなく、快適さの観点でも重要なポイントです。

もしもご自宅のお風呂とキッチンが別の方角にあるなら、ライフスタイルに合わせてどちらを優先したいかを選んでください。

エコキュート設置場所の注意点

設置できるスペースがあるからここで決まり!と即決する前に、設置に際して注意すべきポイントを押さえておいてください。近隣への配慮なしにエコキュートを設置してしまうと、思わぬトラブルに繋がってしまう可能性があるんです。

低周波による騒音問題について

エコキュートが原因となる近隣トラブルのうち、もっとも問題視されるのが騒音問題です。

ヒートポンプユニットは、運転時に「ヴーン」と鈍く低い音を発します。低周波が生じる乗り物や機械は至る所で使われていますが、様々な音が飛び交う日中にはそうした低い音が気になってストレスになることはあまりありません。

しかし、エコキュートは主に電気料金の安い深夜の静まった環境下で稼働するため、敏感な方はこの運転音だけを感じ取ってしまうことがあるのです。

かといって、太陽光を併用しているお家を除き、エコキュートを電気料金の高い昼間に動かすわけにもいきません。こうした理由から、設置場所には注意が必要なんです。

低周波の感じ方は人それぞれです。同じ低周波を聞いても何も気にならない人もいれば、まともに寝付けないほどの健康被害が出てしまう人もいます。設置場所を決める前に、そのすぐ隣が寝室でないかをお隣の方に事前に確認しておくと安心です。

こうした低周波による被害については、十数年前に一時報道されたこともあり、広く認知されるようになりました。

冷風問題について

エコキュートを原因とした近隣トラブルは、騒音問題だけではありません。

ヒートポンプユニットは、大気の熱を汲み上げてお湯をあたためる働きをします。ヒートポンプ内に取り込まれた空気は、熱を奪われた状態で放出されます。その温度は外気よりもマイナス5〜10℃冷たくなっています。

このとき、冷気が放出される方向がどこを向いているか、エアコンの室外機と同じように、設置の際に注意しておく必要があります。もしもお隣のお家の通気口や換気扇に直撃するような場所だったなら、ヒートポンプが原因でお隣のお家の室温を下げてしまい、トラブルになることも考えられます。

また、植物への影響も考えられます。寒さに弱い植物であれば、近くに設置してしまうとすぐに萎れてしまう可能性があります。後から置いたエコキュートが原因でお隣のお家の植木を枯らしてしまった……なんてことにならないよう、設置する角度や距離に気をつけてあげてください。

狭いスペースでも置けるタンク

住宅が密集する地域の場合、エコキュートを置きたくてもスペースが足りず、過去にやむなく設置を諦めたという方もいるのではないでしょうか。

また、先ほど挙げた近隣のお家への影響を考慮すると、想定していた場所に置けずやはり設置できる場所がなくなってしまったということあるでしょう。

ですが、諦めるのはまだ早いかもしれません。最新のエコキュートには、各社から「薄型タイプ」や「スリムタイプ」が販売されています。もっとも一般的な角型タイプのタンクを置くスペースがないという場合は、参考にしてください。

薄型タイプの特徴

薄型タンクはその名の通りタンクが薄く、容量の大きいモデルではその分横幅が広いつくりになっています。犬走りの上など、細いスペースにも置けることが特徴です。

角型エコキュート(370L〜460L)の奥行きが650〜730mm程度であるのに対し、薄型エコキュートは同じタンク容量でおおよそ430〜440mmにまで薄く設計されています。

薄型タイプの例パナソニックWシリーズ、 三菱Aシリーズ370L/430L、 ダイキン薄型シリーズ

コンパクトタイプの特徴

タテ・ヨコ・奥行のすべてをコンパクトにしたサイズ感のタンクが特徴です。マンションなどのワンルームや少人数世帯向けに広く普及させることを目指してつくられたエコキュートで、「エコキュートライト」「ネオキュート」と呼ばれることもあります。

タンク容量は180〜200Lと、1人暮らし〜お湯をあまり使わない4人家族を想定したコンパクトな仕様です。

コンパクトタイプの例パナソニックVシリーズ、 三菱Aシリーズ200L/180L

ローボディタイプの特徴

ローボディタイプは、角型エコキュートと底の面積こそ同じですが、タンクの高さが低めにつくられているのが特徴です。出窓や装飾物など、設置場所の高さに問題がある場合に候補にしたいエコキュートです。

ただし背が低い分容量はあまり大きくありません。300L程度の控えめな容量なので、お湯をたくさん使いたいという方には不向きなタイプです。

ローボディタイプの例パナソニックCシリーズ、 三菱Aシリーズ200L/180L

エコキュートの設置場所と注意点 まとめ

ここまでエコキュートに最適な設置場所と、設置場所を決める際の注意点、そして狭いスペースにおすすめのエコキュートについて紹介してきました。

エコキュートの設置場所は、以下の点に注意しておくとよいでしょう。

エコキュートはその経済性や、ガス給湯器よりもかなり大きなスペースを必要とすることからも、「省エネ効率の良い場所」「設置できる広さがあるか」に意識を向けてしまい、運転させてからの近隣への影響を見落としてしまいがちです。また、事前にこうした案内をしてくれない不親切な販売店・工事店もあります。

不要なトラブルを避けるためにも、エコキュートに設置には信頼のできる販売工事店選びが大切です。

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